>>vol.76
2013. 2.28(Thu.)〜3(Sun.) | 事務所にて作曲作業 基本、ギターを繋いでずっと鳴らしてるだけですね。スマートフォンを置いて、思いつくことを入れて。メロディが浮かんだらそこからコードをつけて、ひとつでも曲が出来たらそれをアレンジしていくんです。でも、基本的 に何か光ったものを感じる曲しかブラッシュアップしていかないですね。自分のなかで“これがいい曲になるな”っていうのがだいたいわかるので、それを磨いていきます。 |
2013. 3. 5(Tue.)〜22(Fri.) | 事務所にて作曲、プリプロ作業 (編集担当「JINさんとプリプロ作業をしている日が何日かありますね」)JINちゃんがいるときはアイデアをまとめる作業です。JINちゃんとのやりとりが増えるのは、スケジュールがどんどん詰まっていってる証拠。逆に言うと、 楽曲の精度が上がってるってことです。(編集担当「8日はK.A.Zさんとの曲だし会」)“いい曲来てくれー!”って願いながらK.A.Zくんの曲を聴いてましたね(笑)。この時点で、自分の作曲作業自体、あまりピンときてなかっ たんですよ。だからK.A.Zくんに期待してました。 |
2013. 3.23(Sat.) | “神の手”と呼ばれる院長に二度目の施術をしてもらう 親戚を連れていってきました。痛くないって言うけど痛いですよ(笑)。最新機器を使うと結構時間がかかるんで、前回は使わないで帰ったけど、今回は全部やりました。親戚はかなりいい感じでしたね。歩けない、 座れない、手が上がらないって状況だったのが、今は全部できるようになったって言ってました。 |
2013. 3.24(Sun.) | MISIAのライヴを観に、東京国際フォーラムへ 歌がうまい人のライヴを1回観てみたいなと思って、パッと浮かんだのがMISIAだった。あと、バラードで泣いてみたいなっていう気持ちもあったんですよね。自分からお願いしてライヴに行くのは何年ぶりやろ。 |
2013. 3.27(Wed.) | 「WHAT's
IN?.txt」撮影 (編集担当「自分撮り、大評判でしたよ。「うーん、かわいい&heart」って言いながらずっと撮ってましたよね」)だっていっぱい撮れちゃうんだもん(笑)。DAIGOとか、若い世代はみんな自分撮りやってますよね、ブログとかを見ると。 あれは絶対にできない、恥ずかしくて。変な顔を撮るならできるんですけど、男前を撮って載せるってどういう気分なんかなと(笑)。(編集担当「そのわりにかなりテキパキといろんな表情で撮られてましたよね」)そういう状況さ えあれば、僕はなんでもできる。「やってください」って言われたから、「しょうがねえな!」って。初めて自分が解きはなたれた瞬間でした(笑)。 |
2013. 4. 2(Tue.)〜10(Wed.) | 事務所にて、作曲、プリプロ作業 |
2013. 4.11(Thu.) | 「XperiaTM UL」CM、パンフレット撮影 久しぶりに、ミュージック クリップじゃない映像の撮影現場だなって感じでしたね。まあ僕らの出番はほんのちょっとだけですけど。(編集担当「朝9時入り、20時終わりのかなり長い一日でした」)朝早いのがかないませんな 。普通の人にとっては遅いんでしょうけど(笑)。だって、今日は起きたの12時ですよ。3時間も前に起きるなんて。わかります?7時に起きてる人が4時に起きるってことですから。(編集担当「12時に起きるときは、だいた い何時頃寝てるんですか?」)4時、5時くらいかな。基本8時間くらいの睡眠ですかね(笑)。睡眠不足だとイライラします。現場の段取りが悪いと気になって、「何やってんやコラー!」ってなります(笑)。 |
2013. 4.12(Fri.)〜16(Tue.) | 事務所にて、作曲、プリプロ作業 |
2013. 4.17(Wed.) | レコーディング スタート 「AHEAD」は、実は「XperiaTM UL」のCMを録ったあともアレンジしてました(笑)。完璧には気に入ってなかったんですよね。前日までプリプロをやってました。(編集担当「やり込み具合は、曲を気に入っているかどうかで違う ものですか?」)ボーダーラインを越えてるか越えてないかです。すぐにパン!と越えてくれればアレンジする必要はないんですよ。だから、越えるまではずっとアレンジします。最初から優秀な子は優秀ですけど、「A HEAD」はダメでした。やりまくりまクリスティですよ(笑)。 レコーディングに入っての細かいジャッジは、ほぼK.A.Zくんにお任せしますね。 |
