diary


思いつくまま
ときには脱線するよ!
 
 

 Saturday, 17 March,2018    あと2週間
 あと2週間でクリニック閉院を迎える。
 40年間、このクリニックで診療を行ってきた・・・
それなりに胸に去来する設立当時のバタバタしたあれこれ。
診療責任を果たしてきたかの自問自答。
 今のところ紹介状書きや役所への届らの閉院手続きに精いっぱいである。

 Monday, 26 February,2018    心原生脳梗塞を予防しましょう
脳梗塞とは脳の血管が細くなったり血液で詰まり、脳細胞に酸素や栄養が行かなくなる状態を言います。
その中でも心原性脳梗塞とは心臓でできたゴミ(血栓)が血管を流れ脳にたどり着き、脳の血管が詰まってしまう病気です。 脳梗塞のなかでも最も重症で、たとえ一命を取り留めても、寝たきりになったり介助なしでは歩けないといった後遺症を引き起こします。 心臓は筋肉(心筋)からできた袋のような臓器で、右心房、右心室、左心房、左心室という4つの部屋に分かれています。 正常では心筋が縮んでポンプのように働くことによって、血液が全身に規則正しく循環します。 しかし心房筋がうまく動かず通常の 5倍から10倍の速さで細かく震え不規則な不整脈が起こるのが心房細動です。 心房細動になりますと心房が麻痺した状態で血液がスムーズに流れていかず心臓のなかで血栓ができやすくなります。この血栓が脳に移動することで、突然半身麻痺や失語(ことばを忘れたり、正しく話せない状態)、意識障害などの症状が出てきます。
心房細動が起こったとしても、通常、心室は心房より遅いリズムで動きますから、動悸を生じることはあっても生命の問題にはなりません。 健康な人でも、60歳以下では心房細動はまれですが、高齢になれば5%くらいに見られ、年令が高くなるにつれてさらに増加するという調査結果があります。  心臓の弁の異常や動脈硬化、心不全がある患者さんでは心房細動が起こりやすく注意が必要です。
 心房細動の自覚症状は、胸がドキドキする、胸苦しい、息切れなど、他の病気でも見られる症状であるため自分では判断できません。全く自覚症状が無い方もいますので、脈拍が不規則と感じたら心電図検査を受けましょう。
 心原性脳梗塞の予防には血栓ができないようにすることが重要で、血栓を防ぐ抗血小板薬、抗凝固剤らの飲み薬が有効です。また脱水症にならないよう注意しましょう。
また最近では、心房細動の治療に心臓の壁の一部を電気で焼き,
小さなやけどを作ったり凍結させることによって組織を壊死させ、心房細動の原因となる異常な電気信号の発生源を切り離す治療法(アブレーション)が行われるようになってきました。「アブレーション」治療が成功すれば、心房細動を完治させることができ、脳梗塞の再発を防ぐことができます。
自宅で血圧を測っている方で、脈音が不規則でしたら心房細動の疑いもありますので、かかりつけの医師にご相談ください。
 
以上は、私が奈良県医師会広報委員メンバーとして
奈良新聞平成30年1月11日号の「いかがてすか あなたの健康欄」に投稿・掲載されたものです。

 Wednesday, 31 January,2018    閉院あで、あと2か月
クリニックも3月末に閉院する
約40年の開業医生活もこれで終わる。
丁度インフルエンザの流行と受験シーズンが重なり、クリニックはごった返している。
 
地域医療に少しでも貢献できたか?
自問自答の日々です。
 
この4.5年毎年冬になるとサムケに襲われる。
今年はじめは「肺炎」にて高熱で倒れた。
ひょっとしたら患者さんからインフルエンザをもらうのかもしれない。

 Sunday, 31 December,2017    iPhoneにしたら 
遅ればせながら携帯をガラからiPhoneに変えました。
 ついでにプロバイダーをEonetからBiglobeに変更しました。
その理由は
ホームページの無料スペースがEonetでは10MBでして、ヨウスケ写真館では、画像を追加すれば10MBを超過してしまい、他の画像を削除しなければならない状況でした。
 
 Biglobeのパンフレットによれば無料スペースがなんと!10倍の100MBとありました。100MBもあれば、この状況から解放されますのでBiglobeに乗り換えたしだいです。
 
