>>vol.46
2005. 8.27(Fri.)〜 8.31(Tue.) | “AWAKE TOUR 2005”国立代々木競技場第一体育館 “AWAKE TOUR 2005”は、大きな会場だったから、後ろの人まで楽しめるものを目指したんだけど、今までのツアーの演出でいちばん完成度の高 いものができたんじゃないかと思ってる。「反戦」っていう大きなテーマを掲げたことで、1本筋の通ったライヴになったことも影響してると思うけど。俺 が最初に頭に描いてたものよりも、演出が加わり、セットの効果も手伝って、かなりレベルの高いものになった気がする。これからのラルク アン シエルにとっても、俺にとっても意味のあるツアーだったね。 代々木ならではの出来事と言えば、メドレーかな。ツアー中のうち、どこかで1回だけやろうと思ってたんだよね。“ASIALIVE 2005”の練習もかねて 。 →8月27日・28日・30日・31日 “AWAKE TOUR 2005”@国立代々木競技場第一体育館 |
2005. 9. 1(Wed.) | “ASIALIVE 2005”韓国入り 朝が早かったんで、めちゃくちゃ眠かったですね。韓国の空港では、「もみくちゃになると思います」って言われてたから、多少は覚悟してたんだけど 、予想以上でしたね。だって乱闘って感じなんだもん。プロレスラーの人が入場するときにファンの人に体をバンバン叩かれたりするでしょ。あれの 通路じゃないところを通ってる感じだった。もう触られ放題(笑)。(マネージャー・FA「夕食は、焼肉を食べました」)焼肉はねぇ、韓国が本場だって言うけど 、日本の方が美味いね。夜は、街に行ったんですけど、ほとんどのお店が閉まってたから、あんまり覚えてないな。 |
2005. 9. 2(Thu.) | “ASIALIVE 2005”リハーサル&記者会見 韓国では、政治的なことを聞かれる可能性があるから考えておいたほうがいいかもねって、いつも言われるんですけど、毎回聞かれませんね(笑) 。記者会見は、あの視線が集中してる雰囲気がイヤ。“ASIALIVE 2005”では、その国の言葉でMCをしようと思ってたんで、会場に入ってからは、 ずっと韓国語の練習をしてましたね。やっぱりほかの国の言葉を一夜漬けでしゃべるのはむずかしいね。 |
2005. 9. 3(Fri.) | “ASIALIVE 2005”韓国公演 MCは、客席の様子を見る限りでは、一応は伝わってた感じだったかな。イントネーションは、あんまり関係なくて、カタカナっぽくでもしゃべれてれば 伝わる感じがしました。韓国のライヴをひと言で表すなら、パワー。かなり楽しくできました。 →9月3日 “ASIALIVE 2005”@韓国・オリンピック体操競技場 |
2005. 9. 4(Sat.) | (マネージャー・FA「tetsuさといっしょに、生タコを食べに行きました」)なんか美味しいタコを食べさせてくれるお店があるっていうんで行ったんだけど、本当に 新鮮でびっくりした。だって、すごいんだよ。大皿に乗って出てくるんだけど、まるでミミズ!予想外の動きをするから、見たら、絶対に「キャーッ!」っ て言いますよ(笑)。ごま油につけて食べるんだけど、それは本当に美味しかった。って言っても、口の中で動く前に飲んじゃってたから、歯ごたえ は楽しめてないけどね。(マネージャー・FA「そのあと、本当に某韓国スターが来るというスゥイーツのお店に行きました。ガイドブックにも載ってないと言ってましたね」)ガ イドブックに載ってないから行くんだと思いますけどね。載ったら、二度と行かないよね(有名人は)。お店は、セレブ〜って感じの上品な感じでした ね。(マネージャー・FA「そのあと、TFMの公録があり、夜はホテルでカジノに行きました」)カジノは盛り上がったね。俺はブラックジャックをやったんですけど、途 中までけっこういい感じで勝ってたんですよ。ちょっと儲かってきたなーと思ったら、いかにも強そうなディーラーの人が出てきて、一気に巻き上げら れましたね。でもね、ズルはできないと思うんですよ。ずっと見てたし。運ですね。運というのは波があるっていうことがすごくわかった。常に確率っ ていうのは平等でしょ。平等のはずなのに必ず波があるんですよ。不思議ですね。相手がついてるときは、自分は動かないほうが賢明なんだってこ とを学びましたね。にしても、コイン1枚1000円なのに、最初は1枚かけただけでもドキドキしちゃって。最後のほうは、まとめて10枚とかかけて心臓 バクバクしてんのに、横でマネージャーも同じように賭けてんの。こいつ、収入違うのに度胸あんなーと思ってむかつきましたね(笑)。 |
2005. 9. 5(Sun.) | 俺ひとりでキャンペーンのために中国入り。ファンの子がみんなで「叙情詩」を歌ってくれてたのには感動しましたね。 |
