>>vol.39

2003.11.30(Sun.) 『666』パンフレット撮影を兼ねてのリハーサル。(マネージャー・F「ゲリラ・ライヴの話なんかもあったりして」)六本木でゲリラ・ライヴをする予定だったんです
けど、結局、許可が下りなくてできませんでした。
2003.12. 2(Tue.) 「永遠」のVo.録り。
2003.12. 3(Wed.) アルバム『666』のリリース日。ラジオ・デー。
                                       
                    →ソロワークス 2nd.アルバム『666』発売日。
2003.12. 4(Thu.)〜12. 5(Fri.) レコーディング&作詞日。
このころはレコーディングの隙間に詞を書いてますね。録って書いて、書いて録って。かなりキビシイですね。「Lover Boy」Vo.録りでは、早くも奥
の手を使ってしまった感じです(ken作詞)。
2003.12. 6(Sat.) スペイン坂ラジオ、TBSラジオの日。
きたー!この日だよ!!俺、カッコよかったんだよ!スペイン坂でのラジオが16:20からだったんだけど、そういうのは全部マネージャーに任せてる
から俺は知らなくって。車で向かってるんだけど、渋滞してるんだよね。で、マネージャーが「なんとか……」とかって緊急な感じで電話してるから、
なんでそんなに焦ってるんだろうって。俺は20分に入ればいいんだろうって思ってたんだけど、実は20分から本番で。すでにあと5分みたいな状況
で、まだタワーレコード前にいて、渋滞でぜんぜん動かない状態。その緊急の感じを見て、「ひょっとしたら本番、20分から?」って聞いたら「はい!
」って(笑)。あー、これ絶対間に合わねえと思って、そっから走ったんですよ。ガーッと坂道駈け上がって、パルコ前からファンの子が並んでんの知
ってたから、信号無視して渡ってパルコの店の中を突っ切って。そのころには警備の人がみんな気づいて、ワーッと俺の後ろを走ってきて、何十人
とかになってスタジオに駆け込んで。スタジオでは僕の出番の前にちょっと変更して、僕の曲を流してくれてたの。それでなんとか間に合った。走っ
てるときには「ああ、俺、カッコいいなあ」って(笑)。そこをマネージャー抜きでひとりで走ってるっていうのがカッコいいんだな。でも放送ではちょっと
息があがってました(笑)。
2003.12. 7(Sun.) 「REVELATION」メロディ打ち合わせ、仮歌入れ。
久しぶりに人の曲にメロディをのせるっていう。昔はメロディはヴォーカリストの仕事っていうので全部そうだったんですけど、でもいい加減、ネタがな
くってね。「これはちょっと大変だな」っていうことをチラッと言ったら、それからはもう作曲者は全部メロディを作ってくるっていうしきたりに変わってま
した。でも、久しぶりにこういうやりかたで作りたいっていうのがユッキーにあったらしくて。スケジュール的には大変だったんだけど、作業的には楽
しかったかな。
2003.12. 8(Mon.)〜12.14(Sun.) レコーディング&作詞日。映画『ラスト・クォーター』の衣装のフィッティング(実は今秋公開予定の映画に出演します)。
「Time goes on」Vo.録りでは、teっちゃん作詞曲を録音し、これで持ち札、全部使っちゃった感じですね。
2003.12.15(Mon.) アー写撮影、『CDでーた』取材。
アー写撮りつつも、その傍らで詞を書いてる俺。かわいそうだったね。
2003.12.16(Tue.) Lynneちゃんと歌詞の打ち合わせ。
2003.12.17(Wed.)〜12.21(Sun.) レコーディング&作詞日。
「REVELATION」のVo.録りはいちばん楽しく仕事ができましたね。詞を書くのも「簡単だろうな」って思ってたら簡単にできたし。ま、好きなこと書い
ていいだろうなっていう感じだったので。得意分野だしノリノリで。歌も自分でメロディつけてるから、いちばん歌えた感じがしましたね。
2003.12.23(Tue.)〜12.27(Sat.) ソロ・ツアーのリハーサル。26日には『ミュージックステーション』出演と“天嘉−弐−”でのシークレット・ライヴ。『ミュージックステーション』にソロで
出るのは決まってたんですよ、最初から。で、ラルク出る話も来て。俺はどっちか1コになってほしいなって思ってたんですよ、2回も番組に出るのが
恥ずかしいから。あとは武道館とNK、両方やるのはスケジュール的にもどうかなと思ってたんで。でもフタを開けてみたら全部スケジュールされて
たの。「マジかよ!」みたいな。まあでも、いい祭りになりましたね。「絶対間に合わない!」ってドキドキしましたけど。人に迷惑だけはかけたくない
