流れるウインカーに不安を覚えるのは僕だけなんでしょうか?


 自動車のウインカー ランプの事です。最近では軽自動車でも使われていますけど、対向車にあれを出されると なんか不安に感じていたんです。「それが ウインカー ランプである」と気づきにくいんですね。 最初は見慣れないせいかな?と思っていたんですけど、ひとつ思いついた事があります。



自動車評論家の三本和彦氏が……

昔、新型の自動車を紹介する番組で、常々 ストップランプを明るさを変化させるのではなく 面積を変化させる様に出来ないかと開発者に聞かれていました。
 「夜間にテールランプが点灯している時にブレーキを踏んで明るさが変化するより、今まで点灯していなかった部分が点灯する方が変化に気づきやすい」 と言われていたのだと思います。
 周りの人に何かを気づいてもらいたい時は最初の変化量を大きくするべきだと言う事だと思います。



モーフィング効果

 流れるウインカーって小さな発光素子、多分(いえ、間違いなく)LEDだと思うのですけど、それが一つ一つ光っていって最後にパッと消えていますよね、これだと最初の変化量が少ないんです。
 最初は小さな点が光るだけなんです。しかも それが少しづつ増えていくんです。
 “モーフィング画像”って有りますよね? テレビの番組なんかで写真なんかが画像が少しづつ変化して最後には明らかに変化しているのに、それに気づかないってヤツ。 最初と最後の写真だけ見れば絶対わかるのにずっと見ていると気付かないですよね。あれは、その前の瞬間からの変化があまりにも少ないので気付かないだけなんです。 余談ですがあれは変化を見逃すまいと集中すればするほど気付きにくくなるんですよね。中間段階の写真だけを見ると明らかにおかしい。まぁそれは良いとして……
 小さな発光素子が一個一個 光って行くってそれに近くないですか? だから光り始めた時に「ウインカーが光っているんだ」と認識しにくいんだと思います。



光り始めた時の変化を大きくして欲しいんです

 つまり、僕が言いたいのは最初に全部の素子をパッと光らせてそれを順次消して行く事で流れているような効果にして欲しんです。「それじゃ、流れている様な効果は出せない。」? だったら止めればいいじゃないですか。



2020/07/25



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