私たち人間は、高齢になるにつれて、失うものが多くなり、寂しく、老いていく自分を見つめて不安な事柄が日々増えていきます。
一人ぼっちになり、何もかもやる気をなくし、生きているのがいやになり、時には「早く死にたい。」と口にする高齢者にも出会います。
何歳になっても、持てる力を十二分に発揮し、少し背伸びをして、おしゃれをしたり、友人を作って、人生を精一杯努力してがんばって、楽しんでおられる方を見かけます。
この努力の積み重ねが、まさに生きる証ではないでしょうか。
私たちの基本活動姿勢は”できないことをサポートする。気力を取り戻し、生きる意欲を高める。”ことです。
できることまで手助けし、依存心を高めるような活動は行いません。
その人らしく、できる限り自力で、生きる。これを応援するのが、私たちの活動使命です。
胃ろう、腎臓病、末期ガン、在宅酸素等、医療ケアの必要な利用者宅での活動も経験豊富です。
医療行為はできませんが、日常生活上必要な行為(食事介助・排泄介助・入浴介助・更衣介助等)に関わり、
利用者様と一緒になって喜びを実感できる活動が、われわれがやりたい活動です。