>>vol.100
2019. 4.12(Fri.)~13(Sat.) | プリプロ作業 結婚式の予定があったので、それまでに終えないといけなくて、すごく忙しかったですね。 |
2019. 4.18(Thu.) | 東海テレビ フジテレビ系ドラマ「仮面同窓会」ムービー収録 主題歌を担当させていただく「仮面同窓会」のエンディングに僕も少しだけ出演させてもらえるということで、主演の溝端淳平さんや瀧本美織さんとちょっと絡みました。溝端くんも和歌山県出身ということで、あいさつのときは和歌山市ふるさと観光大使の名刺を渡して。普段はあまり持ちあるかないので、いつも渡せるとは限らないんですけど。だから、おふたりはラッキーですね(笑)。 |
2019. 4.20(Sat.)~21(Mon.) | 知人の結婚式に ずっとお世話になっている小学生のときの先生の娘さんが結婚することになって、1年くらい前からご招待いただいてたんですよ。以前、息子さんの結婚式でも歌ったことがあって「娘のときもよろしく」って言われていて。でも、ちょうどこの時期、USツアーがかぶる予定だったから断っていたんだけど、今年に入ってうまい具合にツアーがずれることになって出席できました。 先生の結婚式にも出たのでこれでひと家族コンプリートできました(笑)。それとは別に、僕のいとこが結婚することになったから「呼んでえや、俺、歌ったるわ」って日にちを聞いたら、なんと次の日で!元々ふたりとも和歌山出身だったんだけど、先生の娘さんは大阪で結婚して、いとこは和歌山だったから、図らずも大阪~和歌山の結婚式ツアーとしてはまりました(笑)。 それぞれ「MY HEART DRAWS A DREAM」と「あなた」をピアノ伴奏で歌ったんですけど、結婚式で歌うって"うまいこと僕を利用してください"って感覚なんですよ。"僕が歌うことによって少しでも花を添えられるのであれば、ぜんぜん歌いますよ"って。 行くとやっぱりお父さんを見ちゃいますよね。"どんな気持ちなのかな?やっぱり寂しいのかな"って。そんなこともあって感動的なので結婚式は嫌いじゃないですね。 |
2019. 4.24(Wed.) | NHKテレビ「SONGS」収録 この日はスタジオ ライヴだったんですけど、いつものやんちゃなお客さんのなかに、あまりライヴに慣れていない子もたくさんいたみたいでしたね。始まった瞬間、前のほうに押しよせてきて危険な感じになってしまったので、1回ライヴを中断して「下がって下がって」ってうながしたりして。あれって日本人の悪い癖ですよね。なんで前に詰めるんやろ? スタジオ ライヴだからといって、あまり普段と変わった印象はなかったですね。最初にお客さんがいない状態で「ZIPANG」を収録して、その後セット チェンジしてからお客さんを入れて「ANOTHER MOMENT」と「HONEY」をやったんですけど、それだけだとライヴとしては盛りあがりに欠けるかなと思って、オンエアはされなかったんだけど、実は最初に「MAD QUALIA」を演奏したんですよ。 みんな盛りあがってくれて楽しかったですね。セットもかっこよかったし。 |
2019. 4.25(Thu.)~26(Fri.) | アルバム『ANTI』リリースに向けてのプロモーション アルバムのプロモーション タイミングだったから、いろいろなメディアの取材がありました。取材のなかには南海電鉄のフリーペーパーもあったんですけど、学生の頃、南海電鉄に乗って大坂の学校に通ってたんですよ。ラルク アン シエルと縁の深い難波ロケッツっていうライヴハウスも南海電鉄の高架下にあったりして。ラルク アン シエルの初期の頃は、よくテッちゃんといっしょになんばCITY界隈をウロウロして、ロケット広場のビジョンに流れる難波ロケッツの映像を観にいったりしてましたね。しかも、偶然、取材の数日前、結婚式のときに南海電鉄に乗って大阪から和歌山に移動したんです。久しぶりに乗るとちょっと迷うんですよ。あんなに通いなれていたはずなのに「あれ?どっちやっけ」って。でも、迷いはするけど結局はちゃんと行けました。"たぶん、こっちやったな"みたいな感じで。そんな縁がいろいろあったから、とても楽しく取材を受けさせてもらいました。ほら僕、和歌山市ふるさと観光大使なんで(笑)。 「火曜サプライズ」のロケは、バラエティ番組だから"なんかおもしろいことせなアカンかな"って、テンション高めて臨みましたね。でも、ロケだからか、あまり番組の収録という感じがしなくて、普段DAIGOと遊んでるような感じになっちゃいました。スタジオ収録だったらもうちょっとバラエティの独特な感じがあったのかもしれないけど、カメラさんはついてくるものの、普段の延長線上みたいな感じかな。 |