って思ってたから。俺が武道館に着いたときS.O.A.P.やってたんだけど、そのときはもうS.O.A.P.終わってなきゃいけない時間だったんです。そっか
らS.O.A.P.が始まりましたから、「絶対間に合わねえだろ!」ってかーなりプレッシャーかけてましたね。「間に合わないだろうが。聞いてこい、聞い
てこい」みたいな感じで(笑)。そしたらS.O.A.P.のあとに出ますってなって(S.O.A.P.のあとがセッション、そのあとにラルク アン シエル出演の予
定だった)、全部パーみたいな(笑)。でもラルクのファンも多かったんでね、いいプレゼントになったんじゃないかな、と。
2003.12.28(Sun.) 映画の衣装のフィッティング。
2003.12.29(Mon.) 「READY STEADY GO」PV撮影。
2004. 1. 5(Mon.)〜1. 9(Fri.) 映画の撮影のためロンドンへ。
6日はラルクでも撮影したことがあるんですけど、プリムローズヒルの公園で撮影しました。寒いですね、ロンドンは。そのあとリトルベニスに行って
、テムズ川添いでラブ・シーンかな。ラブ・シーンっていっても、大したことないですけどね。ラブ・シーンっていえないかもしんない。もう恥ずかしいで
すね。ジロジロ見られて。「見るなよ、俺を見るな!」って。で、夜がすっごい眺めのビルの上で、酔っ払いの役をしました。
7日が郊外のすごく素朴で古〜いいい感じのスタジオに行き、そこで映画の撮影とインタビューをしました。英語でしゃべってますね。ま、もともと英
ペラなんで(笑)。通訳なしでペラペラペラって感じですね、僕、ハーフなんで(笑)。
8日はすごかったっすね。ブライトンビーチに行きまして。今回行ったとこはすごい崖っぷちで。また強風でね、エライことでした。撮影でちょっと物を
投げるシーンがあったんですけど、それ投げても全部風で返ってくるんですよ。寒くてねえ、ひどい撮影でした。そうそう、映画に出てくる女の子の
服装、ミニスカートがメインなんですけど、すごいかわいらしいの。かわいいなあとおもって、「これ、監督の趣味ですか?」っつったら、「うん」って(笑
)。趣味が合うなあって。
2004. 1.10(Sat.)〜1.12(Mon.) 『SMILE』TD作業。
2004. 1.12(Mon.)〜1.18(Sun.) 映画の撮影。
ロンドンもかなり寒かったんですけど、日本をナメちゃいけませんね。富士山のふもとはさらに寒いっすよ。極寒。
15日は室内での撮影。室内はもう楽園ですね。ある意味、こっから演技っぽくなるんですけど、僕のモードはなかなか切り替わらず素でしたね、ほ
ぼ(笑)。そうそうそう、みんな泣くシーンがあるんですよ。ちょっと前に、富士山のふもとで(栗山)千明ちゃんが泣いたんです。「はい、本番スタート
」つったらすぐにポロッて泣いて。「すっげー、女優だ!」と思ったね。で、この日、伊藤(歩)さんも「本番スタート」でポロッと泣いたんですよ。「カー!
すっげーな、女優は!!」と思って(笑)。次、俺だったんですけど、絶対泣けねえと思ってかなり精神統一しましたね。目薬でいいじゃんぐらい思っ
てたんです、その日まで。でもみんなポロポロ泣きやがったから、これはとりあえずチャレンジしなきゃいけねえと思って。いろいろ考えたんです。俺
、いちばん悲しかったの何かなあって。でもなんかリアルになんなくて、結局、役に入り込んだほうがグッときました。早かったっすね。ビックリした、
自分で。「あっ、泣けたよ!」「やったよ!見て、俺の涙見て!!」って(笑)。すごいな、俺も役者だな、なかなかイケルなって(笑)。
2004. 1.20(Tue.) 『AX』収録。『SMILE』の曲順決定!
2004. 1.21(Wed.)〜2. 2(Mon.) ソロのリハーサルの合間を縫って、雑誌の取材、テレビの収録、『SMILE』ジャケット撮影など。
2004. 2. 4(Wed.)〜2. 5(Thu.) ソロのリハーサル。曲順が決まる。
2004. 2. 6(Fri.) 『ミュージックステーション』後、「瞳の住人」PV撮影へ。
2004. 2. 7(Sat.) ソロのリハーサル、最終日。
2004. 2. 9(Mon.)〜2.11(Wed.) クラブチッタ川崎にて“2004 FIRST TOUR 666”ライヴ。
9日はなんかぎこちなかったみたいな感じかな?人もおとなしい印象があったし。10日ぐらいから「ああ、これはみんなを後押ししてあげないといけ
ないな」と思って、客を煽り始めましたね。ラルクとは違う空間を作りたい、客を育てようって感覚ですね。
                                                
