またも脱走!

左隣への脱走対策として生垣にネットを全面的に張った。今度狙われたのは正面。

まだクロベが若いころは駐車場や門の扉を破って外出していたがそのあたりの対策はほぼ完全になった。
そして2年ほど前のやはり冬にはお隣との垣根が標的になった。

フェンスの上に針金を張った

このころは態度からどうもメスのフェロモンに狂っているような感じが見えた。

3〜4か月ほどの間に垣根とフェンスの驚くような僅かな弱点を見つけて何度も脱出する。
そのたびに垣根内部に針金を何本も張ったり鈴をつけたりしてみたが結局、阻止できず垣根全体にネットをかけてやっと出ることはなくなった。
それから約2年「やっと逃げなくなったね。」「年を取ったからなあ。」と安心していた。

ところが今度は早朝に庭の前にあるお宅から電話があった。
「クロベちゃんが遊びに来ていますよ。」

次はどこから出ようかと考えている?

そちらの側は我が家の庭が2mほど高くなっているのでフェンスが越えて飛び降りると3m弱ある。
これではまさか出ることはできまいと思っていたがメス犬のフェロモンの誘いは強烈で飛び降りたようだ。
着地点は足跡がくっきり付くような柔らかい土だったので体重が30sもあるのに少し爪を痛めた程度で大きな怪我はなかった。
よく着地点を観察して飛び降りるくらいの分別はあったのだろう。

早速、簡単に針金や竿などで対策をしたがその2日後にその位置から少し脇に寄った別の垣根の隙間からまたも脱出した。
亀3匹、鈴虫等々いろいろな動物を飼っている動物好きのお宅なので黒部が訪問すると喜んでくれる。
「いつ来てもらっても歓迎しますよ・・・。」

だが甘えてはいられない。
さらにロープや針金を張ってだいぶ対策を強化したがこれで収まるだろうか。
発情期のメスが近くにいるのだろうからしばらくは安心できない。

ホームへ戻る