2004年より働き続けたが、ローターの摩耗も大きくなり、
A.無断変速プーリーへの改造
・重要なスプリングですが、モーター側の1個は既成のものを流用するとして、もう1個のエンジン側の
スプリングを色々探してみましたが適当なものがなく、入手できた既成のものを加工することにしました。
・入手できた既成の左側のものを
ガスコンロで赤く熱し、さまして
焼きなましをする。
・柔らかくなったスプリングを
プライヤーで徐々に径を大きく
広げる。
・ある程度、形を整えた状態で
またコンロで熱する。
・今度は水で瞬間に冷やして
焼き入れをする。
(オイル冷却が良いと思うが
水冷では材質はもろくなる。)
既成のスプリング
入手できた
既成のもの
↓
手作りで
加工したもの
↓
↓
モーター駆動部分は、プーリー・Vベルトに依ってエンジン回転力を補助していますが、
エンジン回転が遅い時、アクセルを踏みモーターに電圧が掛ると、負荷が大きく、大電流が流れます。
そのため、アクセルを放した蛇行運転時や駐車中のソーラーでのバッテリー充電が間に合わない。
バッテリーも弱ったため、軽用のバッテリーに
換え、後部荷台に移動しました。
助手席下に置いていたコントロール部を作った
箱に入れ、コンソール部に置きました。
そこで、スクーター等の「無段変速プーリー」に変更を試みます。
ベルト幅:22.5mm。
周長:885mm。
←スプリング
↑
モーター負荷が小さくなった時。
(即ち、エンジン回転Highの時)
このプーリーが
↓方向に押さた状態。
モーター負荷が大きい時。
(即ち、初速エンジン回転Lowの時)
「無段変速プーリーでの駆動」に変更
当初の「プーリーでの駆動」
さても、こんなに苦労して来たが、
肝心の「省エネ」=燃費がどれだけ
良くなったのか…。
いまだに正確な値は見えていない。
まさに、マスターベーション!!
ベルトのしなやかさ、
断面の角度も重要なはず…?
もって、A.A師匠の顔を思い浮かべながらも、カット・アンド・トライで臨むしかない。
しかし、本当は「スプリング」の力の設定が非常に重要であるはず…。
ベルトのテンション、即ちトルクによって、プーリーを押し広げようとする力は、強くても弱くてもいけない。
力学的に、ベクトルを計算し、スプリング力を決めなければならないが、今の自分には、そんな解析能力はない…。
↓CD入れに変更
⇒
・線径:2mm。φ
・径:約25mmφ
・荷重:約2kg/mm
・色々、不明な難問を抱えながら、得意(?)のカット・アンド・トライで進めるしかない…!
ベルトは、先のVベルトから、今回の無段変速プーリーにしたことから、ベルトの周長も変わり、
オークションで適当な単車のベルトを入手しました。
・しかし周長が短く、結局使用出来ず、勿体ないことをしました。 代用でA36のVベルトを使用。