先日来、使っているこのトランシーバーですが、Fズレの指摘があり、Ritで合わせると、かなりズレている。
①.
・クリスタルを2個のポジスターで抱き合わせ。
・本体底、外側から「内部空調」のファンを回す。
・コイルの中のフェライトコアが壊れ動かなくなった。
そこで、ネットで調べたりするが、立派な測定器を使っての調整しか出てこない。
だた、機器の何処が調整箇所なのかが解って、トライすることに。
・・・・適切な測定器もなく、周波数カウンターが在っても、測定する端子も見当たらず・・・・。
・コイルAケースの天面に、M3樹脂ナットを接着。
そこにM3x8ホロビスで微調整するようにした。
・後日、C部を切断し、出力側に周波数カウンターを接続、60MHzに合わせる作業をしました。
Hz単位まで合わせたが、実際の他局とのキャリブレを診ると、やはり「B」のトリマーで合わせる必要があった。
5VFAN+12VFAN
C↓
X
前
→
・受信しながら、コイルB を少し回転すると、少し受信周波数が変化する。
コイルA
・②の対策でも、まだ20~30Hzぐらいの変化する。
↓
・次に受信しながら、コイルA を少し回転すると、大きく受信周波数が変化した。
・上記5VFANに加え、12VFANを追加しました。
★結果:各局のレポートから、Fズレはなくなったと。これで安心
修理成功!
A
B
結果
は、約±20Hzの
下への変化。
・先の対策①.では、内部温度の上昇/経過によって、約100HzぐらいのFズレが起こる。
・ネットで調べると、色々と対策記事が掲載され、またOMのFATさんより、詳細対策・データも頂戴した。
X'tal
★先ずは成功。
・そこで、FATさんの対策を真似て実施したいと考え、
1.ポジスター:村田の PTFL04BC471Q2N34B0 2個使う。 (モノタロウで、5個¥429)
2.ファンモーター:手持ちの、厚さ:約8mm、径:約8cm 12V仕様。(抵抗で落とし静かに)
・144MHzSSBで
Fズレの推移を視る。
FANモーター
②. ポジスター+FANモーターによる対策。
内部
・ポジスターには、
DC12Vを印加。
約40mA。