UY-76 の実測データ


 



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 76は1930年代に米国で開発された初期の傍熱管の一つ。日本でも間もなく、頭に「UY」の記号を付けた同規格球が生まれ、少なくとも1960年代までは生産されていたようです。

 データシートにあるEp-Ip特性は、傍熱管とは思えないほどの優れた直線性を誇ってますが、実測結果も一部の個体を除いてそれを裏付けるものでした。



 【データシート値】

   UY-76    
バルブ 形状  ST-12(ダルマ)
 ユニット  傍熱3極
 ヒーター  6.3V/0.3A
最大プレート電圧  250V 
最大プレート損失  1.4W
 動作例  Ep  250V
 Eg1  -13.5V
 Ib0  5mA
 rp  9.5kΩ
 μ  13.8
 gm  1.45
 備考(データ元) RCA、TUNG-SOL


 【実測値】   ※3定数(μ、rp、gm)は、上記動作例付近の数値


   マツダ UY-76 (その1)
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.30A
μ 13.74
rp 9.80k
gm 1.40
<コメント>  


 ② マツダ UY-76 (その2)
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.29A
μ 13.57
rp 10.20k
gm 1.33
<コメント>  


  マツダ UY-76 (その3)
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.29A
μ 13.31
rp 9.54k
gm 1.39
<コメント>  


  マツダ UY-76 (その4)
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.29A
μ 14.94
rp 9.77k
gm 1.53
<コメント>  


  Elevam UY-76
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.31A
μ 12.88
rp 8.79k
gm 1.47
<コメント>  


  日立 UY-76
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.30A
μ 13.62
rp 11.00k
gm 1.24
<コメント>  


  BEST UY-76
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.32A
μ 12.82
rp 9.39k
gm 1.37
<コメント>  


 
 <実測値>  フィラメント
μ
rp
gm
<コメント>  



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