Top>一般ログ>10年05月 |
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更新リスト | |
2010/05/02 | 空の彼方/菱田愛日 |
2010/05/04 | 脳男/首藤瓜於 |
2010/05/05 | あれ、もうGW終わり? |
2010/05/06 | 我が家のお稲荷さま。/柴村仁 |
2010/05/07 | クイックセーブ&ロード/鮎川歩 |
2010/05/09 | 世界樹3頑張ったけど無理! |
2010/05/10 | “文学少女”と死にたがりの道化/野村美月 |
2010/05/12 | 官僚たちの夏/城山三郎 |
2010/05/13 | AURA~魔竜院光牙最後の闘い~/田中ロミオ |
2010/05/16 | [映]アムリタ/野崎まど |
2010/05/17 | おきゅうりょう |
2010/05/18 | 江戸川乱歩傑作選/江戸川乱歩 |
2010/05/20 | 君がいなくても平気/石持浅海 |
2010/05/21 | その日彼は死なずにすむか?/小木君人 |
2010/05/23 | とある魔術の禁書目録/鎌池和馬 |
2010/05/26 | 使命と魂のリミット/東野圭吾 |
序盤の文章の読みにくさと、何度も繰り返される主人公?の美少女表現、 軍人の一人称で繰り返される「私は優秀な軍人なので」という語りに やや辟易としましたが、全体としてはバランスの取れた作品でした。 物語に盛り上がりはないのですが、主人公が一歩も店から出ないのに 結果的にいろんな人の命が救われたのは巧いと思いました。 まさにこの設定だから活かせる展開ですね。 立場や役職などの思惑という縦糸に、するりと紛れ込む横糸のような さりげなく、それでいて物語をしっかり纏め上げる主人公の想いが際立ちました。 |
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紹介にあるような、超絶、という感じではありませんでした。 でも充分な面白さだったと思います。 知識量、文章表現共に優れていて読みやすかったです。 ただ、設定の割りにやや盛り上がりに欠けた感があるかも。 読ませる小説の中では珍しい、設定で引き込むタイプの小説でした。 なので事件自体は枝葉末節みたいなものでしたね。 超記憶力、演算能力、自律神経すら自在にコントロール 出来る能力を持ちながら、感情も欲望も持っていないという 両極端な人間は、果たして生後どう育つのか、育ったのか?という点が 気になって気になって仕方ありませんでした。 余談ですが、登場人物の名前に脈絡なく色の名前が使われています。 作者は命名に困った時にとりあえず色から取ったのかな、と思いました。 茶谷、緑川、金城、灰谷、黒田、緋紋屋、 水島、青木、藍澤、赤岩、白石、浅黄 ピックアップしてみたら意外と多かった(;´Д`) |
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わーお。気がついたらGW最終日でびっくりしましたよ。 こんばんは、咲村です。 なんといいますか、今年は見事にホントー、に 何もしませんでした。 友人の家に遊びに行ったくらいで、買い物以外は 特に何もせず過ごしましたよ。 トップページのログ格納ツールを作ろうと途中まで頑張ったのに、 力が尽きたのが運の尽きだったか!(巧いこと言ったつもり) あ、そうそう、ゴールデンウィーク前に古本屋に行ったんです。 16冊買って、5000円もかからなかったのには正直驚いた。 普通に買えば2万くらいかかるのにね。 買った内容としては、六韜とか論語とか 村上春樹とか赤川次郎とか宮沢賢治とかの 割と地味な内容ですよ。 いつ読むのか、については触れてはならぬぞ……。 |
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『うしおととら』と『となりのトトロ』のオマージュですね。わかります。 『トトロ』みたいに牧歌的な『うしとら』といえばいいのだろうか。 数百年封じられていた大妖怪が主人公の守り神になって 電車に乗るのを喜んだり、大妖怪がテレビを見た時の反応を見たり、 大妖怪とハンバーガー食べたりするあたりは、流石に 意識してる……ように……見える、よなぁ……? 続編を意識した設定なのかもしれないのですが、 無駄なシーンが多かったり、無駄なヒロインがいたりして やや中だるみしてたのが残念だったかなとも思います。 (ここで言う『無駄な』とは、なくても余裕で小説として成立するもののこと) 後、ちょっと序盤の中途半端な薀蓄が苦しいかな…… という部分くらいか。そういうのを除いて考えれば、 ネタがネタなので、作者の文章力とあいまって、 こういうのが好きな人には楽しめると思います。 |
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なんということでしょう、小説としての完成度は高いのに おすすめ出来るタイプの人がいないwwwww というわけで同僚から借りた本です。 死んだら「セーブ」したところに記憶を残して戻れるという設定はともかく、 ちょっと嫌なことがあっただけで自殺するというのがまず共感できない……。 似たような状況を考えたんですが、例えば死ぬ痛みに比べたら断然軽いと思われるような 『机の角に足の小指を全力で一回ぶつけるごとに試験を一科目100点にしてあげよう』 という条件があっても僕なら乗らない。断じて乗らない。 どうも何も知らない人にはお勧めしづらいです。内容も暗いですし。 あ、でも途中の「あーやっちゃった」感は共感できるかな。主人公より早くな。 こんなこと書いてますが、小説としては出来が良いんですよ。 綺麗にまとまってますし文章も悪くない。 何も期待せずに買った、ある程度活字を読むのに慣れた人が一番楽しめると思う。 |
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世界中の迷宮3の隠しボスまで 今日でクリアしようと思ったけど無理でした! こんばんは、咲村です。
30ターンくらい粘ったんですが最終的に隠しボスのHPはMAXのままでした。 なんというマゾなゲームだ、まったく。 というわけで、今日は久々に回転寿司に行って来ました。 苦手なものは以下の四種類しかないので 大抵のものは食べられますよ。
