3時間フライト(6月24〜25日)

狭い範囲で3時間も飛んでいれば軌跡はだいぶ込み合う。左中間の最も旋回している辺りは南TO上空。

24日は良いサーマルが出来ると読んでスクールに行った。
ところがこんな絶好の天気図なのに朝一フライトに来たのは親父と新人のUさんだけだ。
Uさんに続いて親父も8時40分テイクオフ。

まだ、サーマルタイムには早いからぶっ飛びかと思っていたらノーマルコースの2番コブで少し上げられた。
弱いサーマルだが我慢して10分ほど旋回し続けたが高度をロスしてだんだん尾根の樹冠が近づいて来る。
450mを切った時はそろそろLDに向かう潮時かと思った。

雲底に入り視界が悪くなれば明るい方に逃げる

その時、少しましなサーマルに当たってやがてトップアウト。
その後はサーマルも強くなって揚げるのに苦労することはなくなった。

この日はノーマルコースの2番コブと南TO上に強いサーマルが出来て1000m以上まで楽に揚げる事が出来る。
しかも雲に近づいてもそれほど荒れていないので雲底に入って雲で視界が悪くなればすぐ雲の外に出るような事も3回ほどやってみた。

そんな事をしている間に後からスクールに着いた人たちも登ってきて飛び始めた。
しかし、タイミングを外して上空まで抜けるサーマルが無くなったのか700mより上に揚がり切れずやがて降りて行った。

親父は南TO上空で1000m程度まで上げては竜王山や町の裏山迄飛んで高度が落ちればまた、戻る事を7、8回繰り返した。
後になるほどサーマルが強くなって最高到達高度は高くなってゆく。
そして11時過ぎになって「そろそろ北風が強くなってくるよ〜」との無線でまだ1000m付近の高さにいたが一気に降下してランディングした。

飛行時間2時間50分、最高高度1311m、飛行距離84kmで去年9月の飛行時間2時間の記録を破り自己最高記録のフライトになった。
翌5日は少し荒いサーマルだったが約40分のフライトを2本飛び、期待以上の素晴らしい2日間だった。

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