2019. 4.27(Sat.) | 新曲のヴォーカル レコーディング これはアルバム『ANTI』の先にある楽曲。ギリギリまで作詞作業をしていましたね。 |
2019. 5. 1(Wed.) | 知人の葬儀に参列 いつも僕、"HALLOWEEN PARTY"ではALS アイス バケツ チャレンジ(筋萎縮性側索硬化症の啓蒙と研究の支援を目的とした活動)で、バケツの氷水をかぶってたんですけど、そのきっかけになったALSの友人が亡くなってしまって。でも、すっごくがんばっていたんですよ。何年もほぼ全身が動かない状態でも、僕には最後まで何も変わらず謙虚で泣きごとひとつ言わない人でした。最後は特殊な機械を使って目の動作だけで僕とも連絡をとりあっていたんですけど。そんな状態の彼が、ある日、奥さんと連絡をとりあっているなかで、その文面に異変を感じたらしいんですよ。どうも言動がおかしいって。それでいろいろな知りあいに連絡をして探してもらったら、奥さんが倒れていることがわかって。かなり重篤な状態だったみたいなんですけど、彼がすぐに異変に気づいたおかげで早く発見できて、病院に搬送できたからなんとか一命をとりとめることができたんですよね。そんな状態でも家族を救えるなんてとてもかっこいいと思いました。……他人事じゃないですから。いつ自分がなってもおかしくない。いつも"HALLOWEEN PARTY"に家族で来るのを楽しみにしてたから、お葬式では何年か前のまだ少し元気だった頃、HALLOWEEN PARTYで彼に作った衣装をいっしょに棺の中に入れて手向けました。 |
2019. 5. 2(Thu.) | "HYDE LIVE 2019 US"に向けて渡米 |
2019. 5. 5(Sun.) | "HYDE LIVE 2019 US"Welcome to Rockville Festival アメリカ ツアーがスタートしました。"Welcome to Rockville Festival"はメイン ステージに出演するフェスだったから、今回の"HYDE LIVE 2019 US"でいちばんの勝負所、いわば目玉のライヴだったんですよ。それが悪天候で、まさかの出演キャンセル。これが日本だったら雨が降って中断しても、天候が回復したらその中断したところから時間をずらして出演していくとかありうるじゃないですか。でも今回は、悪天候で中断されたバンドはキャンセルということで、結局、6バンドが出られなくなりました。僕らが出演する予定だった時間はバケツをひっくり返したような雨が降ってたんだけど、しばらくして天気が回復して、それ以降にスケジューリングされていたバンドはちゃんとステージに上がっていましたね。とにかく悔しかったです。でも、"アメリカってそういうところだよね"みたいな、ちょっとした慣れもあって。"僕、基本的に晴れ男なはずなのに、これはおかしいな。誰のせいだ?"って考えていたら、ファンの子が教えてくれました。「Aliってとんでもない雨男ですよ」って(笑)。 今回の"HYDE LIVE 2019 US"はそのあともほとんど雨ですよ。だけど、オフ日はなぜか晴れてたりして、しょっちゅうバーベキューをやってましたね。移動日に宿泊するとき、街中だと大きなトレーラーを停められないからちょっと郊外のモーテルみたいな所に泊まるんですけど、そういう所ってたいていバーベキューのグリルが備わってるんですよ。それを見つけたら「じゃあ。肉を焼くか!」みたいな。結構、泊まるたびにバーベキューをやってました。向こうの肉ってうまいんですよ。あの分厚さもいい。直火で焼くのもおいしいし、今、僕のなかで肉ブームだから「400グラムは食べるからね」って言って肉を買ってきてもらって、ペロッと食べてました。 →5月3日~5日 Welcome to Rockville Festival@METROPOLITAN PARK(HYDEの出演は5日のみ) |
