胎動
 
□■おなかがぐにゅぐにゅする?

胎動を初めて感じた日は、はっきりおぼえてません。5ヶ月に入ってソフトボール大会でりえちゃんと南波ちゃんに会ったとき、“もう動いた?”って聞かれて“まだまだー”って笑い飛ばしてたのに、その2日後くらいからお腹がもぞもぞするのを感じたような気がして、それが最初かなって思います。お腹がぐるぐるするから、下痢してんのかなとか、お腹に空気たまってんのかなとか特に気にしてなかったけど、(もともとお腹ゆるくてよくぐるぐるしてたしね)もしかして、これが胎動ってやつか?って思いはじめると、もう動いて動いてーって祈るような気持ちになりました。胎動が、ほんとにお腹にもうひとつの生命が育ち始めてるっていうしるしやもんね。

 本格的に胎動を感じはじめると、そこからはすごかったです。後期には、お腹が動くのが見えてたけど、この頃、もうすでに仕事が手につかへんくらい動いてたような、、。ぱぱには、動いてるのがわかるようになってすぐに話しました。でもぱぱにもわかってもらえるようになるまでは、ちょっとかかりました。「動いたよ」っていうときにかぎって、お腹から手離してて。

□■シュワちゃんに反応!

8月の始め、銀座に映画を見に行ったとき(アーノルド・シュワルツネガーの“Eraser”っていう映画で、その頃むちゃくちゃはやってた)は、映画の効果音に反応してごろごろしてたような記憶があるけど、やっぱり音がわかるのかな。ただ、私が興奮してたから一緒に騒いでただけなのかしら。
 
この頃から、自発的に、激しい音楽や音、TVも目をそむけるような、きびしいシーンとか哀しいシーンは目に入れたり、耳にしないようにし始めました。やっぱり、できるだけ穏やかな気持ちでいてあげたいと思うようになったのです。

 胎教とかってあんまり気にしてなかったし、好きなことしてたけど、そんなことより穏やかな、安らかな気持ちでいることが赤ちゃんにとっても、自分にとっても絶対いいって信じてたのです。ぱぱはすでにお腹に向かって話し掛けてました。低い声はよく通ってたのか、ぱぱの声を聞いた後は、急に動き出したり、ぴたりととまったりよく反応してたみたいです。(ぱぱはもうこの時点でメロメロでした)


□この頃のオナカん中
だいぶ人間っぽくなってきた頃。
14週4日

96年7月6日

 

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