11ヶ月目(12月10日〜1月9日)

 断乳も無事終わり、いよいよ保育園のことを考えはじめる時期になりました。
1年間の育児休暇が終わるのが、1歳の誕生日の前日まで。だから、みんなに「仕事はどうするの?子供はどうするの?」と聞かれるようになりました。

 最初はただ、保育園に申し込むか、なければ託児所さがす、それもだめなら、どうしよう、会社に相談しようかなって程度に軽く考えてました。
 心配が現実になってきたのは、実際に託児所を探したり、市役所に問い合わせを知はじめた頃でした。

 市役所に保育園の入園手続きを問い合わせに行ったとき。市にどれだけ保育園があって、今の空き状況はどれくらいなのか、かならず希望が通るのか、簡単に考えてたんだけど、担当の人に聞くと「保育園のリストは申込時に渡せます。空き状況は市役所ではわからない。保育園には問い合わせても答えてくれない。希望は多ければ選考になるので、結果はその時になるまでわからない」。
 おまけに申込は前月の20日までで、結果はその後、としかわからないから、12月20日までに申込をしても、結果が出るのはその後なのです。

 20日すぎてから会社に「やっぱりだめでした」では、話しにならないから、とりあえず託児所を探すことにしました。
駅前で、時間の融通がきいて、と考え、電話帳から選んだ2つに電話して見に行ってみることにしました。
 駅前の商店街を抜けて約5分。駅から近い方は、部屋もせまく、子供達はいすに座ってビデオを見てるか、ベッドの中で寝てるか、泣いてるかでした。
料金も安かったけど、1人1人をちゃんと見てくれるのかなとやっぱり少し心配なイメージで、とってもショックでした。
 それよりも少し遠いもう一つは、もう少し部屋が広いかな、ということと院長さんがとても熱意を持っていることが少しプラスでした。料金はこちらの方が高かったけど、毎月いろんな行事をしたり、散歩や遠足に行ったり、病院に健康診断に行ったり、子供のことをしっかり見てるかなという気はもう一つの方よりもあったと思います。
 あと、慣らし保育のこともきちんと話してくれたのはよかったです。いくら何ヶ月かと言っても、それまでずっと一緒に過ごしてた子供をぽんと預けるわけだから、できるだけ不安のないように考えてあげなければいけない、と思ったし自分も不安だったから。

 で、結局とりあえず、後者の託児所に仮申込をしました。1ヶ月約8万円。子供を育てるのに公的補助がなければほんとうに大変で経済的にも負担が大きいんだなとびっくり。ただ、どちらも飛び込みの預かりがOKだったことは、これから先何かあった時の心積もりにもなってちょっと安心。

 託児所を決めたのが12月の半ば頃。後半には慣らし保育をはじめましょうと言っていたら、22日になって市役所から連絡が入りました。保育園入所が認められたというのです。
それからは25日に面接をし、面接で用意しなければいけないものを聞いてそれから買うもの、借りるもの、今あるので間に合うもの、大慌てで準備に走りました。
ちなみに用意しなければいけないものはほぼ新たに買い足しました。年末に出費がかさんで、ちょっぴりショックでした。



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