サマーレクリエーション(8月25日)

初心者のウインドサーフィンはバランスをくずして落ちてはまた上るの繰り返し、結構疲れる

今年もKサークル主催のサマーレクリエーションがあった。
娘もウインドサーフィンをやって見たいというので一緒に参加することにした。
親父は2008年2009年に琵琶湖で催された時にも参加したのでウインドサーフィンは3回目である。
場所は兵庫の甲子園浜なので甲子園の近くの人工(埋立地)の砂浜であるらしい。
土曜日であるが高速が渋滞すると遅くなると思って早く出たら1時間程度で走りきり、10時集合なのに8時半に着いてしまった。

駐車場での記念写真

駐車場の傍の東屋で浜を眺めていたら60過ぎの人がパラグライダーの立上練習を始めた。
穏やかな一定の風が吹いて親父が練習しているグリーンパークに比べればずいぶんやりやすそうだ。
この頃は岩屋に飛びに行ってもあまりよくない天気が続き、グリーンパークでだいぶ立上練習を積んでいるから少しうるさい。
「あれはブレーキを引きすぎだ。もう少しトグルを上げてキャノピーを走らせた方がいい。」などと娘に批評を聞かせてやった。

9時半には参加者8人全員が集まり前回も使ったという近くのスペースにターフを張ってテーブルなどをセットする。


ボードに立ちあがったらマストを引き上げる

幹事のMさんとHさんがウインドサーフィンはベテランで長くやっているが他の6人は未経験か親父のように何回かやったことがある程度らしい。
レンタルしたボードは幅が広く帆も小さいので安定がいい。
その上練習を開始した頃から風が弱まった。
それでも我々初心者はボードの上に立ってはバランスをくずしてすぐ落ちる。
皆さんがそんなレベルなのでウインドサーフィンで子供のように水遊びをしている感じだ。


午前中は風が穏やか過ぎてなかなか進まない

そのうち風向きが変わって浜から離れる向きに風が吹くようになった。
それなりにボードが走るようになったので面白くなったが元の浜へなかなか戻れない。
400mほど先の対岸は鳴尾浜なので沖合に流されるようなことはないが戻れないのは困る。
操作がうまくいかず親父が悪戦苦闘しているとボードを漕いで近づいてきた人が「マストを後ろに傾けて左足に70%位体重を載せて。」などと操作を教えてくれた。
そういえばそんな風にコントロールすることをすっかり忘れていた。
その人はこのボードをレンタルした店の人らしい。
おかげで時間はかかったがなんとか元の浜に自力で戻ることが出来た。

バーベキューと焼きそばが出来上がる

昼にはKサークル会長も差し入れ持参で駈けつけて恒例のバーベキューと焼きそばを食べビールを飲む。
少し食べ過ぎ、飲み過ぎだがせっかく操作も思い出して楽しくなってきたところ、ここで止めるわけにはいかない。
風がすっかり弱くなったが泳いだりボードに乗ったりゆったり遊んでいた。

そのうち親父と同じように娘が戻れなくなってHさんに救出され、ボードの尻に載せられて戻ってきた。
4時過ぎになってやっと方向転換の操作が理解できたころ少し風が強くなってきた。
浜の方から吹くので切り上がってゆかなければならないがこれが出来ない。
岸と平行に行ったり来たりするのだがむしろだんだん離されてゆくようだ。


Hさんに救出されてボードの尻に乗って帰る娘

会長と娘が浜で見ていて「泳いで戻ってこい。」とジェスチェーで云っているようだ。
最後はそれでも仕方がないが200m以上の距離をセールの付いたボードも引張りながら泳いで帰るのは自信がない。
なんとか自力で戻ってやろうと舳先を風上に向けても動きが止まってうまく行かない。
Mさんが近づいてきて「初めは風と直角に走らせてスピードをつけてから切り上がるように。」と教えてくれた。
最初はスピードがついた頃、風圧に負けてバランスをくずして落ちることを繰り返したが少しずつ上がって行くことが出来るようになった。
そして多分乗ってから1時間ほどかかってなんとか無事帰還。
バランスを保つため緊張していたふくらはぎはパンパンになっていた。

親父の少し後にやはりMさんの指導を受けながら最後の1人が辿り着いた。
テントなどを畳んでシャワーを浴び、駐車場で記念写真を撮って解散した時は6時近くになっていた。
日頃使っていない筋肉を酷使したので少しだるいがたっぷり遊んで皆満足。
いろいろ準備、指導してくださったMさん、Hさんそして会長もご自分ではサーフィンもせずに看ていただいてありがとうございます。


ホームへ戻る