>>vol.58
2008. 8.29(Fri.) | 「MUSIC
STATION」出演 テレビを見てて、狩野英考さんが「ラルク アン シエルが大好きです」って言ってて、そうなんだって思ってたんだけど、それから俺のまわりで徐々に 彼の話が出るようになってきて(笑)。俺、DAIGOと仲いいんだけど、DAIGOのブログにも出てきて、「お、近づいたな〜」と思ったら、次に俺の知り合い に作曲の依頼がきた。「え、マジで!?」って言ってたら、今度はカメラマン・今元さんのところにも撮影の依頼がきて、どんどん外堀から埋められてい って、もうほんとそこだよ〜って感じだったの。そしたら、その1週間後くらいに「MUSIC STATION」にリハーサルで「NEXUS 4」を歌ってたとき、ふって横 見たら本人が立ってるの!もう歌詞が飛ぶ飛ぶ(笑)。このペースだったら年内には会うなと思ってたけど、思ったよりテンポが早かったね(笑)。もうい るよ!と思って。歌詞忘れちゃった。リハが終わったら出口のところで待ってたから、「いつか来ると思ってたよ」って言いました(笑)。 |
2008. 8.30(Sat.)〜 9. 6(Sat.) | “VAMPS LIVE
2008”ZEPP FUKUOKA 空き日に柳川に行きました。うなぎがすごいおいしかった。普通ってさ、ごはん入れてうなぎの蒲焼きのせてタレかけて、じゃない?そうじゃないんだ よ。ごはん自体茶色くって、間にうなぎがあってタレもかかってるんだけど、それ自体を蒸してる感じ。これヤバイね!二日酔いで行ったんだけどサク サク食べれる感じ。あと、柳川で川下りをしたいなと前から思ってて、今回やったんだけど、思ったよりおもしろかった。ディズニーランドを和風にした感 じ……ちょっと言いすぎだけど(笑)、でも俺からすると、ディズニーランドの『カリブの海賊』と同じくらい、やってもいいなっていう。城下町だったから、お 堀が水路みたいになってて、そこを舟で行くんだけど、橋が低いの。船頭さんはしゃがんで、俺たちも身を低くして橋の下を通る。それが子供だったら キャッキャいう感じ。台風とかで水かさが上がると、舟が通るので精いっぱいで、船頭さんはいちばん高いところにいるから通れないんだって。そういう ときはどうするでしょう(笑)?(編集担当・きくち「橋に乗って……?」)そう、当たっちゃうから舟だけ橋の下を通して、自分は橋に登って舟が出たところで降 りるの。すごいよね。トータル1時間くらいだったんだけど、炎天下でさ。すごい暑かった。でもね、途中で喫茶店みたいなところがあって舟を横につけ て、「じゃあアイスコーヒー」とか言うと、そのお店からアイスコーヒーが出てきて舟の上で飲むの。すごいよかったな〜。 →8月30日〜9月6日 “VAMPS LIVE 2008”@ZEPP FUKUOKA |
2008. 9. 8(Mon.) | DAIGOと対談 (きくち「hydeさんがだれかと対談したっていう記憶はほとんどないですけど」)そうですね。俺がなんで対談があんまり好きじゃないかっていうと、普段会わない人 と会うのが基本じゃない?対談って。DAIGOは飲み仲間だからアリかなと思ってやりました。あとなんだろう。おめでとうっていうお祝いの気持ちってい うか、よくやったな、みたいな。そういう感じかな。“NIGHTMARE OF HALLOWEEN”のオファーするときは、“大丈夫だよね?セッティングしといたから” ぐらいの偉そうな感じだったのに、夏ぐらいにはもう人気者になっちゃって、えらいことになってた。ブッキングしたのはたぶん2007年の冬とかぐらいで、 スケジュール空けとけよって感じだったんだけど、キャンセルされんじゃないの?俺のライヴ、っていうぐらいになっちゃいましたね(笑)。 |
2008. 9.11(Thu.)〜24(Wed.) | “VAMPS LIVE
