西安の旅('06.8.10〜11)と北京('06.8.16)

二日目:興慶宮公園(阿倍仲麻呂)・・陜西歴史博物館・碑林博物館など

「奈良の三笠山…」望郷の歌に心を打たれる。
また中国の人の日本人への尊敬の念も…。

 博物館 ↓大雁塔

1.今回の旅のスケジュール

故宮:肝心の博物館は工事中…。

 今回もフライトの手配を、アトラスの横井さんにお世話になりました!
・8月 9日(水) CA-928  関空発14:00 北京着16:00
         CA-1205 北京発19:50 西安着21:30

・8月10日(木) 西安現地ツアー(兵馬俑・秦陵・華清池・大雁塔など)
・8月11日(金) 同 ツアー(陜西歴史博物館・碑林博物館・興慶宮公園など)
         CZ-6896 西安発20:15 敦煌着22:40
・8月12日(土) 敦煌 (雅丹・玉門関・陽関・漢時代の長城跡見学)
・8月13日(日) 敦煌 結婚式 (夜はご家族からの接待)
・8月14日(月) 敦煌 (莫高窟・月牙泉&鳴砂山・ラクダに乗る)
・8月15日(火) CA-1228 敦煌発11:05 北京着13:40
         北京雑技団鑑賞17:15 (ホテル着が遅れキャンセル)
・8月16日(水) 北京現地ツアー(天安門広場・故宮・万里の長城など)

・8月17日(木) CA-927 北京発 9:20 関空着13:00

阿倍仲麻呂の記念碑

西安碑林

・境内には、多くの石碑に多
 くの書が刻まれていて、
 それに墨を塗り紙に写し
 とっている。
・ここでは、これら保存のた
 めの作業も行われていて
 お土産ものの利益を保存
 費用に当てられていると
 聞き、思わず「硯石」を買
 った次第。
・碑文に墨をスタンプの様
 な袋で塗り、それを紙に
 写しとる。 中央部分に「
 
温故知新」の文字。

長城の上から。
 遠くに紫禁城が→

↓万里の長城へは、
  今はコースターで
  200m上まで行ける。
  往復60元。

←こうした城壁が
 四方にあるようだ。

北宋元祐二年(西暦1087年)に建てられて以来、現在に至るまで900年以上の歴史を持っている。収蔵物は、漢代より現代
に至るまでの石碑、○誌銘3000点余りがある。(中略)  我が国、古代の書道芸術の宝庫と称される。(後略)

北京原人。
もちろんレプリカだが。

古代文字。アルファベットの原型も?

高松塚古墳の壁画
の原画のよう…。

しかしまぁ、115万年前から数百年前まで、
よくも出土したもんだ!

・歴史で聞いてはいたが、李白との深い交友を思わせ、碑文が
 左右に刻まれていた。
・日本への望郷の思いから帰国を試みたが、嵐で漂流し、ベトナム
 に漂着。
 また中国にもどり、結局中国で亡くなった、と。

・よくまぁ見つけ掘り当てたもの! 現在3つの展示館にわけて出土品を観ることができました。
・左の館の奥行き230mも! 2000年前に既に金属が使われていたなんて、日本では縄文時代もまだ始っていない…。
 秦の始皇帝のすごさを想い…。

天安門広場

2.西安観光兵馬俑・秦陵・華清池・大雁塔など

・楊貴妃の温泉保養地だって!
 よくもまぁ贅を尽くして暮らしたもの。
・向い側には、いくつもの温泉施設があった。
 それも階級毎に湯の流れも分けられてあった。

←長城の上から見た紫禁城。
  車で移動する途上で、
  この門をくぐる。

↑掘り当た井戸

            万里の長城→
登り下り、暑さでヘトヘトになりながら
引きも切らず観光客の列。

←シルクロード
 スタート〜西へ

明の十三陵↑
は、疲れて車窓から…。

・まずは故宮へ。しかし殆どの「殿」が補修工事で幕が張られて外観も観ることが出来ず…。
 でも大和殿のみ内部を覗き見ることができました。
 しかし、その広大さに感嘆しきり。(自分は三度目。弟は約30年前に来たらしい。)

長城西門

○夜遅くの飛行機で西安に着き、最初のトラブル。 ワイフのトランクが出て来ない! 
 慣れない言葉で係員に届けを出す。でも空港にはもう誰もいない…。ホウホウの体でホテルへ。
○翌日、現地ツアーで案内してくれた美人の田 燕明さん。
 トランクのことを言うと、懸命に何度も空港と連絡をとって下さり、とうとう一日目の夜に、ホテルまで届きました!
○西安出発の便が遅いこともあり、急遽二日目もツアーを。
 快く引き受けてもらい、夜遅くまでアレンジして頂きました。

華清池

・唐代に、玄奘三蔵がインドから多数の経典を持ち帰り、645年に帰国し、大慈恩寺で、数百
 人の高僧や学者を集めて、経典の漢訳に当たった。
・こうして訳出された経典は75部1335巻におよび、ここに中国における仏教経典の新訳が
 完成した。
・これらの経典を収蔵するために652年、大慈恩寺の境内に建てられたのが大雁塔である
 という。

兵馬俑

和同開鋒まで

3.北京ツアー・万里の長城・故宮・天安門広場など