わかりますか。下の図は機械を上から見た所と横から見た所を表しています。
空き缶を投入すれば約30秒でチップになって出てきます。
本来ならば、この行程がいくつにも分かれており、チップ化するのに何日もかかります。
う〜ん・これはいいと思うなあ(一般ギャラリーの声)
このチップ処理機は、自動販売機等より出る空き缶を圧縮・裁断し、アルミとスチールに分別して回収できる機械です。
投入口より投入された缶は、コンベア1によりプレス部の上部まで運搬され、プレス部に投入されます。
ここで2段階にわたって圧縮され、缶は板状になります。
再びコンベア2により裁断部の上部まで搬送され、裁断部に投入されます。
ここで裁断用カッターの中を2回通過することにより、チップ状になります。
コンベア3によりチップを機外へと搬出し、最後にマグネットローラーにより選別後、アルミチップ回収箱とスチールチップ回収箱に回収されます。
このように分別処理されたチップはフレキシブルコンテナーバッグ(ソフトバッグ)で保管しますので、場所もとらず臭いもなく、しかも輸送が簡単です。
材質はポリプロピレンまたはポリエチレン
安価(1000円〜2500円) |
輸送費削減(1袋2〜3Kgの軽量) |
豊富な種類・即納体制 |
人件費削減(荷降し、荷さばきが簡単) |
アルミの溶解現場では、ソフトバッグごと炉の中に入れる所もあります。
クレーンで吊っておいて、溶けたアルミの中へ入れますとソフトバッグの底が溶けます。
後はアルミチップだけが炉の中へ落ちるというわけです。
ですから使い捨てを基本に考えていますから、ソフトバッグは出来るだけ安い物を必要とします。
しかしいくら安くても丈夫でなければなりません。チップにはこれが一番最適だと思います。
う〜ん・これもいいと思うなあ(一般ギャラリーの声)
←ソフトバッグ
(1トン吊り 1リューベ)
アルミチップ =200〜250kg
スチールチップ=600〜750kg
約1万缶位入ります。
プレスされた空き缶ブロックは、缶も圧縮しますが臭いも凝縮しますので夏場は特に悪臭がひどいです。
チップになると乾燥するんでしょうかあのイヤな臭いはほとんどありません。
そのかわりかすかな金属の臭いがします。何らかの現象で金属が反応して消臭効果があるのかもしれません。(調査中)
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