うんち、おしっこ
1号が生まれるまで、おむつを替えるなんて全くしたことがありませんでした。人形の赤ちゃんに1度だけ、江戸川区の母親教室で沐浴指導の時に布おむつをしただけで、病院でおむつ替えをするのもなんだかこわごわでした。
初めての赤ちゃんでおむつなんてしたことないから、しっかり教えてくれるかなと思ってたのに、初めての授乳で新生児室に行ったときに、「足をこう持って、これで拭いて。おしっこはそのまま」とさささーっと言ってくれただけ。生まれる前にいろいろ本読んで勉強したけど、実際にやってみるのは思ったより緊張しました。

本には「股関節脱臼を防ぐためにはおしりを持ち上げる」とか「布は男の子は前を厚く、女の子は後ろを厚く」とか書いてあって、でも昔、お母さんたちの時代はそんなにむずかしくなかったみたいで、やっぱり変わっていくのねと思いました。
病院では、紙おむつ、パンパースを使ってました。家では深く考えずに布おむつにしてしまった。おばあちゃんが「おじいちゃんの浴衣をほどいておむつにし」とほどいてくれたので、それをおむつの大きさに合わせて10枚縫って、それに市販の布おむつを10枚買いました。

とくに布にこだわったわけじゃないけど、図書館なんかでは「ママ、紙おむつやめて」という本もあって、紙おむつだと赤ちゃんのおむつかぶれがひどくなる、とか、あせもがなおらないとか、否定的な考え方が多いみたいです。
でも、昔の紙おむつが出始めた当時のおむつに比べて、今は製品自体もよくなってるし、本当に商品の幅も広がって、「こう」と決めた方針がある以外はどんどん使えばいいと思います。
ちなみに、1号は(うちは)昼は布おむつ、外出時と夜(おふろ以降)は紙と使い分けてました。 おむつは、始めの頃は“ムーニーパワースリム”を使ってました。病院で1パックもらったパンパースはよかったんだけど、やっぱり高くて。ムーニーはsaleの時にまとめ買いしてました。
おむつはこの後、ダイエーSaving、ピピ、ドレミ、マミーポコと替えていって、結局マミーポコに落ち着きます。 新生児のころのうんちはほんとにくさくなくて、「やっぱ2号さいって言うけど、くさくないやん」と思ってました。固さも大人と全然ちがう、別の物質みたいでした。

おっぱいかミルクしか飲んでないから、うんちもおしっこもミルクくさーい、変なものでした。一度(何度も)、おむつをはずしたとたん、うんちがぴゅーんと飛んできたことがあります。水鉄砲みたいに。おしっこは数え切れへんくらいかけられました。生まれたばっかりの赤ちゃんでもおむつはずすと気持ちいいのかなあと納得。それでも、この頃は1時間おきにおむつ替え。さすがにきつかったです。

1号のうんちはこの頃から少しゆるめ。回数も多くて、おむつ替えの度にうんちを洗っって、ってこともありました。で、ゆるめなので、すぐにおしりが荒れる。病院にいた頃からちょっと荒れてたんだけど、家に帰ってからもけっこうなりました。

病院にいる間は病院でくれるお薬を塗ってたんだけど、新生児室で別のお母さんがこっそり「病院のより効くのがあるよ。“ポリベビー”って言って薬局で売ってるから、それ塗ったげ」って教えてくれました。で、退院してすぐに買いに行ったけど、ほんとによく効いて、あの時のおかあさん、感謝、感謝です。

病院ではすでに便秘気味の赤ちゃんがいて、かわいそうでした。すみっこで授乳してると、看護婦さんたちが話してて。お腹が膨れてるので、綿棒浣腸(綿棒の先をオイルで湿らせておしりの穴にそーっと入れる、で、マッサージする)をすると、むりむりむり、、とうんちが出てきました。1号のとはぜんぜんちがう、大人みたいなうんちでした。

1号のをずっと見てたから、すっごいびっくり。こういうのって体質とか、お母さんの食生活とかが関係あるらしい、って言われるけど、病院にいる間はみんな同じもの食べてるよねぇ。ミルクが合わないとかあるのかもしれないけど。


□おむつかぶれ 
おむつかぶれとは。 おむつの繊維があたったところにおしっこやうんちの成分が触れて起こる一種の皮膚炎
症状: 肛門のまわりや足のつけね、ふとももなどおむつのあたる場所がかぶれて赤くなる。
そのせいでおしっこ、うんちが出ると泣くことがある
治療: 清潔、乾燥が一番よい。
と言ってもそれはむりなので、おむつ替えの時におしりを洗うのが効果的。
またはお湯にひたした柔らかい布(Tシャツの切れ端なんかいいらしい)でやさしくふく。くれぐれもお尻ふきでぎゅっとこすったりしないこと。
ひどい場合には、きれいに洗ったあとでクスリを塗る。
(私が使った薬:三共製薬のポリベビー)
 
でも大抵は、きれいに洗って完全に乾いてから、おむつをしてあげるようにするだけでだいぶきれいになります。
といっても、その”完全に乾いて”が難しいんやけど。うちなんて冬の子だったので、やっぱりそういうわけにはいきませんでした。実際。
 


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