葉香製茶 基本方針  →TOP
農薬・化学肥料を一切使いません。    
山を切り開き茶樹を植えていることで、自然とは言い難い状態ですが、
それでも自然に生きている大小微様々な生き物と共存していこうとすること。
 
それは、縄文期から連綿と受け継がれる日本農耕の基本理念です。
 
生き物と共存する為に、そして人間にとっても毒を撒かない為に、
農薬は一切使わず茶を育てているのです。
 
我が家の茶園では、自然界の生き物が食物連鎖の循環を自然と回してくれます
この調和の取れた茶園は、病気にも虫にも強く、大きな被害を受けません。
 
人の手が入るのは「茶樹以外の植物を抜き取る」−いわゆる草取り、草引き、除草。
引き抜いた草は、
茶園周囲の草や低木も一緒に畝間に敷き込んで緑肥・堆肥にします。
これも茶園の中の循環です。
 
この手間だけで、お茶は自然の許すままに生きていきます。
たまに蒟蒻芋や菜の花が畝間に生えていますが、ご愛敬です。
 
そして、その調和を崩さない程度の有機肥料を与えて、
人の口にちょっとおいしく育てる。
 
それが我が家の身体にすーっと馴染む、香りと味のお茶です。
 
 
ですから、有機JAS認証は取りません
数十種類の農薬が使用許可されており、無農薬の認証ではないからです。
自然のまま、昔ながらの農耕を−。
お茶本来の「透明な山吹色」を維持します。
地味に滋味を貫きます。

 

 

 
 発酵中の有機肥料です。
 バッタも居ます。