というわけで以下を食べてきました。
余は大満足じゃ(*'ー')-3 |
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友人から借りた本です。 全体的に安定した文章、構成、キャラクタでした。 扱ってる文学は『太宰治』。 気になったのは中盤の脇役のシーンが、 火サスの最後だけ見たみたいにやや中だるみしたところと、 文学少女が紙を食べる物語的必然性がないことくらい。 ただの恋愛お助け話かと思いきや、 主人公が必死にラブレターの代筆を繰り返してるうちに発覚した 相手が存在しないという展開以降は、 完全に物語に引き込まれました。 |
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BOOKデータベースの紹介がないww これ通産省の毛色や各役職の仕事内容をある程度知らないと 置いてけぼりになっちゃいますね。 エンタテイメント小説として見ようとしたら全く面白くありません。 実在の人物や出来事を踏まえた戦後の官僚の在り方、として 見るならばそこそこ面白いのかもしれないです。 ところで末尾の解説文。 前半はともかく、後半は解説じゃなくて 丁寧にネタばれしたあらすじにしか見えません。 |
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『人類は衰退しました』の田中ロミオさんの作品。 同僚から借りた本です。 しかし田中ロミオさん凄いな。 『人類は衰退しました』でも思ったんですが このほんわかとした狂気が凄い。 何かフグ料理の免許持ってる人のような良く解らない凄みを感じました。 他の作家さんがこういうネタを扱おうとしたら多分読者が中毒を起こして死ぬ。 とはいいませんが、途中で本を放り投げると思います。 良くこの題材でこのクオリティのものを作り上げたな、と思いました。 ただ、止揚しすぎて下地を知らない人が読んでも、おおおう?ってなるはず。 邪気眼がわからない人、あるいは邪気眼を発動してしまっている人には お勧めできないと思います。 |
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ヒロインの、人を食った性格は大好きです。 朝、裸エプロンで包丁の音を鳴らしてたあたりとか特に。 出てきたのがトーストで、包丁の音はまな板を叩いてただけっていう。 主人公のツッコミ体質は作中では褒められてますが、 あまり良いものには思えませんでした。 天才を描いた小説、とおもわれがちですが、それは嘘。 天才っぽい変人を描いた小説、が正しいと思います。 ホラーだと思われてますがそれも嘘。 主人公がホラーな落ちだと思ってるだけ。 これは読んでる人の解釈にもよりますけどね(※)。
全体を見れば、文章、ストーリーテリング共に優れていて 読みやすい小説でした。天才的な変人を描いた小説、 だと思って読める人へのお勧め度は高いです。 個人的な愚痴なんですが最後の落ちは、 作品の品質を下げない蛇足だと思いました。 まぁ賞を取るためにはあったほうがいいんだと思いますが、 個人的にはないほうが好みですね。すみません、好みの問題ですね。 |
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こんばんは、咲村です。 入社2ヵ月半で査定が入らないにも関わらず、 お給料が実質5000円プラスされました。わーい ヽ(’∇’)ノ さて、最近僕はコーヒーにはまっていて、一日8杯は飲みます。 飲みすぎかなぁと思ったので、甘さについてはスクラロースだか アスパルテームだかが主成分の擬似砂糖にマイナーチェンジ。 それでもコーヒーの量が多いのはいけない気がしたので、 たまにコーヒーなしの、甘いお湯を飲んでます。 「君、何飲んでるの!?」っていわれた。 (*´ー`)旦~ 「あっ、でも、コーヒーって焦げを飲んでるようなもんですし、 飲みすぎは身体に良くないですよね」っていったら、 「いや、その理屈はおかしい」っていわれました。 |
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中学生の時に二銭銅貨を読んで、衝撃を受けたので、 古い文章ながらお勧め度は★四つ。 中学生でも読める平易な文体ということですぉ。 まさに江戸川乱歩って作品ですね。 今読んでも凄かった。 怪奇趣味とか探偵小説が嫌いな人以外にはおすすめです。 |
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恋人がどうやら殺人を犯していると気づいた時のお話。 主人公はもう最初から最後までずっと別れることしか考えていないっていうw 動機はすぐに解りましたが(というか構成上それしかない)、 それはまぁおいておいて、中々文学してるナァと思いました。 最後の殺人の動機は不自然でしたけどね。 ただ主人公から電話がかかった時の恋人の着メロが実は 『てんとう虫のサンバ』だったというのは、ちょっと涙を禁じえません。 |
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ライトノベルじゃなくて、一般小説で出したほうが良かったのでは?っていうくらいの品質。面白かったです 森絵都さんのカラフルに似てますが、もっとのめりこんで読めました。 |
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物語としても設定を生かして綺麗にまとめてあるので、 好みが分かれる作品だと思います。 地の文を含めた嘘を笑って見過ごせるor気付かない人なら最高点。 僕はありだと思いました。 (というかメインターゲットが中高生なので大アリですね) |
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うーむ、東野圭吾さん、おそるべし。 この人の本は買ったら面白いから困ります。 後半、病院の内と外でそれぞれの『戦い』が始まってからが、 もう手に汗握る感じで目が離せませんでした。 |
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