花いっぱい ガスいっぱいの 鳥海山 に行きました




 
 行き先     鳥海山(山形県) 
 登山方法    日帰り 
 日 時     '09-08-12 
 コースタイム  鉾立6:55→8:20御浜小屋→9:55七五三掛→11:30七高山

 →12:50新山→14:35七五三掛→16:45鉾立
 
 メンバー    コマクサ 山幸やまさち   

自宅を出発したのは9日4時30分 目的地は大朝日岳(避難小屋二泊三日)だった。
前泊の民宿で釣り人が"午前中は良かったが午後は雷雨で水が濁りさっぱり" だと言う。
夜中もず〜と降り続いており時折強く降っている。
予定通り日暮沢小屋へ向かう。 雨はますます強くなる。 5台の車がすでに止まっている。 小屋の中では8人が待機中だ。
この中に混ざって待機するか? それともこのまま出発するか? それとも???
山形県まで遠征するのだから 大朝日岳の後にもう一山行きたいな〜。 との思いで資料を準備してきた月山そして鳥海山へ行こう!!

そのような経緯で今鳥海山に登っている。 突如現れた台風9号も日本列島から遠ざかり名残のガスと時折弱い雨が降っている。
登山口の駐車場は夜中は満天の星空だったのに と嘆いている人も!
花の多さは飯豊山を思い起こさせるほどだ。 群落の大きさはこちらの方が大きいようだ。

花を楽しみながら歩いてもう七五三掛まで来た。千蛇谷コースと外輪コースの分岐点だ。 谷コースは雪渓横断がありガスで先が見通せないのは危険と判断し 外輪コースを登る。 ガスは徐々に薄くなってきている。


案内図 右下が今日の登山口   ガスで霞む花畑

 アサギマダラがいた  ガスが立ち上る外輪コース


外輪山最高峰の七高山 影鳥海も見られるというほど遠望が効くそうだが 今日はガスでだめだ。
頂上御室小屋で昼食にする。 その間に天気はどんどん回復し 新山の岩も乾きコースの見定めも効くようになって来たので荷物をデポし(GPSもここでデポする 羽目に!)新山目指す。 何故この様な岩の集まりなのだろう! そして小屋より上の新山部分だけがこの様な構成になっている。 不思議な光景だ。 
岩は確り組み合っておりしかもペイントマークでコース案内しているので 高度感あるものの安心して登れる。

山頂まで岩組みは続き山名プレートが埋め込まれている。


七高山  新山のぼり

 キレットを降る  新山頂上


デポしていた荷物を回収した頃から時折青空も見えだす。 もう少しとどまって回復を待ちたいところだが 残念ながら時間的な余裕がない。 下山を始める。
暑いぐらいの日差しになり 雪の残る外輪山を眺めながらの下山となる。 トラバースする雪渓も全体が見渡せて不安感はない。

登るときにはガスのため あることさえも感じられなかった鳥海湖がすっきりと見えている。
そして登山口付近まで降りたところでは日本海も見ることが出来た。 条件のいい朝方にはこの広いスクリーンに鳥海山の影が映し出されるそうだ。  お目にかかりたいものだ!!


晴れ渡る外輪山  雪渓のトラバース

 鳥海湖 日本海


東北詣第二段は 大朝日岳縦走を計画していたが 突然でしかもまじかで発生した台風9号のためサブプランに変更となってしまった。
しかし サブプランを持っていて良かった。 もしこれがなければ強行していたかも・・・・

鳥海山 飯豊山に負けず劣らず花が多く 山がゆったりしている分群落も大きい。
どっしりと大きな鳥海山 又来たいな〜 しかし やはり遠いな〜




鳥海山で出会った花々
チョウカイアザミ チョウカイフスマ シロバナトウチソウ ウゴアザミ

オクキタアザミ ハクサンシャジン トウゲブキ イワブクロ

リンドウ ミヤマリンドウ ウメバチソウ ホソバベンケイソウ



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