妊婦服(マタニティ)

 今回の妊娠で、前よりも気を使ったのはどんなマタニティを着るかってことでした。前回はあまり深く考えずに普通のマタニティ、ジャンバースカートタイプのスカートとブラウスっていうのをメインにしてたのですが、今回はちょっと違うタイプで探したのです。
 理由の1つには西日本の事務所で、ラインと同じフロアで仕事してる、しかも社外に出ることが多い(営業についてって)ってことがありました。
前回も本社で仕事してたけど、フロアはSEだけ(産業、金融)ってのもあったし、ほとんど社外に出ることもなく、会社にも結構早くに報告してたから。

 今回は西日本で営業さんについて外に出ることがまだまだあったってことと、初期に行ったフランス旅行でマタニティを見てから感覚がかわったってこと。
 ときどき雑誌で紹介されてるけど、日本のマタニティってほんとに高くてデザインにバリエーションがなくてみんないっしょ。おしゃれなのとか、オフィスで着れるようなきっちりしたのとかがほとんどないのです。

 ジャンバースカートにブラウス、髪の毛は長ければ三つ編みにそれかショート。またはロングTシャツにスパッツにスニーカー。色は黒、紺、グレーがたまにあるけどほとんどピンクが黄色。
 たまに会社に着ていくようなワンピース、ジャケットタイプのスーツがあってもほとんどおんなじタイプで、しかもデパートなんかで目の飛び出るような高い値段がついてる。

 なんだかなぁ。もうちょっと工夫できんかなぁって思います。フランスで見たマタニティ。“FutureMAMA”っていうブティックがいくつかあって、おしゃれな流行の洋服がいっぱいありました。
 ミニスカートもカラフルな花模様、プリントや、首まわりもしっかりあいてるおしゃれなシャツやワンピースがいっぱい。
日本のマタニティコーナーとなんて違うんだろうってびっくりするし、うらやましいし。ショップでマタニティ見たときは、サイズさえ合えば買い占めたいって思ったくらいでした。

 アメリカでもそう。日本はまだまだなんだなぁって思い知った感じでした。
社会の状況は少しづつ変わってきつつあるけど、それでも本当にまだまだ。妊婦さんが外に出て他の人達と同じようにいるってことはまだ認められていないんだなって思います。

 それは洋服だけのことじゃない。たとえば電車に乗ったとき、妊婦だからって席を譲ることのできる人がどれだけいるか、妊娠している、仕事してるって知ったときに「仕事やめるの?」って聞くこと。
 それは妊婦さん自身にもある先入観。妊婦だからいいの、妊婦だからしょうがない、って思うのは負けてるなぁって思ってしまいます。妊婦だって働くひともいるし、おしゃれするひともいるよ。って思いました。

 私1人ががんばってもなかなかだけど、少しづつ変わっていくといいなぁ。(それでも冬、出勤の途中に、ジャンバースカートにコート。黒いごっついタイツに毛糸の白い靴下、それにスニーカーの妊婦さん、年はそんなに変われへん、を見つけたときは「確かにそうやねんけどさぁ、もちょっと何とかならんもんかしら」と思ってため息ついてしまいました。)


□マタニティウェアのWEBショップ
私が使ったマタニティウェアのショップ。通販とデパートで買ったの、他は普通の服を着てたけど、今はもっといろいろあると思います。(だってTシャツ一枚9800円です!いくらブランド物とはいえ、それではあまりにも・・・)
今はネットでもショップでもマタニティ用のおしゃれなものがたくさん出ています。「すっきりおしゃれに見せる」というコンセプトも一般的になって、とてもいい事だと思う。
Angeliebe  私はカタログで通販しました。ブーツカットのパンツとかシャツとか。もちろん赤ちゃん用品も。
会員になって格安価格で買い物ができます。
今はネットからでも買えるみたいですね。
千趣会 ベルメゾンネットに入りマタニティのジャンルで検索するといろいろ出てきます。
私は当時ノーチェックだったけど、その頃からたくさんあったのかな。
フェリシモ ベビー用Yeepee!にマタニティウェアが載っています。(少しだけですが)
知ってたら買ったのになぁというのがいっぱい。

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