 →2月9日〜11日 2004 FIRST TOUR 666@クラブチッタ川崎
2004. 2.13(Fri.)〜2.14(Sat.) 名古屋・ダイアモンドホールにてライヴ。
名古屋はすんごい盛り上がりましたね。名古屋っておとなしいイメージがあるんですけど、2日とも盛り上がりました。ダイバーだらけ、みたいな。グ
チャグチャでしたね。そのへんから「あ、これは武道館イケるな」って、ちょっと自信がついてきたね。
                                           
→2月13日〜14日 2004 FIRST TOUR 666@名古屋ダイアモンドホール
2004. 2.15(Sun.)〜2.17(Tue.) 福岡・Zepp Fukuokaにてライヴ。
                                                  
→2月17日〜18日 2004 FIRST TOUR 666@Zepp Fukuoka 
2004. 2.19(Thu.) 移動日。高知にてボーリング。
20レーンある中で、ひと組だけカップルがいました。ほぼ貸し切り状態。8人でやって俺は4位でした。フツウってことです(笑)。
2004. 2.20(Fri.)〜2.21(Sat.) 高知・高知BAY5にてライヴ。
会場に行くときに車から外を見てたんだけど、俺はどこに連れていかれるんだろうと思って。港に連れて行かれたんですよ。もしかして売り飛ばされ
るのかなあって。ライヴ・ハウスが港の横にあるんですよね。しかも港の名前がなんだっけ?どっかの肉の名前だったな。はらみマリーナ!高知着
いてからすんごいあったかくて。ぽかぽかして、春だなあって。空き時間は海に行って、堤防で寝そべってました。
                                               
→2月20日〜21日 2004 FIRST TOUR 666@高知BAY5 SQUARE
2004. 2.22(Sun.)〜2.23(Mon.) 広島・クラブクアトロにてライヴ。
朝、電車で瀬戸大橋を渡って広島入りしました。広島はパルコね。パルコで買い物したいって言ったんですけど、日曜だし人が多いんでやめてくれ
って言われました。で、つまんないから、じゃんけんで負けたヤツがパルコのエスカレーターで人形としゃべりながら1Fまで降りるっていうのを試み
て。負けたのはうちのマネージャーのF’でした。その姿をうちのメンバーが撮影するっていうのをやったんですけど、どんどんファンがついてきちゃっ
て、1Fまで降りれず途中で断念しました。
                                                
→2月22日〜23日 2004 FIRST TOUR 666@広島クラブクアトロ
2004. 2.24(Tue.) 移動日。新潟にて街を散策。
昔はもっと栄えてたと思ってたんですけど、ぜんぜん人がいなくって。新潟にパルコみたいなプラーカっていうのがあるんですけど、そこに至っては
もう閉館セールとかやってましたね。そこの6Fにアミューズメント・パークがあって。1〜2Fは営業してるけど、3〜5Fはもう閉館してるの。でも6Fに行
ったらゲーム・センターの派手なのがあるんだよねって行ったら、ゲームも全部撤去されてて、真っ暗でした。真っ暗なフロアにポツンと一軒だけア
ニメ・ショップ(アニメイト)があるんですよ、幻想的に(笑)。せっかくだからちょっと見てみようかって見に行ったら、「READY STEADY GO」がエンドレ
スで流れてるの(笑)。ちょうど『鋼の錬金術師』のプロモーションをしてるみたいで、グッズをバーッと並べてそこでガンガン「READY STEADY GO」
が。あ〜、気まずいなあ、みたいな。それが新潟の思い出ですね。
そして、どうもこの日あたりから体調が悪くなり始めました。
2004. 2.25(Wed.)〜2.26(Thu.) 新潟・新潟フェイズにてライヴ。
25日は熱が39度ぐらいあったんですよね。ライヴやって部屋帰ったらそれぐらい熱があって。うわ、やっべーと思ってずっと寝てました。でもその日、
僕的にライヴはね、気持ちよかったです。ナチュラルハイっていうか。フラフラでしたけど、なーんかこの病的な感じはカート・コバーンみたいでいいな
あみたいな(笑)。26日はちょっと体調が戻って。微熱程度で。ま、それでもライヴ以外は安静にしてましたけど。
                                                   
