20180816 大崎八幡宮

仙台の国宝巡りです。まずは、大崎八幡宮を参拝しました。

手前が拝殿、奥が本殿で、これらの間を「石の間」で繋ぐ 石の間造(権現造)といわれる建て方になっています。立面図の上が「本殿」、下が「拝殿」、真ん中のくびれた部分が「石の間」、これらが一括で国宝指定されています。

立面図Gongen Zukuri.png

慶長12年(1607)伊達政宗によって創建。本殿は桁行5間、梁間3間の入母屋造。石の間は両下造、こけら葺で、正面に千鳥破風を、向拝には見事な軒唐破風をつけている。石の間の格天井には、多数の花や薬草が描かれている。装飾の題材には、天人や摩訶羅等の仏教的なもの、猫、蝶、ぼたんを組み合わせた中国風のものなどがみられる。内外とも漆塗り、胡粉彩色が施され、彫刻、金具で飾られ、建物総体の諧調と相まって絢爛たる雰囲気をかもし出しており、桃山建築の傑作である。「慶長拾二年丁未八月十二日造立」の棟札がある。

拝殿の前には舞台が作られていました。

 

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