・そこで、毎週日曜日の SCNetのロールコールのタイミングを利用させてもらい、ダイヤル表示と、各局のSSBの
 受信周波数を視ることに。
趣味の修理

先日来、使っているこのトランシーバーですが、Fズレの指摘があり、Ritで合わせると、かなりズレている。

①.

・クリスタルを2個のポジスターで抱き合わせ。

・本体底、外側から「内部空調」のファンを回す。

・カバー(スピーカの反対側)を外すと、右手前に
 上の写真の部分が現れる。
・薄い板金の上蓋を、上にコジて開けると、
 矢印のコイルが現れる。

・コイルの中のフェライトコアが壊れ動かなくなった。

6. IC-706S Fズレの対策・調整。

そこで、ネットで調べたりするが、立派な測定器を使っての調整しか出てこない。

だた、機器の何処が調整箇所なのかが解って、トライすることに。

・・・・適切な測定器もなく、周波数カウンターが在っても、測定する端子も見当たらず・・・・。

・コイルAケースの天面に、M3樹脂ナットを接着。
 そこにM3x8ホロビスで微調整するようにした。

・後日、を切断し、出力側に周波数カウンターを接続、60MHzに合わせる作業をしました。
 Hz単位まで合わせたが、実際の他局とのキャリブレを診ると、やはり「」のトリマーで合わせる必要があった。

5VFAN+12VFAN

③. コイルA加工+FANモーター追加による対策。

・受信しながら、コイルB を少し回転すると、少し受信周波数が変化する。

コイルA

・②の対策でも、まだ20~30Hzぐらいの変化する。

・次に受信しながら、コイルA を少し回転すると、大きく受信周波数が変化した。

・上記5VFANに加え、12VFANを追加しました。

★結果:各局のレポートから、Fズレはなくなったと。これで安心

修理成功!

結果
は、約±20Hzの
下への変化。

・先の対策①.では、内部温度の上昇/経過によって、約100HzぐらいのFズレが起こる。

・ネットで調べると、色々と対策記事が掲載され、またOMのFATさんより、詳細対策・データも頂戴した。

X'tal

★先ずは成功。

・そこで、FATさんの対策を真似て実施したいと考え、

1.ポジスター:村田の PTFL04BC471Q2N34B0 2個使う。 (モノタロウで、5個¥429)

2.ファンモーター:手持ちの、厚さ:約8mm、径:約8cm 12V仕様。(抵抗で落とし静かに)

・144MHzSSBで
 Fズレの推移を視る。

FANモーター

②. ポジスター+FANモーターによる対策。

内部

・ポジスターには、
 DC12Vを印加。
   約40mA。

色んな修理を試みようと!
 出来るか? それとも?