S邸での生活(5月28〜29日)

開墾した畑で夕方まで手入れに忙しいSさん

兵庫県丹波市のパラグライダースクールまで家から約150km、3時間かかる。
だから日帰りで1、2本飛んで帰るようではあまりに効率が悪く不経済だからS邸に泊まり2日間は飛ぶ事にしている。
経費節減のため以前はテント生活もしてみたがパラの道具だけでも多いのにキャンプ用品も用意するのは面倒になった。
今はスクールのインストラクターが借りているS邸が定宿だ。

S邸!風呂も付いている。壊れているけれど・・・

S邸といっても床が今にも抜けそうなボロ家だが1泊1000円なり。
少しぐらい騒いでも周りに気兼ねすることもないので泊まる時はここを利用するスクール生が多い。
パイロットのSさん等は毎週3〜4日滞在している。

5月のように風が荒い季節は当然飛べない日も多いがSさんはまめな人でそんな日は畑を作って楽しんでいる。
去年から彼が開墾した畑の畝を借りて4、5人のスクール生は野菜等を栽培している。
夏になれば収穫した野菜が朝食のテーブルにのるようになるだろう。

親父は2日間連続で飛べるような天気を選んで行く。
今回も風の具合を慎重に選んで2日間で3フライトし、渋いサーマルだったが最長45分のフライトを楽しんだ。
だから畑までする余裕はないがたまに水をまいたりして手伝って、収穫は遠慮なくいただく事にしている。

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