2008”ZEPP NAGOYA ホテルから会場までちょうどいい距離でね。(車で)10分くらい。毎日車で移動してたんだけど、車だと一方通行でちょっと遠回りしないといけないの。 これが自転車だったら楽しいだろうなと思って、自転車レンタルで用意してって言ってたんだけど、なかなかこなくて。どうなってんのって言ってたら、怒 られると思って買っちゃったみたい。買わなくてもいいだろみたいな(笑)。移動するときはすごい気持ちよかったな。なかなかホテルから自転車で行く ってないじゃん。ちょうどホテルからスロープになってて、シュ〜って感じ。ショッピングモールみたいなところもシュ〜って気持ちよかったです。あと、空 き日に“ROSE NIGHT”を観に行って、すごい盛り上がってる客がいたからいっしょに踊りました。すぐバレるだろうから、ファンの子と目があった瞬間に こうやって(唇に指を当てる)“しゃべっちゃダメよ”って。みんなといっしょに盛り上がりました。おもしろかったね。ライヴ本番は、ツアーも後半になって 、初めての10days公演。でも、ある意味中だるみ的な、そろそろ刺激がないといけないなっていう時期だったと思う。そのなかでの自転車だったり、客 席の2階に登場したり、「SATSUGAI」をやったりしました。 →9月11日〜24日 “VAMPS LIVE 2008”@ZEPP NAGOYA |
2008. 9.29(Mon.) | “VAMPS LIVE
2008”ZEPP OSAKA (きくち「K.A.Zさんのバースデー&ライヴでのサプライズがありました」)誕生日前日にライヴが終わってごはん食べに行ったんですけど、その時点で11時くらい。 気づかれないように12時まで時間をもたせないといけない。だから誕生日の話題にしたくないのに、本人が触れてほしいらしくて、ずっとケータイとか チラチラ見てるんですよ(笑)。俺は気づかせたくないけど、わざとらしいのもダメだから「そうか、K.A.Zも誕生日か!」みたいな感じで、その程度のこと みたいなレベルにしながら、早く時間こないかなーって、俺も逆にケータイをチラチラチラチラ(笑)。ふたりでチラチラチラチラ(笑)。K.A.Zはもう“俺誕生 日なんだよ!”みたいな感じなんですよ。そのときタコか何か食べたんだけど、「これがこの年で食べる最後の……」とか言ったりして(笑)。そうこうし てたら時間がやってきて、マネージャー・FAが「ちょっと打ち合わせいいですか」って打ち合わせどおりやって来て。俺らは「K.A.Zもうすぐ誕生日なんだ から、今やらなくてもいいんじゃないの〜?頼むよ〜」みたいな小芝居をして(笑)。でも時間がね、俺が思ってるのと違ったんだよ。だから、“あれ?ほ んとに仕事かな?”とか思っちゃったんですけど(笑)、ちゃんと別室にみなさん待ってらっしゃって、お祝いしました。(きくち「大阪で地方は終わりでしたが、 滞在型っていうことに関してはいかがでした?」)非常によかったと思いますね。まず移動がないから時間が節約できる。あと、同じ場所だから毎回組み立て るところからスタートするっていうわけじゃないから、そこの時間に余裕がある。作り込みを初日にやっちゃえば、次の日はライヴが終わった時点からが スタート。そこから翌日のリハーサルまでの時間を費やせる。昨日はこのレベルだったから、今日はここまでいこうとか、スタッフもそういうことができる し、演出的に自分の理想に日々近づける。どうしても普通のツアーだと“3歩進んで2歩下がる”じゃないですか。ちょっと気がついてもやっぱり修正す るには時間がかかる。そういうところはよかったですね。デメリットがあるとすれば、“旅”感が少ないところかな。移動ってつらくてもそれなりにドラマが あるじゃないですか、一期一会で。そういう意味では、普通のツアーのほうがドラマチックな部分があるかもしれない。それ以外はすごくいいね。マネ する人も出てくるんじゃないかなと思います。 →9月29日〜10月12日 “VAMPS LIVE 2008”@ZEPP OSAKA |
2008.10.18(Sat.)〜28(Tue.) | “VAMPS LIVE
