星田園地のカラス(2月18日)

山路を登りながら、こう考えた。カラスのかあさんも偉い

スキーと山をこれからも続けてゆけるように持久力と体力維持を心がけている・・・つもり。
その一環として週一程度、車で15分ほどにある星田園地に行ってトレッキングをしている。
飯盛霊園に駐車して8の字を描くように2時間ほどで回る。
通常なら3時間ほどの行程だがトレーニングが目的なので2時間以内を目標にしている。
やまびこ広場とピトンの小屋で小休止をして給水とエネルギー補給をするが5分程度しか時間が取れない。
今日は久しぶりに快晴でポカポカしているので行った。

いつものようにやまびこ広場の東屋まで歩いてビスケット(ココナッツサブレ)を食べて休憩した。
4〜5m離れた杭に大きなハシブトガラスが来て鳴いたので食べていたビスケットを割って投げてやった。
カラスは逃げもせずにくわえて次のエサを待っている。
そこへもう一羽少し小さいカラスが来た。
ビスケットを投げると大きな方が急いで取りに行く。
やはりそいつは強いのだろう、後から来たカラスはビスケットを譲って離れた。

ビスケットがいっぱいの口でさらに頑張る

また投げると大きなカラスはまた取るが前の二切れが口の中にあるのでうまくくわえられないで苦労している。
「お前、そりゃ無理だろう。口の中のものを食べてから取れよ。」
次を投げたときはついばもうとしても口の中のものが落ちてうまくいかない。
何度もくわえ直して頑張っている。

くわえようとしては失敗するカラスの動きは面白いが親父も時間が気になってあまりカラスと遊んでいるわけに行かない。
もう1枚のビスケットを割ってやり、歩き出した。
だいぶ時間を使ったのでピトンの小屋の休憩時間はほとんどなかった。


山路を登りながら、こう考えた。(なんだか読んだことがあるフレーズですが)

子育て中の鳥は芋虫などでもいちいち持ち帰らず口から口髭のように何匹もぶら下げて巣に帰る。
そんなシーンはテレビなどで見るからあのカラスもかわいい七つの子が待っているのではなかろうか。
子育ての時期ではないような気がするがそうであれば自分では決して食べないで次のエサも取ろうとするあの行動も理解できる。

その後、親父も頑張って1時間58分で周回を終えました。


ホームへ戻る