黒姫スノーパークで検定(3月17〜18日)

白銀道場、黒姫スキー学校

18日に黒姫スノーパークで先々週と同じ検定パックでスキー1級の検定を受けた。
結果は前回とまったく同じ点数(すべての課目で69点、合計345点)で不合格、うわさに聞く1級の壁というものを実感した。
今回は17名受けて2名合格、前回以上に厳しい結果だった。難しい!!
17日夜、雪が20センチぐらい積もって検定日のゲレンデはパウダースノーですばらしいコンデションだ。
ところが意気込んでテストに入るとなかなか思うようにフォームが決まらない。
整地小回りと大回りでバランスを少し崩したし、総合滑降は自分でもキレのない滑りと思う。
不整地小回りは無難にこなしたが整地中回りはよく出来たとは思えない、という感じで検定が終わってしまった。

ゲレンデはパウダースノー

前日の事前講習では前回と別な指導員が新しいことを教えてくれるので未消化のままやったのも悪い。
前回はわけも分からずに気軽に滑ったがフィギャースケートや体操の規定のように回転弧は左右同一な円弧を描く、 上下動は極力押さえ、スキーは大きく振り出すなど結構うるさい。
宿に帰ってペンションの親父に「また、来シーズンも来ることになってしまった。点数がなかなか出ない」と 話すと「黒姫は難しいよ、なかなかいい点数は出してくれない。ただここで取れればどこでも通用するよ」と慰めて? くれた。
そんなものかな、たしかに「スキージャーナル」などの雑誌でも黒姫スキースクールは白銀道場と謳っていて 八方尾根と並んで最難関らしい。

検定前の緊張している受検生

ここでは何シーズンも挑戦している5回以上の受検者ばかりというのも納得できる。
まあ、2回目ではこんなものなのかもしれない。
あちこちのスキー場を渡り歩くバッジテストジプシーも多いらしいが私もその仲間になっていくのかなあ。

朝に20センチも降った雪も午後には春の強い日差しに道路ではすっかり消えた。
スノボー2級を受ける予定だったKサークルの23〜25日の野沢でのツアーも少雪でキャンセルされたから これで私の今シーズンのスキー、スノボーは終わってしまった。

松尾鉱山に住んでいるときは部屋でスキーを履いて窓から出たがこの幼い頃を除けば今シーズンはこれまでで 最もスキーをやったことになるだろう。
あちこちのスキー場に10回通い、延べ16日間滑った。
岐阜、福井辺りで往復700キロ、長野、新潟辺りで1000キロ走行するから、延べ8000キロ以上を走ったわけだ。
北極を出発して赤道までが1万キロだから、赤道まであと2000キロで届く。
日暮れて道遠し。
道半ばとしてスキー1級を取るのに赤道を越えて南極まで、さらにスノボー1級があるからまた北極まで、 地球を1周するほど走ることになるのだろうか。

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