クラフトリエとは
Craft(手仕事、手作り)とAtelier(仕事場、工房)を合わせた造語です。
編み物や陶芸など手作りを楽しむように、住む人が家作りを楽しんで携わるお手伝いをしたいという思いからこの社名にしました。現代の建築は複雑で、専門性が高く、住む人が家づくりに携わる機会が少ない状況です。また分業化に伴って高価なものとなっています。
クラフトリエでは、建築の難しい部分を分かりやすく紐解き、出来る限り住む人が家づくりに参加することで、コストを下げつつ個性的な家づくりが可能です。間取りにこだわり、素材を吟味して、手を加え、家づくりを楽しみませんか。
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家づくりをとことんこだわりたい + 出来るだけ安く家づくりしたい
有名建築家に頼んで、良い材料を使って、一流の職人さんに作ってもらう。家づくりをこだわっているように見えて、住む人の個性は少しも無い気がします。住む人自身が考え、学び、作り、家づくりに携わってこそ、こだわりが詰まった最高の住まいになると考えています。また住む人が携わる分だけ、人件費がかから無いため建築費が安くなっていきます。図面の書き方、ノコギリの使い方、ペンキの塗り方など設計士や職人が教えます。
家づくりは家族にとって、人生の一大イベントです。
楽しみながら参加しませんか?
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住む人自身で家をつくる。
家をつくるのは住む人で、そのお手伝いをする設計士や職人というスタンスが良好な関係と考えます。住む人だけで家を作るのには多くの時間と労力、知識が必要です。また、構造検討や申請図面の作成、構造上、耐久性上重要な箇所の施工など、専門業者しかできないこともあります。クラフトリエでは、建築の技術や知識を提供して、自身ですること、設計士や職人に任せること、一緒にすることなど、住む人自身で選択して頂きます。ゆっくり時間をかけて可能な限り自分で作りたい方、長期連休の時だけこだわりポイントを施工して、その他は業者に任せる方。自身で家をつくる意識を持てば、できること、こだわれることが沢山あります。
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住む人の個性が出る家
住む人の個性が形になった家が良い家だと考えます。設計事務所や工務店、ハウスメーカーどこで建てるにしろ、会社の色や、設計士の色が家に出てきます。デザイン性のあるかっこいい家を建てる会社や、性能が高い家を建てる会社。会社の視点で考えると商品としての家を売るので当然だと思いますし、消費者の立場でも特徴がある方が選びやすくなります。その会社の個性を見て、どの会社が自分の好みなのか、どのような家に住みたいのか判断して契約します。しかし、家づくりにこだわった時、自分にぴったりの会社を選択するのは難しいことです。自分にあった家を選ぶのではなく、自分好みに作ってみてはどうでしょうか。
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クラフトリエは、住む人が自分好みの家を作るお手伝いをする会社です。かっこいい家に住みたい方には、理想以上にかっこよくなるお手伝いをして、性能にこだわる方には、理想以上の性能の家になるようにお手伝いする。時には住む人が気付けなかった個性を見つけてより良い家になるように提案する。そんな会社でありたいと思います。
住む人自身で家を直す。
家族の成長や、ライフスタイルや好みの変化に合わせて家も変化すべきです。また年数が経って老朽化した部分を修理していく必要があります。そうすることで、愛着を持って長く暮らせる家になります。日本の家は海外に比べると寿命が短いというデータがあります。これは新しい物が良いとされてきた戦後の高度経済成長期の考え方によるものと思いますが、メンテナンスをして長く使うより、新しく建て替えていく人が多かったためです。本来日本には、良い物を手入れしながら長く使う文化があります。そういう文化があって社寺仏閣は、現在も美しい姿で残っています。家も大切に扱われるべきだと思います。リフォーム、リノベーションという言葉を使うと難しく感じますが、自分で使いやすいように直していくという意識であれば、できることがあると思います。改築工事は大きく構造部分を変更しない限り、新築に比べると住人自身でできる作業の割合は大きいです。また改築工事は解体してみないと分からない部分も多く、自身の目で確かめ理解することも大事だと思います。何世代も住み続け、年を経るごとに味が出てくる。そんな家が良いと思います。
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