ある世界の 戦いの終わり
長い歴史の中 残されたのは
かけがえのない 希望と絶望
静けさの中で
差し伸べられていた手を失い 立ち尽くし
少しだけ時を止めて(貴方に)祈りを捧げる

暗雲の空の下にひそむ
数え切れない 微かな呼吸が聞こえる
それぞれに宿った 淡い光が
変わらない 行き着く先を照らし始める

窓の向こうで
時が流れ出すのを感じたら
刻みこまれた 大切な記憶と共に
再び歩き出そう

いつか 憂いの雨が止み
雲が流れた向こうには
果てのない青空が広がるばかり



(2006年4月)


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