2008”ZEPP TOKYO 東京に戻って、急にストイックになりましたね。真面目に出社しました(笑)。飲みにも行きません、みたいな(笑)。ライヴとしては、VTRが入るからビデ オに映ってどう美しいかとか、そういう意味での照明と、どういうカメラワークにするべきなのかとか、そのためのメニューはどういうのがいいかとか、ず っと悩んでましたね。収録が入ったのは27日、28日の最後の2日間だったんだけど、初日はちょっとかたかったかな。映像っていうより音の部分で気を 張りすぎてた。それが逆に反省になって、次の日にはハジけてましたね。あんまり細かいことにこだわらなくなったから、次の日のほうがよかった。そ の日があったおかげでって感じ。最終日は、最終日らしいいいライヴでした。意識としては、自分が気持ちいいことをやりたいなって感じでしたね。打ち 上げではかなりボロボロになりました(笑)。ビデオ撮っておいてほしかったなー。ほとんど覚えてないんだよね。気持ち悪かったです、ほんとに(笑)。 帰ったことも覚えてないですね。お酒弱くなったみたい。酒の量はそんなに変わってないし、軽く飲んでるつもりなのに泥酔になっちゃう(笑)。 →10月18日〜28日 “VAMPS LIVE 2008”@ZEPP TOKYO |
2008.10.30(Thu.)〜31(Fri.) | “NIGHTMARE OF
HALLOWEEN”ZEPP TOKYO 衣装は、最初はサリーと花嫁のふたつを1個にしたようなものにしようと思ってたの。何かのコスプレじゃなくて、サリーみたいな顔中傷だらけのお姫さ まにしたいなって思ったんだけど、スタッフにうまく伝わらなくて、サリーが先に走っちゃってて、それが用意されてました。サリーそのままのつもりはな かったんだけどね。でもそれはそれで完成してるから、あともう1個は、もともとふたつをひとつにしようと思ってた、もう片方のを作るしかないなと思って 、お姫さまっぽい感じのゾンビにしました。ちょうど「コープス・ブライド」がそういう感じだから、ティム・バートンシリーズにしました。(きくち「DAIGOさんも参 加されてましたね」)yasuもそうなんだけど、ふたりとも忙しくなってから、あんまりいっしょに飲んでもらえなくなっちゃったんだけど(笑)、普段からよく飲む 仲間ですね。飲み屋さんに行ったら連絡して「来れないの?」っていう感じの友達だけで、1回やりたいなって思ってたんです。みんなの仮装もすごか ったね。DAIGOはびっくりしたよ。リハーサルで「なんで歌謡曲流れてくるんだ!?」って思ったら羞恥心だった(笑)。みんなの本気っぷりに感動しまし たね。クオリティが高くてびっくりしました。気がついたらみんな有名人になっててさみしいんですけど……いや、もちろんうれしいんですけどね(笑)。 またこういう機会があればいいなと思ってる次第です。 →10月30日〜31日 “NIGHTMARE OF HALLOWEEN”@ZEPP TOKYO |
2008.11.10(Mon.) | ライヴDVD「VAMPS
LIVE 2008」作業 ライヴハウスだっていうのと、まだシングルしか出てない段階でのツアーだったので、インディーズ感があるDVDがいいなと思ってました。インディーズ 感っていうか、荒々しかったりとか。この次に出るライヴ映像作品が、アルバムのツアーDVDになるだろうから、それはクオリティの高いものを出したほ うがいいなとは思ってるんだけど、その前のツアー、つまり今回のDVDは美しさを追求する感じじゃないなとは思ってて。このバンドどんなバンドだろう 、ライヴ観てみたいなって思うような、クオリティじゃない部分で、荒々しい感じの画が撮れればいいなって思ってて、そういうDVDになればいいなと思 ってました。出来栄えは、……うーん……80点くらいじゃないですか(笑)?いいとは思うんですけど、欲しい画がなかったっていう反省点があったんで すよ。それを次につなげたい。ライヴDVDとしてはいいと思いますよ。なるべく前回の「FAITH LIVE」を越えるものにしたいなと思いました。(きくち「「FAITH LIVE」を観て、「俺かっこいいなって思った」っておっしゃってましたけど」)そうそうそう。だからあのDVD越えるのは案外むずかしいなと思ってて。そういう意味でも 80点かな。 |