2019. 5. 7(Tue.) | "HYDE LIVE 2019 US"@Louisville Palace Theatre,Louisville,KY 今回の"HYDE LIVE 2019 US"はイン・ディス・モーメントというバンドのツアーに同行して回るのがメインだったんです。ヴォーカルのマリア ブリンクはカリスマ性があって魔女みたいな感じですごくかっこいいんですけど、初日だったから、まずはマリア様にごあいさつを。おみやげを日本から持ってきたから渡したかったんだけど、突然僕たちのリハーサルを観にきてくれて、リハーサル終わりで少しだけ会えた感じだったから、そのとき渡すことができなかったんですよ。結局、その後もずっと渡せない日々でしたね。いっしょに回っててもお互いに忙しくて、案外、会えないものなんですよ。向こうは朝からずっとリハーサルとかミート アンド グリーティングとかいろいろやってるし、彼女たちが何もしていないタイミングは逆に僕らがリハーサルをしているし。 →5月7日 HYDE US TOUR 2019@Louisville Palace Theatre,Louisville.KY |
2019. 5. 8(Wed.)~10(Fri.) | 移動~オフ 移動してカレー パーティを。肉が余っていたから、それを使ってスタッフが作ってくれました。その日に余ったお米を使って、翌日はバーベキュー。この時点でライヴよりバーベキューの回数のほうが多い(笑)。で、その翌日もメンバー&スタッフが作った手料理を楽しみました。何しに来たんだかって感じですよね(笑)。 |
2019. 5.11(Sat.) | "HYDE LIVE 2019 US"Epicenter Festival ステージは少し小さかったんですけど、僕らの出演時間は無事に晴れて順調にライヴができました。でも、僕らのステージが終わったあとから徐々に雲行きが怪しくなっていって、夕方にはものすごい豪雨になって、ライヴは中断されてしまって。そのままこの日はフェス自体が中止になってしまい。メインのバンドはいっさい演奏できなかった。アメリカの嵐ってスケールがでかいなと改めて思いましたね。 この日、僕らの楽屋の向井がジューダス・ブリーストの楽屋だったんですよ。でね、バンド メンバーのNatsuに「ピンポン ダッシュしてこい」って冗談で言ったら、「言ってきます!」って本当にノックしに行っちゃって。"ほんまに行きやがった"って思って見てたら、中からスタッフが出てきて「メンバーはいない」って追いかえされてました。"ええ根性してんな。よう行くわ、あんなの"って焚きつけておきながら思いましたね(笑)。 翌日はニューヨークでライヴだったので、出演後は早めに移動する予定だったんですけど、トレーラーのタイヤがスパークして吹っとんでしまって、トレーラー自体を交換しないとだめになり。ロッキンガムからは車で10時間以上かかるし。ニューヨークには早朝に着かないといけないスケジュールだったから、結構ヒヤヒヤしましたね。 →5月10日~12日 Epicenter Festival@Rockingham,NC(HYDEの出演は11日のみ) |
2019. 5.12(Sun.) | "HYDE LIVE 2019 US"Japan 2019 PRESENTS JAPAN NIGHT 結局、なんとか間に合って、翌朝雨のニューヨークに着きました。それまで田舎だったから、もういきなり都会って感じでしたね。 この日は"Japan 2019 PRESENTS JAPAN NIGHT"ということで、ひとときの日本を感じられてよかったですね。ここまでは結構アウェイを感じたけれど、ここに来ていきなりちやほやしてもらった感じ。現地の人が多かったけど、日本を好きでいてくれる人が集まってるから、すごく充電できました。トリを務めてライヴの持ち時間も1時間あったから、バラードも含めてセットリストを組んでいきました。 →5月12日 Japan 2019 PRESENTS JAPAN NIGHT@Central Park,NY |
