タイは元気になったが・・・

ひどかった傷もだいぶ癒えてずいぶん小さくなり、眼光鋭く若返った

タイはもう17才。
ねこ年齢の換算表によれば人の84才程度らしい。
2月頃はぼんやりと年寄らしく振舞っていた。

黒部がいるので庭にいれば安心

ところが7か月ほど前に現在のボス猫(数年前からタイに代わってボス、つまりこの界隈で最強のねこ)と喧嘩をして左前足の付け根に大きな傷を負った。
それがアッという間に悪化して皮がピンポン球より一回り大きいほど完全にとれて肉が赤く露出している状態になった。

幸いそれほど痛がりはしなかったが毎日、抗生物質を呑ませ傷を消毒しガーゼを当てる。
傷が大きいし化膿したら大変と思っていたがかみさんが根気よく手当を続けたのでやっと小さくなりかさぶたが出来て乾いてきた。
薬を飲ませ、栄養を付けるために大好きな刺身をやったり缶詰を多くしたりしていたせいかこの頃やけに元気がいい。
食欲旺盛で鳴き声も大きくなった。

ただ、家で寝てばかりでは腹具合もよくないのか排便は大小とも調子が悪い。
お腹がパンパンに膨れるが外に出てゆくと運動になるためかうまくできてすっきりして帰ってくる。
少し前までは外でボス猫に遭遇することを警戒してか庭の花壇でして外にはあまり出なかったのに今は時々出ていく。
またボス猫と喧嘩をして怪我をすると大変なので特に夜はできるだけ出てほしくない。

どうしても出たがる時は主にかみさんが付いてゆくことになる。
深夜でも辛抱強く付いて介護しているのには感心するばかりだが寒くなったらどうなるだろう。

以前、喧嘩ばかりして傷だらけの時も大変だったがこんなことがかみさんの仕事になってしまった。
むすめには「タイ」ではなく「おじいちゃん!」と呼ばれているのに困った年寄だ。

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