 しかしプロバイダーを変えるということはメールアドレスの変更ら、いろいろそのあとの手続きが大変でした。
 
 スマートフォンにしての利点は私の車からハンズフリーで通話できることと、車内でAmazon musicが聞けるようになったことです。

 Monday, 3 April,2017    C型肝炎治療の進歩
 
C型肝炎は自覚症状がないまま進行し、やがては肝硬変、肝がんを発症することが多い病気です。これを防ぐには感染の早期発見とウイルスを除去する治療が重要です。2015年7月に承認された新薬の登場により、患者さんの負担を抑えつつ完治を目指せるようになってきました。
1992年、インターフェロンの注射治療が始まりましたが、ウイルスには複数の型があり、日本人患者の7割を占める1b型にはインターフェロンは効きにくく、2004年に、より副作用が少ないペグインターフェロンと飲み薬リバビリンの併用療法が登場しましたが、1b型での効果は約5割程度にとどまっていました。
2015年7月に承認された「ハーボニー」により状況が一変しました。これは同年5月に2a、2b型の治療薬として発売されたソホスブビルに、レジパスビルという成分を加えたもので、1b型にも非常に高い効果を示す薬剤と言われています。初めて治療する患者だけでなく、他治療で効果がなかった人を含めても95%以上の人でウイルスが除去されます。1日1回、1錠を12週間飲むだけでよく、長期入院の負担や薬の副作用もほとんどなしにウイルスを消失させることができます。
現代でも、若い世代でピアス、入れ墨、覚せい剤の回し打ちなどによるC型肝炎感染が散見されます。
 一般的に入院、手術の際にはウイルスの有無を調べますが、こうした経験のない人は、かかりつけ医、地域の保健所、保健センターなどに相談ください。
 奈良県医師会
奈良県市町村広報・奈良市代表委員として編集にたずさわりました。
 

 Thursday, 23 February,2017    奈良県医師会広報 3月号編集後記
 昨年来サムケと軽い風邪症状が続き微熱もあった。 なのに血液検査では炎症は否定的、生化学検査も悪くない。 「なんでやろ?」小児科の息子に聞けば「歳のせいやで〜」のひと言であった。 2月に入ってサムケも少しましになり一息ついたが、関係あるのかないのか、歯痛がはじまり歯科受診の予約をとる。 当日はあいにく朝から雪。サムケは人を億劫にさせる。この雪の中を歯科に行くのかと躊躇したものである。 結局、抜歯となった。これで体調が良くなることを期待している。
 高額なC型肝炎治療薬の偽造品が奈良の調剤薬局で見つかった。 お粗末な剤型にて中身はビタミン剤や漢方薬などであった。 製造元はいまだ不明である。 この事件は 「医」と「薬」の信頼関係の根幹を揺るがした。ジェネリック製品会社の選択ら薬局の裁量幅が増えているときに偽薬を購入するとは。 「薬」の職業倫理が問われる。
 本誌は新年号よりA4版となり活字も大きくなった。コストは今までと変わないとのこと。 おかげで「まほろば奈良欄」もカラフルに写真と絵が豊富に掲載されました。 ご寄稿の諸先生方に感謝申し上げます。 
 
奈良県市町村広報・奈良市代表委員と編集にたずさわり編集後記を記した。
 

 Wednesday, 22 February,2017    奈良県医師会広報誌3月号表紙写真
大和に春を呼ぶ二月堂のお松明です。 3月とはいえ、まだ肌寒き早春、お松明がいよいよ始まるというとき、雨がパラパラと降り出しました。まわりはカメラマンで一杯にて身動きもならず、そのまま撮影を続けました。 
 結果、雨滴が映りこんだものの松明が回廊を走る様子が撮れていました。 表紙写真はその雨のお水取り写真と炎の滝の松明写真をもとにデジタル編集したものです。
 
市町村広報誌の表紙原稿として奈良県医師会広報委員会に提供。
 
 