2005. 9. 7(Tue.)〜 9. 8(Wed.) | ソロ関係のプリプロ ここでやっておかないといけなかったので、休みナシでがんばりました。 |
2005. 9. 9(Thu.) | “ASIALIVE 2005”上海入り (マネージャー・FA「行ってすぐに、ホテルでマッサージを受けました」)あー、性感マッサージね(笑)。ウソです。ショッピングモールみたいなのとつながってて 、70階ぐらいある大きなホテルだったんですよ。泊まってた部屋が58階で、ものすごい高いところに来たって感じでしたね。夜は中華を食べましたね 。俺、高級な中華ってあんまり好きじゃないんですよ。夜は中国語でMCを覚えてました。 |
2005. 9.10(Fri.) | “ASIALIVE 2005”上海公演 中国では、ライヴ中に水とか投げちゃいけないって聞いてたんですよ。投げましたけど(笑)。イスの上に乗るのも、水を投げるのも前代未聞だった んだって。今後は、ロックバンドのライヴでは、それがスタンダードになっていくんじゃないかって話でしたね。中国語のMCは、あんまり通じてなかっ たですね。イントネーションがちゃんとしてないとわかってもらえないみたい。でも、ライヴはすごく盛り上がったので、楽しかったです。 →9月10日 “ASIALIVE 2005”@中国・上海大舞台 |
2005. 9.11(Sat.) | ライヴハウス『ARK』でTFMの公開録音 『ARK』は初めて行ったんだけど、キレイでかわいらしい場所だなと思いましたね。本当は新天地を歩いたりしたかったんだけど、台風がすごくてそ んなことする余裕もなかったんだよね。次の日、飛行機が飛ばないんじゃないかって心配なぐらいすごかったから。 |
2005. 9.13(Mon.) | 『音楽戦士』収録 ソロでテレビに出るとがんばらなきゃって思いますね。ラルク アン シエルのときは、みんなでゆずり合ってしゃべってるから(笑)。いつもkenちゃん がやってる、『明るいニュース』のメガネと腕章をつけるのを自分でやったんですけど、それはちょっと照れくさかったですね。 |
2005. 9.24(Fri.)〜 9.25(Sat.) | “ASIALIVE 2005”の最終日なんだけど、やっぱり東京ドームだけは気分的に違いましたね。もっと祭りって感じだった。演出でも遊べたし、会場もダ イナミックに使えたんじゃないかな。(マネージャー・FA「打ち上げは仮装大会でした」)上海のホテルで仮装パーティーをやってるのを見たkenちゃんが、「 俺もやりたい!」って言い出して、「ドームの打ち上げでやろうよ〜」ってことになったんです。打ち上げ会場に入ったら、レコード会社や事務所のス タッフのほとんどがコスプレしてて、レイザーラモンHGもいた。気持ち悪かったですよ〜(笑)。俺も一応、角のついたカチューシャはつけていってた んだけど、みんな本気じゃん!と思いましたね。ちなみにkenちゃんは黄色いつなぎに、ズラにつけ鼻で『Kill Bill』になりきってた。途中から、なぜか 婦人警官に変わってたけど(笑)。その中で、俺のツボにハマったのは、カメラマンの土田さん。昔の鶴瓶(アフロにオーバーオール)の仮装をしてた んだけど、あまりにもぴったりすぎて最後まで土田さんだってわかんなかったんだよね(笑)。全員が全員、そういう感じで、「この仮装の人は誰だろ う……」ってずっとドキドキしてました。でも、あの打ち上げのおかげでツアーが終わったって気分になれましたね。 →9月24日・25日 “ASIALIVE 2005”@東京ドーム |
2005. 9.28(Tue.) | ソロ・プリプロ |
2005. 9.29(Wed.) | テレビ朝日特番 『密着!L'Arc〜en〜Ciel“ASIALIVE 2005”』コメント録り |
2005.10. 1(Fri.) | 『ステルス』イベント出演at六本木ヒルズ あっという間だったな〜って感じ。 |
2005.10. 3(Sun.) | 『POP JAM』出演 |
2005.10. 4(Mon.) | 『Yahoo JAPAN!』チャットイベント テレビとつながってる感じだよね。テレビって本当は一方通行だけど、そこに質問ができるってことでしょ?未来のテレビみたいだなあと思った。 |
2005.10. 5(Tue.) | ソロ雑誌取材 |
2005.10. 6(Wed.)〜10.27(Wed.) | ソロ曲作り、プリプロ、リハーサル スケジュールとしてはひと段落って感じですね。でも、ラジオやテレビに出るのは、体が疲れるだけなんだけど、作曲期間は、寝る以外の時間はす べてフル稼働してる感覚なんですよ。何をしてても、頭では常に曲のことを考えてるから、疲れますね。リハーサルのあとは、ハロウィンのイベントの 企画内容とか考えたりしてました。飲みながら(笑)。 |