2019. 5.13(Mon.) | "HYDE LIVE 2019 US"@The Sherman Theatre,Stroudsburg,PA →5月13日 HYDE US TOUR 2019@The Sherman Theatre,Stroudsburg,PA |
2019. 5.14(Tue.) | "HYDE LIVE 2019 US"@Stage AE,Pittsburgh,PA →5月14日 HYDE US TOUR 2019@Stage AE,Pittsburgh,PA |
2019. 5.15(Wed.) | "HYDE LIVE 2019 US"@The Fillmore Silver Spring,Silver Spring,MD ここまで連日続けて5本、移動してはライヴの毎日でしたけど、僕らはオープニング アクトでの出演で30分ほどのステージ。これがメインアクトだったら60分以上はライヴをするわけだから、それを考えるとなよってはいられないなと思ってましたね。これが日本だったら大変でしたけど。日本だとホテルで荷物をまとめて新幹線に乗って移動してライヴして、翌日もそれをくり返すわけだから面倒くさい。でも、アメリカだとライヴ終わりでバスに乗ってみんなで酒を飲んで、寝てたら朝には次の会場に着きますから。 →5月15日 HYDE US TOUR 2019@The Fillmore Silver Spring.Silver Spring,MD |
2019. 5.16(Thu.) | オフ もちろんバーベキュー!もうこの時期になるとそれ以外の選択肢はありませんでしたね(笑)。肉ブームということもあったし、普通にレストランに行くくらいならバーベキューのほうがいいだろうって、ほかは眼中にない感じでした。 僕はアメリカの肉のほうが好きなんですよ。日本だと脂のさしが美徳とされるじゃないですか。でも、最近はそれが度を越してしまって、脂がさせばさすほどA5ランクとかって評価されて、おいしさが置いてけぼりにされているような気がする。もうA5ランクとかになるとほとんど脂ですよね。お肉屋さんはあれをうまいとは言えないって実はわかってるんだけど、この流れを止められない。本当はA3ランクくらいがいちばんおいしいって聞きますけどね。 |
2019. 5.17(Fri.) | "HYDE LIVE 2019 US"@Middle East downstairs,Cambridge,MA この日は今回の"HYDE LIVE 2019 US"で初めてのワンマン ライヴだったんですけど、ライヴ自体ではヘッドライナーかどうかは関係なくて、どんなに激しくてもきっちり歌うとか、そういう基本的なところを意識してますね。いろいろなアーティストと同じステージに立つと刺激されるんですよ。ほかのバンドを観てるとすごくうまかったりするから、"ああ、こんなんじゃだめだな"と思って、ライヴ終了後にまねして歌ってみたり。そういうことを重ねていくと自分もちょっとずつうまくなったりしてね。やっぱりそういう場に行かないと人は成長しないんだなって思いながらやってます。ワンマンのときは"Japan 2019 PRESENTS JAPAN NIGHT"とかと感覚が似ていて、僕たちを観たくて来てくれている人たちがたくさんいるから、すごく盛りあがってハッピーな空間になりますよね。時間もたっぷりあるから、自分たちの世界観も全部出せますし。 →5月17日 HYDE US TOUR 2019@Middle East downstairs,Cambridge,MA |
2019. 5.18(Sat.) | オフでナイアガラの滝へ 前回来たときは5キロくらい離れた所を通りすぎただけだったんですけど、今回はバスの停泊地からレンタカーを借りて行こうぜってなって。これまで今回ほど近くで見たことがなかったんですけど、すごかったですよ。スケール感がぜんぜん違う。滝に流れこんだ水しぶきが風で舞うじゃないですか。車で向かっているとき、それが遥か彼方からも見えるんですよ。何年かぶりに行きましたけど、とてもよかったですね。 |
