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建築家の自邸 

山好きの夫婦と小さな子供、三人家族の家です。
柱には桧、梁は米松、床は厚み3センチの杉板、天井(化粧野地)にはJパネル(杉の集成材)を使用しています。
子供が産まれる前に設計したので『こうすれば良かった!』や『これは正解だった!』が色々詰まった我が家です。
  リビング

ニッチには名古屋モザイクのタイルをはめました。
カウンターの向こう側がキッチン、上に格子が見えているのがフリースペースで将来は子供部屋にする予定です。
格子の手すり子に板を貼り、上部に建具を嵌めれば独立した部屋にも出来ます。
子供が小さいうちはオープンに、勉強するようになるころには個室に、出ていく頃にはまたオープンに。 生活の変化を考えて設計しました。

ダイニングテーブルは飛騨家具、ビーチ材で丸っこく仕上げてもらいました。
見た目の可愛さでチョイスしたのですが、結果的には息子が頭をぶつけても痛くないので、衝突防止クッションなどを付けなくて済んで良かったです。
  キッチン

流しは天板のみ新潟のメーカーさんに発注し、脚部は大工さん+タイル屋さんに仕上げて貰いました。
タイルの色やブレンドは名古屋モザイクのモザイクシミュレションで自分で作ることが出来て楽しいですよ。
(https://www.nagoya-mosaic.co.jp/simulation.html) 

幅が220センチしか取れなかったので、奥行を75センチ(通常は60~65センチ)にして作業スペースを確保しています。小柄な方だとカウンターに届かなくなりますが、私は高身長なので上の棚も普段使いしています。

ガスレンジ台の下に棚を入れてお鍋を収納、シンクの下はゴミ箱4つが並べています。
 
  キッチン背面収納

下の棚と食器棚は大工さんと建具屋さんに作って貰いました。
引出の代わりに無印良品のカゴを使用しています。中にプラスチックのトレイを入れればカトラリーも収納出来ます。自分の好きにカスタマイズ出来るので便利です。

棚の上は家電置き場です。最近は電子レンジ・炊飯器・トースター・ポットなど定番のほかにも電気ケトルやコーヒ―メーカー、電気フライヤーなど家電が増えていますので置きたい物をあらかじめ考えておかないといけません。
コンセントも多めに設置します。
  洗面所

どうしても使いたかったサンワカンパニーのシンクと、名古屋モザイクのタイルで作って貰いました。
壁には杉板を貼りました。
  洗面所 収納棚

洗面台の後ろは壁一面の棚になっています。
掃除用具やタオル、洗濯用品に化粧品、入浴時の着替えと洗面所に置きたい物は意外と多いもの。
現在は見られたくない部分にはつっぱり棒でカーテンを付けて目隠ししています。
  通りの間 収納棚

リビングには細々した物を置きたくないので、リビングと階段室の間に収納スペースを作りました。こちらも無印良品のカゴや引出に合わせて寸法を決めています。
棚の奥のスペースには手持ちのハンバーパイプを設置、冬場のコート収納にもなっています。

帰って来るととりあえずここに鞄を置くことにしているのですが、リビングが散らからないのはもちろん、小さな子供に触らせたくないものをサっと置けるので便利です。
 
  山道具部屋

玄関わきに三畳ほどの山道具部屋を作りました。
壁と天井を合板にしたことで、コスト削減はもちろん好きな位置にビスを打つことが出来てガンガンカスタマイズできます。
このお部屋、山仲間には大好評。プロのガイドさんからも『こんな部屋欲しい!』と言われた自信作です。

山道具はもちろん、散水ホースやバケツ、灯油タンクなど細々したものもすべてこの部屋に収納しています。
  アプローチ
狭いスペースですが『緑の丘にしたい』と思い傾斜に芝生を植えました。
シンボルツリーにはジューンベリー、白い花が咲いたあと可愛い実がなって食べる事が出来るの樹木です。子供と収穫するのが楽しみです。
 
   

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