雨の二月堂・お松明


 Saturday, 11 February,2017    モンゴル撮影記

2017 奈良県医師会広報誌 3月掲載 まほろば奈良  
 
 
○平成7年夏, 作品づくりを目指しモンゴル撮影ツアーに参加した。 写真撮影もさることながらモンゴルの「
大草原とその暮らし」を見聞することにも惹かれ、その後3回(平成8年、平成10年、平成11年)の計4回も訪れることになった。
○日本から遠い国のようであるが、モンゴルへは真北に移動するので時差ボケに悩まされることはない。 飛行機がモンゴル唯一の国際空港・ウランバートルに初めて降りた時、衝撃で思わず声が漏れる強烈な尻もち着陸で歓迎された。 タラップを降りたものの、外は真っ暗闇であり建物内部は国際空港に関わらず裸電球がポツポツと灯っているだけであった。 空港建物への入口は古びた木製扉であり、蝶番がはずれ傾いて開いたままであった。 そんな古ぼけた空港であったが翌年には空港が新設され近代空港に変身、トイレも水洗にて、それなりに整っていたが、3回目訪問時には使用禁止のトイレも散見された。 外国企業が技術援助する新空港建設には問題がなくても、そのあとのメインテナンスとなると難しいものがあると感じた。 2回,3回と訪問を重ねる都度ウランバートルに経済成長に伴う活気を感じた。 3回目の訪問であったか、入国審査も済み、私は集合場所に向かったが、いつのまにか人ごみに囲まれ雑踏の中を歩くようになってしまった。 少し離れたところには空間があるのに、何故自分の周りだけ混雑しているのかと奇異に感じた。そのあとツアー仲間が集合してみると「スラれた」という人が出てきた。幸い私に被害はなかったが集団スリ団に狙われていたようだ。考えてみれば入国審査を終えた直後は歩きながらパスポートを仕舞うなど結構バタバタしており、周りへの注意が散漫になる。そこを見越してスリ団が狙うらしい。 かつての鄙びた空港が新空港になると、集団スリの暗躍する場となり、その変化に戸惑った。
○ホテルで一泊したあとはウランバートル市街を出て、いよいよ見渡す限りの草原での撮影がはじまる。 朝の牧場を訪れ砂ボコリの舞うなか行き来する馬と牧童を撮った。(写真1)
○ 草原の人たちは、ご存じの移動式テントのゲルに住む。 私も宿舎替わりに何回かその中で夜を過ごした。内部は結構広い空間であり簡易ベッドで休むことになる。蚊はいなかったがトイレ施設もなく、その時は近くの草原で用を足すということになる。 飲料水は宿舎でのみ販売しておりペットボトルを買い込みバスに持ち込む。洗顔・歯磨きには現地の水を使った。 時にシャワー設備を備えた宿舎もあったが水が冷たすぎて気持ちのいいものではなかった。
○果てしなく続く草原のなかドライブインでしばし休憩となった。 その前がなんとゴルフ練習場になっており距離表示の看板が点々と立っていた。 標識の間を放牧された牛がのんびりと草を食んでいる中をひとり歩いたが、ほんの7歳ぐらいの子供が水を汲みにきたのに遭遇した。 様子をうかがっていると彼は15kgあるかと思える水タンクを遠くのキャンプ地まで担いでいったが、その体力には驚いた。 相撲は日本の国技であるがモンゴル出身の3力士が横綱の地位を長らく独占している。モンゴル勢が強いのは、こういう常日ごろの運動量の違いからくる基礎体力の差にあると思う。 
○草原のなか、とある村落を訪れた。 集落全体が木柵で囲まれ、入るには許可を求めるようになっている。 返事を待つ間、遠くに目をやると草原の遥か彼方から現地の人が羊を連れて、こちらに向かってくるのに気づいた。 その背後には山が連なり、奥行のある私の好きな情景となった。 (写真2)
○その日は使い古しのミニバスに乗っての移動であった。草原の中のタイヤ跡をたどり、道なき道をひた走っていたところタイヤがパンクするハプニングが起こった。 草原の真っただ中で一時はどうなることかと思ったが 運転手が手慣れた様子で修理し湖畔の牛の放牧地に運んでくれた。 そこで特大サイズの蚊を追い払いながら牛飼い家族のおばあさんと孫娘さんのを撮ることになった。おばあさんと孫、牛糞を焚く煙、その背後に牛のシルエットが入るよう私は立ったり座ったり、寝そべったり, 高さ・アングルを変え激写した。 ツアー仲間からあの糞の散らばる地面に寝そべるとは、ただ者でないと評価をうけた。(写真3)
○被写体には事欠かかないモンゴル(写真4)であるが3回目(平成10年)、4回目(平成11年)となると近代化に舵を切ったモンゴルに自動車専用道路が整ってきた。ある時、草原の中で立ち往生するアメリカ製大型車を見かけた。 現地の人は車を馬同然に草原に乗り入れるが、そこはやはり草原であって道路でなく、斜面で車の底がつかえたり、ぬかるみで立ち往生したのだと思う。
○夏は午後9時ごろでも明るく、日が落ちてもしばらくは撮影できる。 現地旅行社の人に煙を演出してもらい,村人や馬で駆け付けた若者たちを撮っていたところ(写真5)旅行社の彼らが突然姿を消してしまった。 あとで聞くと8時間労働の尊守を訴え職場放棄したらしい。業者同士の問題であるが、撮影に夢中で現地の人たちの気持ちを傷つける一面があったと反省した。
○都会で暮らすモンゴルの人たちも夏には草原にキャンプして休暇を過ごす。 ゲルは今までどおりの伝統的なものであるにしても、ゲルのそばに太陽光発電パネルや衛星放送受信アンテナを見るようになった。(写真6)
○近代化とともに草原での牧畜を止める人があとを絶たず首都ウランバートルへの人口の流入はすさまじい。
またモンゴルはロシアと中国の間に位置し 鉄鉱石ら鉱物資源にも恵まれている。 今後、両国家間の覇権争いのなかで、モンゴルはどう変化していくか興味深いものがある。
○この原稿を書いている今、大関・稀勢の里が初優勝し、なんと19年ぶりの日本人横綱になった。 モンゴル出身3横綱とともに稀勢の里の今後の活躍を期待したい。
 
