胎教
□■モーツァルト?

 いわゆる、胎教というかたちで、何かをした記憶はありません。クラシック音楽を聞くとか、赤ちゃんに話しかけるとか言うけど、意識はしないで好きな事をしてました。
 意識して、無理して好きでもないクラシック、モーツァルトを聞いても、自分(ママ)が気持ちいい状態でなければ仕方ないと思うのです。だから、好きな音楽を聞いて、好きな事をして、仕事もしたかったからしたし、映画も見たし、旅行もしました。話し掛けるというのは、あんまり深く考えずにいろいろしました。でも、だからよく動いたとか、反応したとかっていうのはあんまりなかったように思います。赤ちゃんのためというより、自分の安心、納得のために話し掛けてたような気がするなあ。
 妊婦さんが腹に手をあててお話してるっていう光景ははたから見ると、「胎教ね」というほほえましいものだったんだろうと思うけど、当人はそこまで考えてなくて、というより、本当にそうすることで赤ちゃんと自分との一体感とか安心感が得られるという位のものなんじゃないかなと思います。

□■プレママ雑誌の影響・・

世間には、胎教や早期教育といった情報がたくさんあって、胎児の時期に母親が胎教を行う結果、赤ちゃんに無意識の記憶が生まれるというようなものが多かったと思います。周りの人たちも、お腹が大きくなってくると「胎教してる?」と聞いてくる人が多くて、ほんとになんにもしてない私は「なんにもやってない」と答えるのが申し訳ないような気さえしてました。

 代表的なのはキックゲーム。胎教というより、赤ちゃんと遊ぼうというイメージのものだったけど、お腹に向かって数を数えながら、お腹をその数だけぽんぽんとたたくと赤ちゃんがその数を返してくるようになるというやつでした。
 始めの頃、さわりだけやってたけど、飽きっぽいしめんどくさがりの私はすぐにやめちゃって、結局一回もかえってこないままでした。でも、おはなしはいっぱいしたし、それだけじゃないと思ったから、別に気にはしませんでしたが、、、。

□この頃のオナカん中
26週5日
頭と胴体
背骨と太もも
この頃の推定体重は902gだそう

96年9月29日

 

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