CV1198(AC/P4) の実測データ

 
 




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 AC/P4は英国で1930年代後半に、CRT(ブラウン管)の走査回路用に開発されたスリムで高耐圧の傍熱3極管。これの軍用球がCV1198のようで、ヒーター電流が若干違うだけで形状や特性は全く同じです。

 データシートは簡素なものしかなく、Ep-Ip特性やオーディオ用の動作例は見当たりません。実測してみると、直線性は同じ傍熱3極管の76にはやや劣るものの良好なうえ、シングル動作で1.4W程度(プレート負荷7kΩ)のパワーが得られるなどなかなか魅力的な欧州古典球です。



 【データシート値】

   CV1198(AC/P4)

 
 
 ユニット  傍熱3極
ソケット  UF5ピン
 ヒーター(AC/P4)  4V/1.0A
ヒーター(CV1198)  4V/1.1A
最大プレート電圧  700V 
最大プレート損失  6W(推定)
 μ (Ep=100V,Eg=0V) 20 
 rp (Ep=100V,Eg=0V)  2.8kΩ
 gm (Ep=100V,Eg=0V)  7.0
 備考(データ元) MAZDA他


 【実測値】   ※3定数(μ、rp、gm)は、A級増幅での動作基点付近(270V,20mA)の数値


  CV1198 (その1)
 <実測値>  ヒーター 4V/1.08A
μ 21.86
rp 3.05k
gm 7.17
<コメント>  5本の中で最もいい感じ。


  CV1198 (その4)
 <実測値>  ヒーター 4V/1.13A
μ 23.77
rp 3.34k
gm 7.10
<コメント>  


  CV1198 (その3)
 <実測値>  ヒーター 4V/1.14A
μ 22.93
rp 3.75k
gm 6.13
<コメント>  


  CV1198 (その5)
 <実測値>  ヒーター 4V/1.16A
μ 19.72
rp 3.37k
gm 5.86
<コメント>  



⑤ CV1198 (その2)
 <実測値>  ヒーター 4V/1.14A
μ 23.02
rp 4.05k
gm 5.70
<コメント>  全体に内部抵抗が高く、バイ
アスが深くなると立ち上がりが
極端に悪くなって歪みが増えて
しまう。



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