2005.10.28(Thu.) | 青山学院・学園祭ライヴ かわいかったですよ〜。壁に手書きのメニューとか書いてあって。(マネージャー・FA「ケータリングの食事は、学食で人気のあるお弁当でしたね」)コロッケが美 味しかった。 →10月28日 青山学院学園祭ライヴ出演 |
2005.10.29(Fri.) | “HALLOWEEN OF THE LIVING DEAD”クラブチッタ川崎 1日目 スタッフも全員仮装しなくちゃダメですって言ってあったんですよ。そしたら、会場入りのときに、仮装したスタッフが出迎えてくれたのがおもしろかっ た。 (マネージャー・FA「1日目の仮装は、シザーハンズでした」)最初は、ドラキュラかフランケンシュタインの仮装にしようと思ってたんですよ。でも、実際にやる となると、けっこう地味だよなあ〜と思うようになってきて。ヴォーカルだからキバもつけられないしね。派手でかっこいいフランケンシュタインってどん なだろうって考えていったら、シザーハンズにたどり着いたんですよ。スタイリストさんが、手首の部分で動くツメを作ってくれたりして、かなりいい感 じに仕上がったんじゃないですかね。最初からうまく弾くのはあきらめました(笑)。 →10月29日 “HALLOWEEN OF THE LIVING DEAD”@クラブチッタ川崎 |
2005.10.30(Sat.) | “HALLOWEEN OF THE LIVING DEAD”クラブチッタ川崎 2日目 3日間のうちに1日は女装しようってみんなで言ってて、そしたらみんな2日目にそろっちゃったんですよ。(スタッフ「JACK-O'−LANTERNのときに、8割女装 だったんですよね」)あ、そう言われてみれば、そうだね。気持ち悪いね(笑)。LIVE SUIT-Sは、いつか着たいと思ってたんですよ。自分の好みで作っ たものだったんで、鏡に映る姿は、かわいかったですね(笑)。足はごつかったけど。でも、ほんと面倒くさいね、女装は。大変だよ。みんなよくがん ばってるなと思いましたよ。客席にもいろんな仮装の人がいて、本当に楽しかったし。 →10月30日 “HALLOWEEN OF THE LIVING DEAD”@クラブチッタ川崎 |
2005.10.31(Sun.) | “HALLOWEEN OF THE LIVING DEAD”クラブチッタ川崎 3日目 DEVIL HYDEは、ドラキュラの発展系でしたね。角は立てたいと思ってたから、自分の髪の毛で作って。目のまわりを黒くして、目を赤くして――って 顔まわりはいい感じに仕上がったんだけど、どんな服を着たらいいか、まったくわかんなくなっちゃったから、とりあえずあやしい雰囲気のものをいろ いろと組み合わせてきてたら、自分でも、一体何がしたいのかわかんなくなっちゃって(笑)。でも、なかなかカッコよくはできたと思ってますけどね。 この日のメインイベントは、NANA(中島美嘉さん)が出てくれたことだったんだけど、相変わらず、あんまりしゃべるふたりではないので(笑)、「ステ ージに出てきたら、マイクスタンドけり倒していいよ」とか「無言で帰ったほうがかっこいいよ」ぐらいのやりとりでしたね。俺は、「雪の華」のギターの 練習に必死だったし。あれ、展開が早すぎるよね(笑)。(スタッフ「3日間ともAnisさんとキスしてましたよね」) 1回キスしたら、恒例みたいになっちゃったか らね。あれって、グラス渡されて「一気!」って言われてるのと同じでさ、「俺はやらない」って言ったら、みんな引くでしょ?だから、やるしかなかった んですよね。ま、嫌いじゃないんでいいんですけど(笑)。 →10月31日 “HALLOWEEN OF THE LIVING DEAD”@クラブチッタ川崎 |
2005.11. 1(Mon.)〜12. 1(Wed.) | ソロ曲作り、プリプロ 作業としては、ギターを弾きながら曲を作って、それをまとめるために1週間に2回ぐらいスタジオに入って、また曲を作ってスタジオに入るの繰り返 しですね。曲を作ってる間は、やるだけやって眠くなったら寝て、やるだけやって寝るっていう毎日だったんで、正直ハードでしたね。11月の前半で 風邪をひいちゃったんで、スケジュールがズレこんだのも原因なんだけど。ずっと頭使ってるから、寝ても2時間ぐらいで目が覚めちゃうんですよ。そ のままダラダラ寝てるのももったいないから起きちゃって、また限界までやるの繰り返し。正直……ボロボロです(笑)。12月頭からL.A.に行くんで、 後ろにずらせないプレッシャーもありつつ、PSPの『TALKMAN』を買って気持ちを盛り上げつつ、あんまり性能がよくなさそうでカッガリしたりして。 |
今号のシメのひと言 今年もお世話になりました。もう |