6EW7は1960年代初頭ごろに、テレビ受像機の垂直偏向出力用として開発された傍熱3極×2の複合管。低μの電圧増幅Unitと最大プレート損失10Wの電力増幅Unitを、GT管サイズのガラス管に封入したものですが、MT9ピン用のソケットがそのまま使えます。
手元に2本しかないので偶然かも知れませんが、実測してみると直線性は意外といいですし、諸特性もバラつきの大きいテレビ球とは思えないほどよく揃ってました。
【データシート値】
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6EW7 |
U2=①~③ |
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バルブ 形状 |
9T9 |
ユニット |
傍熱3極+傍熱3極 |
ヒーター |
6.3V/0.9A |
U2 最大プレート電圧 |
330V |
U2 最大プレート損失 |
10W |
U2の
A1級動作例 |
Ep |
150V |
Eg1 |
-17.5V |
Ib0 |
45mA |
rp |
800Ω |
μ |
6 |
gm |
7.5 |
備考(データ元) |
RCA、SYLVANIA |
【実測値】 ※3定数(μ、rp、gm)は、上記動作例付近の数値
① 東芝 6EW7 (その1) |
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<実測値> |
ヒーター |
6.3V/1.06A |
μ |
5.14 |
rp |
697Ω |
gm |
7.37 |
<コメント> |
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② 東芝 6EW7 (その2) |
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<実測値> |
ヒーター |
6.3V/1.05A |
μ |
5.13 |
rp |
681Ω |
gm |
7.54 |
<コメント> |
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