特別実技講習会(12月21〜23日)

正面のコブ斜面はモーグル公認コースでうさぎのコブ、右が黒菱のコブ斜面


準指導員検定受検のため、12月1日に橿原市で開催された理論講習会を受講した。
その後、実技講習は年末から2月初めまでに3回ほどありすべて参加する事にして申し込んでいる。

その前に特別実技講習会が八方尾根スキー場であり、指導員でテクニカルでもあるYさんが「受講したら役に立つよ。」と勧めてくれたので参加することにした。
この親父同様、もうだいぶへたって時代遅れになったスキーや靴等を新調したのでそれに慣れることも目的になっている。
今シーズンは積雪が多く21日も降り続いて、よいコンディションでの講習会となった。

残念ながら雲の中だが左に鹿島槍、右は五竜岳

参加者で準指を受検するのは親父だけらしく他の人達は指導員や検定員あるいは技術選を目指す人等、親父よりずっと技術レベルの高い人ばかりのようだ。
1日目はプルークやシュテム、横滑り等、技術指導のための実技講習が主だった。
この辺りは正確さは別にしてなんとか付いてゆける。

しかし2日目からはプレイヤーとしての技術アップのためガンガン滑りましょうと急斜面、コブ斜面、深雪に行ってどんどん滑る。
こんなバーンはもっと体が慣れてからでないと・・・と思っているのは親父だけ。
他の皆さんはさすがの滑りでこなしてゆく。
親父はコブ斜面などでは腰が引けとばされそうになる。
インストラクターの「無理をしないで浅いコブの方を滑っても良いですよ。」という言葉に甘えて横の斜面に逃げてかろうじてついて行った。
それでもインストラクターはそれなりに評価してくれるのでやる気も出て、指導とはこんな風にする事なのかと感心もした。

昨シーズンの中学生のスキー実習のインストラクターに続いて今シーズンもスキー実習を2回手伝う事になっている。
前回は技術を指導するという事ばかりで生徒は楽しくなかったかもしれない。
生徒が楽しくやる気になるように褒めて伸ばすということを考えながらやってみようと思うようになった。

相当ハードな講習だったお陰で新しい道具にも慣れ、身体もそれなりに動くようになった。
講習後はYさんに丁寧に指導してもらいフォームはだいぶ改善した・・・と思う。
スキーに熱中して毎シーズン30日も40日も滑るような人達とも親しくなれて収穫の多い講習会だった。

ホームへ戻る