このごろのタイ

日がさしていればここやベンチでうとうとしている。サッシの内側の青い箱は夜のベッド

やはり寄る年波には勝てずタイの動作は遅くなり遠出をしなくなった。

今、この付近のボスの座には若い黒ネコがいるようだ。
出て行って喧嘩にでもなればとても勝ち目はないだろうがその辺の分別はあるようで家の周辺で他の猫との喧嘩があっても出たいようなそぶりは見せない。
今はネコの喧嘩(繁殖)の季節でさっきも黒ネコが吠えながら外を通ったがタイは全く無関心だ。
家の敷地内に居ればクロベが頑張っているので黒ネコは入って来ない。

そこでタイはもうキズを負うこともなく悠々自適の生活だ。
餌を食べた後は庭のベンチ等で昼寝や、ぼんやり外を眺めて動かないことが多い。
半年も行方不明になっていた時代を考えると夢のような穏やかな生活を楽しんでいる。
この頃は寒いので人の膝の上に乗ってうとうとするのが良いようだ。
ただ、膝の上に乗られてしまうと本やテレビを眺める事しかできなくなるので夜でも早いうちは皆に敬遠されている。

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