幼 虫 管 理


筆者はここ数年2種類の菌糸メーカーのビンで幼虫飼育しております。
温度管理にエアコンを使って飼育したいところですが、人間様にも使ってないのでクワ様にエアコンなど使えません。
エアコン使って飼育しようモノなら家族全員から大きな批判を受けてしまします。
温度管理は温室のみの飼育です。
夏場は床下にての管理となりますが、28度くらいと言ったところでしょうか。
その時期に羽化をむかえると不全多発となってしまいます。
菌糸ビンの管理については、温度ももちろんですが最近は湿度も考慮しています。
春から秋にかけては湿度も十分ですので高温に強くモチのよい菌糸ビンを使用しています。
この季節は交換のショックで蛹化の危険性も高いのでなるべく交換を避けるためもあり、モチはとても重要です。
冬にかけての季節は乾燥していますので水分量の多い菌糸に交換しています。ウチの環境では夏に使う菌糸を使用すると、
どうしてもカチカチになってしますのでこちらのほうが向いているように思います。
この2種類の菌糸は、メーカーも違えばオガも全く違います。気にはしておりませんが、おそらく菌の種類も違うと思います。
今のところ同じメーカーで羽化まで持って行っても途中で違う菌糸ビンに交換して羽化まで持って行っても結果にあまり変わりが
あるように思っておりません。
どちらにも不全となる個体はでますし、きれいに羽化してくる極個体もいます。
不全となる個体については菌糸云々ではなく筆者による余計な行動が原因となる要素も含まれますので必ずしも正確な結果では
無いでしょう。
しかし、クワにとっては羽化まで同じ菌糸で通すのがベストだと思っております。

筆者自身、男も生涯ひとつの畑で通すのがベストだと思っております・・・ん〜・・・