 
 
 
 
 

 Tuesday, 6 December,2016    元気で長生き,延ばそう健康寿命 いかがですかあなたの健康
日本人の平均寿命は、男性80才、女性86才となり、世界最高水準の長寿国といえます。また 高齢者(65才以上)の比率は26.7%と初めて4人に1人を超え、まさしく「超高齢社会」を迎えました。
 単に長生きするだけでなく健康上の問題で日常生活が制限されない期間である健康寿命を延ばし「元気で長生き!」することは誰しもが願ういるところです。 「予防に勝る治療はない」と言います。病気や障害が起こる前に、寝たきり・要介護にならないよう予防を心がけましょう。 
 自分でしたいことができ、行きたい所に行くことを可能にするため日常の生活習慣の工夫と実践が大切です。 朝起きて夜寝るまでの普段の暮らしが自然の訓練となります。 つまり「どうすれば物事を素早くやり終えることができるか」ということに頭を働かせながら体をしっかり使いましょう。 家事をこなす、歩く, またぐ、階段や坂の上り下りなどの動作をしっかり意識して行うことで、体力が保たれ、転倒、ひいては骨折の予防につながります。
 遺伝、年令、糖尿病や高血圧など血管を痛めるような病気、頭部の外傷、大量の飲酒、うつ病などは認知症のリスクとされています。 このうち遺伝や年令は自身の努力でどうすることもできませんが、自分でよい生活習慣を身につけていくことは認知症の予防につながります。そこで生活習慣で心がけたいことは栄養バランスのとれた食事と定期的に運動する習慣を身につけることです。
 食事では、EPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸を含む青魚、抗酸化作用のあるビタミンEやCを多く含む野菜や果物を意識して、なるべくたくさんの種類の食品を摂ることが勧められています。
 運動が認知症予防に効果があるとされることには、いくつかの理由が考えられます。 運動には血圧を下げたり血糖値の上昇を抑える効果があり、そして脳の血流を改善して神経細胞の活動を促進させることが期待できます。 疫学的研究でも運動している人のほうが認知症の発症が少ないことが示されています。
 運動の種類としては、足裏を意識しながらの脈拍数が一分間120回以上になるような早歩き運動を定期的に行うのが効果的とされています。 その際、運動をしながら記憶や計算などをして脳を使うことも認知症予防に効果があります。 たとえばウオーキングしながら、「あ」で始まる言葉をできるだけ多くあげたり、100から3をひいていくなどの計算活動をすれば、さらに脳は活性化されるでしょう。
 

 Thursday, 24 November,2016    寒い冬 奈良県医師会広報 新春特集 寄稿
冬の寒さは苦手だ。 これからの寒い冬がうっとおしい。  それは、かれこれ60年近く前の体験から来ているのかもしれない。 
 当時、高校生の私は叔父に雪の高見山登山に連れてもらった。 地元の宿に落ち着き、「お風呂をどうぞ」との声で冷えた体を暖めようと、叔父と浴室に向かったものである。 一番風呂のせいでか、裸の私にはだだっ広い浴室はめっぽう寒かった。 一刻も早く湯につかって温まりたかった私であるが、あいにく湯はやけどしそうなぐらいの飛び切りの熱さであった。 ふと天井を見ればキラキラと光るものあり, 寒いはず、なんと天井には無数のツララが垂れ下がっていた。
 ツララが垂れ下がる浴室に浴槽の湯はめっぽう熱く、手も浸けられないときて、私は当然と熱い湯を水で埋めようとしたが、叔父は私を止めた。 当時は、まだ燃料が貴重なご時世であり、そのお風呂を焚くのに地元産の炭を使っていた。 叔父は特別に他に遠慮・気兼ねする性格にて、せっかくの湯を埋めては旅館に悪いと思ったのかと、思う。 
 私は震えながら少しずつ水を埋めて、なんとか入れるようにした。 しかし”やけど”こそしなかったが、湯の熱さに我慢できず、数秒で浴槽から飛び出さずにはおれなかった。 結局お風呂で体が温まることもなく部屋に退散、布団にもぐりこんで一息ついた。
その叔父も今は介護施設に収容され、もう帰宅することはないと聞き、こんなこともあったなと思い出したしだいである。
 


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