6F6(3結) の特性実測データ

 
 




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 6F6は、1930年代に開発された傍熱5極のST管「42」の特性をそっくり受け継いだUSベースのメタル管。特性的にはどうってこともない球ですが、1940年代後半にオーケストラの生演奏とのすり替え実験で話題を集めたオルソン・アンプの出力段にこの球が3結パラレルPPとして使われたことで注目され、自作派の間では今なお根強い人気があるようです。

 実測したのはCOLOMOR(英国)ブランドの4本のみですが、特性は非常によく揃っていて、ほぼデータシート通りの結果が得られました。これに比べ、42は特性のバラつきがかなり大きいように思います。



 【データシート値(3結)】

   6F6  
バルブ 形状 Metal
 ユニット  傍熱5極
 ヒーター  6.3V/0.7A
最大プレート電圧  350V 
最大プレート+g2損失  10W
3結 動作例
 Ep  250V
 Eg1  -20V
 Ib0  31mA
 rp  2.6kΩ
 μ 6.8
 gm  2.60
 備考(データ元) RCA、TUNG-SOL   TUNG-SOL(1943年)


 【3結 実測値】   ※3定数(μ、rp、gm)は、上記動作例付近の数値


  COLOMOR 6F6 (その1)
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.71A
μ 6.82
rp 2.64kΩ
gm 2.58
<コメント> 最もデータシートに近い特性。


  COLOMOR 6F6 (その2)
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.72A
μ 6.86
rp 2.60kΩ
gm 2.64
<コメント>  


  COLOMOR 6F6 (その3)
 <実測値> ヒーター 6.3V/0.72A
μ 6.46
rp 2.63kΩ
gm 2.46
<コメント>  μとgmがやや小さい。


  COLOMOR 6F6 (その4)
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.71A
μ 6.98
rp 2.67kΩ
gm 2.61
<コメント>  


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