台高縦走に挑戦しました。その1

台高山脈 高見山〜大台ケ原を繋ぎたい。
この思いでテントを購入し 実行しました。
| 行き先 | 川上辻〜引水サコ |
| 登山方法 | テント泊 1泊2日 |
| 日 時 | 04/9/25〜26 |
| コースタイム | 9/25 自宅⇒川上辻9:30→10:15安心橋→11:10大台辻11:25 →12:50添谷山→14:00引水サコ 泊 9/26 引水サコ7:30→8:50添谷山9:00→10:10大台辻10:20 →11:40安心橋→12:20川上辻⇒自宅 |
| メンバー | 山幸(やまさち) |
| 山幸の台高縦走(と言っても池木屋山以北はすでに完走しているので池木屋山から南)の方法として次のようにプランニングして実行しました。 その1 一人でやり抜く事。 その2 一気に歩き抜くには体力的に無理なので1回のトライは2泊3日の行程とし 登山口までの足の便を考えピストンとする。 又水の確保を考え二日目の水は持参して出発する。 テン場で水の確保が出来ないときは引き返す。 その3 一日目のテントはBCとし二日目はサブザックで身軽るに行動する。 その4 池木屋山〜川上辻は3回のトライで繋ぎたい。 との計画で 今回は川上辻から父ヶ谷の高までを遣りたい。 大台辻までは一般コースで 紅葉の最中の素晴らしかった印象が残っています。 ところが今年は台風が幾つも来て 崩壊箇所5〜6箇所 倒木多数 と言う有様。 大台辻よりいよいよ難コースに取り付く。道標も個人の付けたものばかりになる。 しかし添谷山までは日帰り登山が可能なのでかなりの踏み後が見られ 穏やかな自然林が続く。紅葉の時期に又来たいな 添谷山から北は踏み後も少なく厳しい縦走路となっている。手付かずの原生林 ブナ ミズナラ モミ マキ・・・・ 御座ーに着いた。このコースは樹林帯の中が多く見晴らしが悪いが ここは素晴らしいビューポイントだ。 この縦走の終着点の池木屋山と思われる山も見渡せる。お〜 あんなに遠いのか! すべての写真はマウスポインターを当てると説明文が出ます。
![]() 御座ーを超え急傾斜を降る。コース選定が大変だ。行きつ戻りつ 最大難所は案内プレートが付けてある。親切にありがとう 何百年も生きたと思われる大木。静まり返った原生林。静まり返った大台の深部。こころが引き締まる”凛”とした雰囲気。 この様な所はやはり一人に限る。大勢でワイワイがやがやは似合わない。 テン泊予定地の一つ 引水サコに着いた。水は十分ある。が 傾斜地ばかりでテントを張るにはもう少し傾斜がゆるやかな方がいいな〜 まだ2時だし もう一つ先の振り子辻まで行こうかな? 思案しているところに ポツリポツリと雨が来た。よし!!今日はここにしよう。急ぎテントを設営。雨が本格的に来た頃にはテントの中 やれやれ 山小屋のテントサイトではないので これくらいの傾斜は高いびきでないと!! とは思うものの少しずつ下がっていく。這い上がる・・ 尻の下にものを敷いて滑り止めするがさしたる効果なし。体のあちこちに力が入る。それでも朝方少しはうとうとしたようだ。 朝! 寝不足だ〜 雨は降ってはいないが気持ちも 天気もスッキリしない。予定どうりサブザックで父ヶ谷の高ピストンに挑戦するか? そうすると今晩もまた寝られないな〜 明日テントを担いで戻るのは大丈夫だろうか? それとも テントを撤収して振り子辻まで行ってそこでテントを設営してサブザックで父ヶ谷の高へ向かうか? そうすると時間のロスも大きいし 中途半端になりそうだし・・ 寝不足の頭で考えると 慎重に と言うかだんだん気持ちが弱気になってくる。 よし!! 今回はこれで打ち切りにしよう! こんな気持ちで歩くのは危険だ。再度挑戦だ。
![]() 始めて挑戦した大台の深部 広がる原生林 あの”凛”とした雰囲気 ハラハラ ドキドキして来る。 考えていた以上に素晴らしい 魅力的な縦走路ワクワクして来る。 絶対に完走するぞ。今回は撤退するが再度挑戦するファイトが沸いてくる。 トップページへ |