→2月25日〜26日 2004 FIRST TOUR 666@新潟フェイズ 
2004. 2.27(Fri.) 移動日。富良野にてスノボ、『北の国から』巡り。
本当は昼に札幌入りの予定だったんですけど、どうせ北海道行くんだったらって、朝早めの便に乗って富良野に行きました。なぜ富良野なのかと
いうと、『北の国から』の大ファンで一度は行ってみたいなっていうのと、たまたま今回、制作の人が「富良野は任せろ!」ぐらいの富良野ツウでね
。はっきりいって病み上がりだったんですけど、隣がスキー場でしかもウエア持ってきてるとなれば、意地でも滑るでしょう!体調のほうもよくなって
きてたんで、本当ならだまって寝たほうがいいんですけど、自分を信じて欲張りスケジュールを作りまして。まず『北の国から』のメインとなったロケ
地ね。六郷の黒板五郎の住んでいた家の数々をほぼまわりきり、捨てられた家に行ってですね、「なるほどこうなっていたのか」とか、携帯を捨て
た川とか裏があるんですけど、「なるほど〜」って。そうそう、俺より『北の国から』ツウのスタッフがもうひとりいたんだけど、もう、うるさいうるさい!「
ここで♪ルルル〜 を言っちゃいけない」って言ってましたね。で、火事で焼けた家とか中畑木材、小学校とか行って帰ってきたらほぼ夕方だったん
ですけど、そっからナイターでスノボをぜひやろうっていうことで。これがまためちゃめちゃ寒かったです。ロングコース一本しかなくて、人もほとんど
いないしガラガラ状態。それを4本滑ってenoughだな、と。
2004. 2.28(Sat.)〜2.29(Sun.) 札幌・Zepp Sapporoでライヴ。
雪国とおさらばするのがすごく寂しかったんですけど、札幌に行きーの。28日はよく行く居酒屋さんに行って、おいしい北海道料理をいただき、北海
道に来てよかったなと思い帰ったかな。29日には前にも行ったちゃんこ鍋やさんに行き、これまた120パーセントご飯を食べて。いやいや、鍋にうど
ん入れたら食べたくなるじゃないですか!北海道だから、やっぱいくらご飯も食べたいじゃないですか!!これ以上、俺を太らせるな!コノヤロ、コ
ノヤローって(笑)北海道をあとにしました。
                                                  
→2月28日〜29日 2004 FIRST TOUR 666@Zepp Sapporo
2004. 3. 1(Mon.) 『Matthew's Best Hit TV』と『AX』収録。
もうね、帰ってきてからの忙しいこと、忙しいこと!まだ地方に出てるほうがマシだな、ライヴのほうがぜんぜんヨユウだなと。『マシュー』は、俺は会
話についていけなかったんですけど、kenちゃんとマシューはすんごい盛り上がってて。マシューって全部金髪じゃないですか。俺は冷静にそのマ
シューの足もと見たら……すね毛が黒かった(笑)。すね毛はマシュー入ってないんだなって。これはね、ファンは必見っていうか、見ないほうがい
いかもしんない。俺たちの新たな一面を見たい人は見て、幻想を壊したくない人は見ないほうがいいかも。考えてみれば、俺がバラエティの番組に
出るときは全部俺とkenちゃんの組み合わせでやってるなあ。ま、楽しいんですけど、俺、こんなことやるためにバンドやってんじゃねえなっていう(
笑)。
2004. 3. 2(Tue.) 『うたばん』収録、『B-PASS』取材日。
2004. 3. 3(Wed.) ラジオ・デー。「瞳の住人」リリース。
                            
→ニュー・マキシシングル「瞳の住人」発売日。(ポケメロJOY SOUNDイメージソングとしてO.A.)

今号のシメのひと言

今年からラルクが本格始動すると言って
も過言ではない年になろうとしていますが
、今まで会報だけをただ待ってた人たちに
は朗報というかね、よくぞ待ってた!ってい
う感じだと思います。これからの活動をお楽
しみに!今年もよろしく!!