冬の庭の常連

ヒヨドリが来てもスズメは平気で熟柿を食べているが右のシロハラは引き下がって待っている

今年も例年通り餌台や花壇、芝生に小鳥の餌や柿を置いて訪れてくる小鳥たちを眺めて楽しんでいる。
餌を出し始めてからもう、一月以上になるので常連ができ賑やかになっている。

餌が撒かれるのを待っているスズメ達

眺めていると鳥たちの性格が分かりなかなか興味が尽きない。

スズメは、ちょっとしたことで垣根やキンモクセイの中に隠れるほど警戒心が強い。
一方、仲間と喧嘩したり平気でヒヨドリと並んで柿をつついたりするような気が強い面もある。

メジロは、常連では一番小柄で弱い立場のようで特にヒヨドリが来るとすぐ隠れる。
それでも人がいても逃げず他の鳥が来ないのでこの時とばかり餌を独占して食べる度胸がある。

ヒヨドリは、この庭の王者。
柿やお仏飯などを置くのでたまにカラスが来ることがあるがクロベがすごい剣幕で追い払うので近寄れない。
たまに、この庭の覇権を狙ってくる他のヒヨドリを追い払ったり、メジロを脅したり偉そうにしている。

シロハラはヒヨドリより少し小さく、いつも一羽で来る。
柿などをつついている時ヒヨドリが来ると黙って譲って待っているような本当に静かなおとなしい目立たない鳥です。
「原色日本鳥類図鑑」の説明で「地味な鳥である」という記述を見つけてつい笑ってしまった。

その他はツグミなどが来てくれる。
この小鳥のレストランは梅が咲く頃まで営業します。

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