2008.11.14(Fri.) | 2ndシングル「I
GOTTA KICK START NOW」プリプロ作業スタート (きくち「春にシングルを出すっていう発表をしましたが、プリプロにあたって、次はこんな曲とか、戦略的に考えて作っていった感じですか?それとも思うがままに?」)俺はもと から目標がないと走れない人なんで、戦略とまではいかないけど、次に出るのはどういうのがいいかなっていうのを言葉にできる状態からスタートして ます。次は3月でしょ、3月にVAMPSが出す場合、どういう曲がいいんだろうなーとかさ。いろんな計算が俺のなかである。ライヴが終わってこのぐらい の時期で、アルバムがその何ヶ月か後に出るでしょー。前回(「LOVE ADDICT」)はテレビに出てないしなーとか、いろんなことを考えていって、何がい ちばんVAMPSにとっていいのかなっていうのが言葉になってからですね。それができるとそこに向かっていけるんですけど、そこが曖昧だと曖昧な曲 になっちゃう。で、そういう曲を作ってるときに、目標に向かって走っていく途中で、ちょっと横道にそれちゃったりする。そうすると、“あ、こっちじゃない な”って戻るじゃないですか。でも、この曲はこの曲でまたあとで使おうって、とっておくんです(笑)。これはこれでかっこよかったりするんですよ。でも そのときは作らない。とりあえず目標に向かう!ツアー中はバラードがいいかなとか思ってたんだけど、よく考えたら結構リリースまで(時間が)空くじ ゃない?ツアーが終わってから。なのに、久しぶりに現れてしっとりするのも違うかなって思って、もうちょっとアッパーめの曲にしました。 |
2008.11.29(Sat.) | “RED RIBBON
LIVE 2008”SHIBUYA-AX アコースティックで「ANGEL'S TALE」と「EVERGREEN」、2曲やりました。これがすごく緊張して、ボロボロでさ。泣きそうになっちゃって(笑)。出なきゃ よかったな〜って思うくらい緊張しましたね。緊張するだろうなとは思ってたの。なれないことするからさ。バンドだったら緊張しなかったと思うけどね。 →11月29日 “RED RIBBON LIVE 2008”@SHIBUYA-AX |
2008.12. 3(Wed.) | OBLIVION DUSTライブ鑑賞 赤坂BLITZ ちゃんと観たのは初めてでした。前にhideさんの“hide memorial summit”で初めて観たんだけど、遠くのほうから観ただけだったから。かっこいいなと 思いましたね。 |
2008.12.10(Wed.) | 2ndシングル「I
GOTTA KICK START NOW」レコーディングスタート (きくち「最初はK.A.Zさんとプリプロをやりながら、本番のレコーディング。曲を決めるってことに関しては決めうちだったんですか?それともK.A.Zさんと持ち合って?」)それを ギリギリまでひっぱったのが12月1日。この日を目標にお互いに曲作って持ちよって、最終決定。で、次の日から録音する曲のアレンジ。俺的に納得 いってなかった部分は、個人的なプリプロをやったりしてました。作詞で徹夜をしたんだけど、そんなの何年ぶりだろうなって感じでしたね。徹夜で作詞 しても言葉出てこないんだよ。進行的には結構キツかった。でも昨日(取材日前日の12月20日)で歌録りは終わったんで、セーフ!1日ずらしたけどね 。(きくち「どうでしたか?次のシングルの手応えは」)まあまあじゃないですか(笑)。いいと思います。 |
今号のシメのひと言 もうすぐ張るなんで、「I
GOTTA KICK |