2019. 5.19(Sun.) | "HYDE LIVE 2019 US"@Reggie's Rock Club,Chicago,IL シカゴは「バットマン」の街だから、そういう雰囲気が漂っていてすごくよかったですね。ライヴ会場も建物のすぐ横に高架があって上を電車が走っていたりして、とても雰囲気がありました。でも、汚かった(笑)。シャワーはあったけど、ここでは浴びたくないなって感じでした。お湯もちゃんと出ないし。タフになりますよね、ああいう経験をすると。 この日は今回のツアーで2回目となるヘッドライナー。ちょうどアニメフェスみたいな催しものを近くでやっていたみたいで、アニソンを歌っている日本の女の子たちが観にきてくれました。たまたまラルク アン シエルでも過去にお世話になった共通のスタッフがやってたみたいで、かわいい女の子をたくさん連れてきてくれて。久しぶりにかわいい日本人の女の子に会えてうれしかったですね(笑)。 →5月19日 HYDE US TOUR 2019@Reggie's Rock Club,Chicago,IL |
2019. 5.20(Mon.) | オフ この日は当初、メジャーリーグを観にいく予定だったんだけど、予想以上に気温が低くて、行ったら寒くて風邪をひくなと思ったのでやめました。ホテルでたまった仕事をこなしてましたね。 |
2019. 5.21(Tue.) | "HYDE LIVE 2019 US"@Verizon Center,Mankato,MN →5月20日 HYDE US TOUR 2019@Verizon Center,Mankato,MN |
2019. 5.22(Wed.) | "HYDE LIVE 2019 US"@The District,Sioux Falls,SD 僕らといっしょにイン・ディス・モーメントのツアーに参加していた2バンドはゴリゴリのメタル系だったので暴れたいお客さんが多いんですけど、Sioux Fallsではそういう人たちが僕らの曲で踊ってくれて、すごくうれしかったですね。ちっちゃいけどサークルモッシュも出来て。終盤戦にさしかかって、手応えを感じました。 →5月22日 HYDE US TOUR 2019@The District,Sioux Falls,SD |
2019. 5.23(Thu.) | オフ オフだったのでこの日もバーベキューをしようと準備をしはじめたら雨が降ってきちゃって、仕方なく部屋のキッチンで焼こうということになったんですけど、大人数でどれだけ焼くんだってくらい焼くでしょ?だから、煙がものすごいことになっちゃって、窓を全開にしても効かないから火災警報器をふさいだりして(笑)。酔っぱらってバンド メンバーのインスタライブにいっしょに参加したりして楽しかったな。 |
2019. 5.24(Fri.) | "HYDE LIVE 2019 US"@Arvest Bank Theatre at the Midland,Kansas City,MO この日、竜巻警報が鳴って。僕らのステージが終わって、次のバンドが始まったから横で観てたんですよ。そうしたらステージが中断されてザワザワとしだして、竜巻が来たからとりあえず中断するって。3階建ての客席だったんだけど、竜巻が来ると屋根が吹きとぶ可能性があって上階にいると危ないからいったん全員1階に降りてくださいってなって"これからどうなるんだろう"と心配でしたね。そうこうしているうちに、もう暴風雨。ダダダーッ、ジャブジャブジャブーッて。結局、実際に竜巻は来なかったんですけど。 この日でイン・ディス・モーメントとのツアーも最終日。最後にやっとマリアとゆっくりあいさつができて、おみやげに持ってきた日本酒セットを渡すことができました。メンバー全員分を持っていってたから結構重くて、とっとと渡したかったんですけど(笑)。 イン・ディス・モーメントと回った今回のツアーは、今まででいちばんよかったんじゃないですかね。音楽的にもイン・ディス・モーメントが好きなお客さんならちょっとは僕たちに興味を持ってくれたんじゃないかなって思うし。いっしょに回った2バンドも人気のあるバンドだったんので、幅広いお客さんに観てもらえましたから。いい相乗効果があったんじゃないかなって思いますね。 →5月24日 HYDE US TOUR 2019@Arvest Bank Theatre at the Midland,Kansas City,MO |
