桜並木に初ランディング(11月5〜6日)

岩屋山頂から西TO方向に延びるリッジ(尾根)を吹きあがる風(リッジリフト)でソアリング後桜並木に向かう

5日の1フライト目は少し気流が悪く揺れたがサーマルはなくぶっ飛び。

2フライト目、北西の風が吹いてきて西TO前方に良いリッジリフトがあって4機のTAKスクールチームがリッジソアリングを楽しむ。
穏やかなリフトであるがリッジだから600〜700mの高度以上は上がらずちょっと物足りない。
西TOの校長から「あまり高度がないが桜並木に行ってみたら・・・」と無線が入る。
ちょっと体調をくずして元気のなかったSさんはリスクを避けてメインLDに下りると無線している。

残りの3機が一斉に桜並木に向かうとLDが同時進入となり危ないから500m以上間隔をあけて飛ぶよう校長から指示がある。
ベテランのYさんが先頭で出発、しばらく間隔をあけてTさんが桜並木に向かった。
待機の親父はリッジソアリングを続けながら観ていた。
リッジから離れると良いリフトがなくて高度をロスしてゆくのが見える。
桜並木に届かないとみて2機は引き返してメインLDに向かった。

「もう少し右の町の裏山の上空を飛べばあまり高度ロスしないでフライト出来るよ・・・」と校長からアドバイスが無線で入る。
そのルートでフライトすると町の裏山の尾根付近でリフトがあり高度をあまり下げずに余裕で桜並木上空に着いた。
このように風を読んでコースを選ぶ事が出来るようになればと思うがこれは相当な経験が必要だ。
桜並木は道の駅の先にある加古川の河原で左岸に高圧線が通り、着陸地点は礫がごろごろしているので注意しなければならない。
だが親父もそろそろここに飛んでくる時が近いと思って何回も他の練習生と下見をしてイメージトレーニングをしていた。
だから単独で無誘導だったがあまり緊張せずに我ながらナイスランディングが出来た。

この桜並木をLDとして使える自信が付けば以前届かなかった百合山にも安心して飛ぶ事が出来、フライト範囲がずっと広がる。
またひとつ進歩した思うとうれしい。

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