太郎山〜笠ヶ岳 縦走してきました

アルバムよりデジカメで取り込んだため画質が劣ります
| 行き先 | 北アルプス南部 太朗山〜笠ガ岳 |
| 登山方法 | 山小屋泊 前夜発5泊6日 |
| 日 時 | 2001年7月21日〜27日 |
| コースタイム | 1日目 京都23:00⇒7:30折立7:45→11:30太郎平小屋 泊 2日目 太郎平小屋5:40→7:20北ノ俣岳→7:50赤木岳→ 11:00黒部五郎岳→13:40黒部五郎小舎 泊 3日目 黒部五郎小舎5:45→7:20三俣蓮華岳→8:50双六岳 →10:00双六小屋→11:00樅沢岳→12:00双六小屋→ 13:55鏡平小屋 泊 4日目 鏡平小屋5:50→6:40尾根分岐→10:00抜戸岳→ 12:30笠ヶ岳山荘 泊 5日目 笠ヶ岳山荘6:00→7:25雷鳥岩→11:30中尾橋→ 12:00山荘錫杖 泊 6日目 山荘錫杖⇒平湯⇒高山⇒深草⇒城陽 |
| メンバー | コマクサ 山幸(やまさち) |
| 1日目 折立にはどうして行くんだろう。長い間なんとなくばくぜんと思っていた折立に今回行く事にした。 下山場所が峰をまたいで遥か彼方なので車ではいけない。色々調べた結果高速バスで行く事にした。 京都駅発23時 山幸にとっては丑三つ時 白河夜船の時分 都会は寝ていない 人の多いこと 特に若者が多い ダンスというのだろうか 廻りまわって 回転し 頭で逆立ちをしてこまの様に回転し・・・何とも摩訶不思議だ。 室堂行き アルピコバス ほぼ定数で 定刻発車 まもなく寝込む。5時30分有峰口駅で路線バスと乗り換えのため下車。乗り換えるバスが凄い 車で運転手も!! う〜〜ん 年季が入っている・・? 今乗っていたのとの落差は大きい! 7時30分 笠ヶ岳までの今回の山行きのスタートを切る。ひたすら歩いて11時30分太郎平小屋到着。北アルプスでもこの辺りは広々としていて ゆったりしている。 時間もあるので ゆっくりと辺りを散歩する。
![]() 2日目 太郎山から北ノ俣岳へ向かう。北アルプス南部 この辺りは岩稜地帯と違い広々とした草原、見渡す限りのお花畑が広がっている。 濃いガスは無いものの 厚く垂れ込めた雲 山幸も 花たちも青空を願うのであるが・・・ その願いが通じたのか 黒部五郎岳ののぼりに掛かる辺りから雲が薄くなり だんだんと晴れだした。 頂上からの展望は 北アルプス全体が見渡せる。!! この眺望は何ともたまりません。小1時間は酔いしれて歩く事を忘れてしまった。 ふと我に返り歩き出すとカールの雪渓 その下部からは黒部源流となる清流が流れ出している。 このひとしずくが あの黒部ダムを満たし 下の廊下へと流れているんだ。 感動の一口を味わう。 ものすごくでっかい味がする!!
![]() 3日目 朝からガスっている。三俣蓮華岳を過ぎた辺りから晴れだし 双六岳では槍ケ岳 穂高連峰が見渡せるようになって来た。 広い 実に広い 雄大なアルプスを実感する。そして 馬の背に乗っかった槍ケ岳!!何ともこっけいな眺めだ。 双六小屋に10時着 まだ早いので 樅沢岳へ寄り道する。あまり雲の状態はよくなかったが 一歩近ずいた槍ケ岳を実感する。 結局 双六小屋には泊らず 鏡平山荘まで行く事にする。 鏡池周辺はカメラマンが鈴なりだ。
![]() 4日目 登り返して尾根の縦走路に戻る。今日は穂高連峰と平行して歩く事になる。5年前に槍ケ岳から西穂高岳まで縦走したあのときの興奮が思い浮かぶ。 あのときに見た笠ヶ岳 あのどっしりと構えていた笠ヶ岳 今そこへ向かって歩いているんだ。思うだけでワクワクして来る。 喘ぎながら登り切ってようやく弓折岳 そして賽の河原を思わせる抜戸岳 小笠をひかえた笠ヶ岳がますます近ずいて来る。 そしてようやく笠ヶ岳到着 昼過ぎだった。
5日目 いよいよ今日は下山の日だ。今回初めて朝から快晴でご来光を拝めた。周囲を真っ赤に染めている。そして穂高連峰がシルエットで浮かぶ。 折立から入山し 北アルプスを東西に横断し 樅沢岳から南北に縦断 そして今北アルプスの最南端の笠ヶ岳に居る。 感動 感激の連続だった。 有難うアルプスの山々 花たち そして雪渓・・・ 共に歩いたコマクサ 気持ちを引き締め 下山にかかる。4組が合い前後しながら 声を掛け合いながら 中尾橋に下山したのは昼前だった。 今夜は 中尾温泉の旅館でゆっくり休んで 明日バスを乗り継いでの帰宅だ。
![]() ’90年に再開した山登り 再開してほんとによかった。それ以後毎年訪れるアルプス 魅力は尽きない! いや ますます虜になってしまう。 始めたころの とぼしい用品 技術 体力もなんとか通用するようになったのかな? 縦走を終えた後の 達成感 満足感 充実感 その他もろもろ そして心地よい疲労感!! さ〜て 次は何処を縦走しようか? そんな事を思えることに感謝 かんしゃ!! トップページへ |