2019. 5.26(Sun.) | "HYDE LIVE 2019 US"@1720,Los Angeles,CA "HYDE LIVE 2019 US"の最終日はL.A.でのワンマンでした。L.A.は僕のアメリカでの本拠地、ホームタウンって思ってますから、帰ってきてここをいちばん盛りあげたいなと意気込みました。 これまでもL.A.では何回かライヴをしていて、もっと大きい会場でもやったことがあるんですけど、基本的には日本のアーティストだと盛りあがるのは最初だけなんですよね。要は普段から好きで聴いていて、そのアーティストがようやく来たからライヴに行く。ずっと待っていたわけだから最初は行くんだけど、それが毎年となると動員が増えるかというとそうでもなくて。実際、僕らが行っても年々減ってましたから。それをVAMPSのときから少しずつ修正していって、いちばんいい形で結実したのが今回でしたね。新しく再出発して、現地のバンドとしてやれてる感じがすごくよかった。日本人だから珍しいって来るんじゃなくて、ちゃんと向こうのバンドとして再スタートしてる感じをすごく実感できました。今回、きっちりライヴに向けてのプロモーションができたこともよかったと思うんですよね。積極的にSNSやYou Tubeでアプローチしていったのが効果的で、それにソロにきり替えた話題性も相まって。今回はお客さんが増えたから、次はもっと増えるかもしれない。そういう期待感がありましたね。 "HYDE LIVE 2019 US"を総じてふり返ると、今までの海外ツアーでいちばんいいツアーだったと思います。いろいろな意味でリニューアルして臨んだツアーでしたけど、これまでの経験も踏まえつつ、うまく回れるようになってきましたし。 →5月26日 HYDE US TOUR 2019@1720,Los Angeles,CA |
2019. 5.30(Thu.)~ 6.18(Tue.) | ジャパン ツアー"HYDE LIVE 2019"の各種準備やアルバム『ANTI』リリースに向けてのプロモーション 風邪をひいちゃって。ツアーが終わった瞬間、よく風邪をひくんですよ。ホッとして気が緩むんですかね。 |
2019. 6.19(Wed.) | アルバム『ANTI』発売 自分としてもいい作品ができたなと思っています。ライヴで盛りあがらない曲は入れないようにしたんですよ。それを基軸に組みたてたからこその統一感もあると思う。これを引っさげてツアーを回ることをすごく楽しみにしていたので、今、ライヴをやっていてレスポンスがすごくよくてうれしいです。再スタートではありますけど、すでにいいところまできました。 |
2019. 6.22(Sun.)~26(Wed.) | "HYDE LIVE 2019"@ZEPP TOKYO 前回ツアーをやったときは、まだ発売してない新曲ばかりだったのでお客さんは曲を知らないわけだから、知らないなりに盛りあげられるような曲順を意識しましたけど、今回はみんなすでに聴いてきてくれてるわけだから、ドラマチックに魅せる展開を目指しています。"HYDE LIVE 2019 US"を回ってきてのジャパン ツアーだから最初から脂がのった状態で、前回から進化した感じを出せてると思いますね。 今、殻を破りたいと思ってるんですよ。"これまでのライヴじゃつまらない""こんなことじゃだめだ、何も変わらない"って。いつか本当に体を壊すかもと思いながら毎日やってますけど、今の自分にはすごく自信がありますね。 東京公演を4日間終えて、もうステージ セットや演出のチェックもだいぶ終わってきたから、ここからは内容についてより深く考えていけるかなって感じです。ツアーの序盤は段取りとか照明とかの作りこみが必要だけど、それもやっと落ちついてきたかなって感じなので。いい感じですよ。毎日が最終日みたいな気持ちでやってます。 →6月22日~29日 HYDE LIVE 2019@ZEPP TOKYO |
今号のシメのひと言
この「hyde's Diary」を始めたきっかけは、自分が年をとってから読もうかなって |