台高縦走に挑戦しました。その4
台高山脈 高見山〜大台ケ原を繋ぎたい。
この思いでテントを購入し 実行しました。
| 行き先 | 馬ノ鞍峰〜引水サコ |
| 登山方法 | 前夜泊 1泊2日 |
| 日 時 | 05/10/21〜23 |
| コースタイム | 10/21 自宅18:30⇒21:30三之公登山口 車中泊 10/22 登山口6:15→9:00馬ノ鞍峰9:15→11:15地池越11:45 →13:00山ノ神ノ頭→16:30テント泊 10/23 テン場7:25→9:40山ノ神ノ頭9:50→14:00馬ノ鞍峰→ 16:00三之公登山口⇒自宅 |
| メンバー | 山幸(やまさち) |
| 今回で残り部分 馬ノ鞍峰〜引水サコ迄繋ぎ全縦走達成するべく2泊3日の予定で出発したものの
1泊目の水場に辿りつけず基本計画道理1泊で撤退しました。 しかも カメラを忘れた為映像がありません。悪しからず! 夜明けと共に歩き出したいので前夜登山口で車中泊とする。 夜中小用で起きてうつらうつらしているとふっと頭に浮かんだのは”カメラを忘れた。” こんな山中ではどうにもなら無いので諦める。 馬ノ鞍峰までは 池木屋山ピストンの時も来ているので不安は無い。しかも涼しくなったのであの”ヒル”もいない。 さて 馬ノ鞍峰からは いよいよ台高縦走コースだ。地図 踏み跡 テープ 境界標(県境)を確認しながら進む。 そして 何度も振り返り 返りのコースを頭にいれる。 これを何度も何度も繰り返しながら やせ尾根に緊張し 岩を這い登り 急登を喘ぎながら進む。 馬ノ鞍峰から3時間 やっと最初の水場”地池越”に着く。 今回も2日分持参しているので必要ないが水場確認のため谷に下りる。 上部は水量が少なく ほぼ枯れているので”ヌタ場”になっている。もっと下まで降りれば水が確保できるのかもしれないが今回は必要 ないので このまま先を急ぐ。 山ノ神ノ頭を過ぎると広めの尾根道となり 落ち葉のじゅうたんと自然林で気持ちいい。 1164ピークも過ぎぼちぼち次の水場と言うところで 急にテープがなくなり しかも境界標も見当たらなくなる。しかも行く手はブッシュだ。 鉄則どうり自信のある場所まで戻る。リュックを下ろし 水を飲み 気持ちを落ち着かせる。 地図と磁石で確かめる。 テープも境界標もないがこの方向で間違いない。と言う事は あのブッシュを抜けるしかない!! 意を決してブッシュに入ったものの 中はすでに薄暗い。 リュックが枝に引っかかりなかなか前へ進めない。 だめだ!! こんな事をしていては日が暮れてしまう。ますますブッシュは深くなる。 諦めよう。 今回の縦走はここまでにしよう。 ブッシュを戻りテントを張れる場所を探す。 雨がぽつぽつ降り出してきたが酷くならないうちにテント設営できた。やれやれ(^_^.) さてさて 一息ついてこれからの行動を考える。 予想していた悪い方になったが今夜と明日の飲み水は十分ある。しかし調理するまでの分はないので下山まで 行動食とする。 さあ〜 そうと決まれば落ち着いて一杯といくか。酒も肴もタップリと2回分は有るのだし・・・ 雨は次第に強くなり 風も激しく吹き出し 気温もぐっと下がりだした・・・ 酒の酔いが回ってきて眠くなってきた。 (-_-)zzz 五時ごろ目覚める。 風はおさまったものの まだ時折強く吹いており 雨も少し残っている。 夜に続いて行動食、朝から甘みのあるバランスパワーなどは避けて パン チーズ 魚肉ハム等を食べる。 風は吹いているものの 尾根よりかなり下がったところで設営したので 撤収はらくちん! だけど水分でかなり重い 山ノ神ノ頭からダイレクトに三之公登山口に下りられるルートがあるようだが予備調査していないので今回は来た道を引き返す。 16時無事下山。入之波温泉五色湯に浸かる。 期せずして2度目の撤退となってしまった。 それほど台高縦走は厳しかったのか? それとも実力以上のレベルに挑戦してしまったのか? それが故あまりに早すぎる撤退の決断!ちょっと弱気すぎたかな〜?! ま〜いいや! 無事に帰れたんだし 又挑戦しよう。 絶対に!! トップページへ |