2013. 4.21(Sun.) | 体調を崩し、レコーディングを早退 レコーディングに入った瞬間から調子が悪かったんですよね。風邪っぽい感じはすぐに治ったんですけど、ずっと鼻声でした。だから、もしかしたら花粉症になったんじゃないかと思って、“ああ、とうとう来たか”と。い い薬をもらってからは良くなりましたね。まだちょっと鼻がかゆかったりもするから、何かのアレルギー症状だったのかも。あと、もしかしたらハウスダストかとも思ったんで、前に使ってたほこりが出ない布団に戻した り、いろいろ替えてみました。 |
2013. 4.23(Tue.) | レコーディングの合間に「ニコ生」に出演 DVD「VAMPS LIVE 2012」の発売日前日ですね。レコーディング中でプロモーションができないんで、レコーディング自体をプロモーションにしてしまおうっていうアイデアでした。ほんまに録ったばかりの音がちょっと だけ流れましたね。やまだひさしさんが来てたし、いい気分転換になったんじゃないですかね。 |
2013. 4.24(Wed.)〜 5. 4(Sat.) | レコーディング、ミックス作業 |
2013. 5. 5(Sun.) | カメラマン岡田氏にギターをもらう 今までのギターの改善したかったポイントを、次のツアーでクリアしたかったので、ギター自体を変えないとなーと思ってたんです。そこで、ギブソンの「SG」がちょっと気になってたんで、K.A.Zくんに聞いたら僕の好 みっていうようなことは言ってたんですけど、決められずに悩んでたら、「SG」と同じ型の「Melody Maker」っていう、廉価版なのかな?ちょっとポップな仕上がりのギターを見つけたんですよ。それの1960年代のもの がかわいくて、“これ良さげやん♪”と思って、東京中の在庫を調べてもらったら、僕の生まれ年のが1本だけあったんですよ。それはとりあえず買いやろうなと思って、「明日買っといて」ってスタッフに言ったんです よ。で、この日も夜中2時くらいまでミックス作業をしてたんですけど、僕がスタジオから出たら、岡田さんが待合室にいて。なんでレコーディングの現場にいるのかと思ったら、どうやら、僕が新しくギターを買った場 合、黒いギターが好きだから色を塗りかえなあかん。そこで、岡田さんはギターをいっぱい持ってるんで、その参考に“こう塗ったらかっこいいんじゃない?”っていう見本を持ってきてくれたんですよ。でもフェンダー のギターだったから「僕が今欲しいのはギブソンの「Melody Maker」なんです」って言ったら、「ちょうど持ってるよ。僕のは「SG」タイプなんだけど」って。「あ、その「SG」タイプが欲しいんです」って言ったら、夜中なの に一度家に帰って持ってきてくれて、「それあげる」って言うんですよ!しかもそれが僕の生まれ年のギター!!でも、“あげるってどういうこと?なんで?”って思うじゃないですか(笑)。実は、岡田さんはずっとフェ ンダーマニアで、当時その「Melody Maker」を買ったときはめっちゃ欲しかったんやけど、買ったあと、ほかのは全部フェンダーなのに、これだけギブソンで、“なんでこれ持ってるんだろう”ってずっと変に思ってたみ たいで。だから、あげるほうがすっきりするんじゃないかっていうのと、あげるのにこんなにバッチリな人はいない!みたいな感じだったんだと思います。運命的なギターですよね。大事にしようと思ってます。 |
2013. 5. 6(Mon.)〜12(Sun.) | レコーディングや、事務所で作業 |
2013. 5.15(Wed.) | 「AHEAD」ミュージック クリップ撮影 世界観をしっかり詰められたんで、うまくいけばかっこ良くなると思うんだけどな。(編集担当「元々のアイデアはhydeさんのなかにあったんですか?」)監督から大まかなシチュエーションは何個か出てきてたんですけど、その シチュエーションを生かしつつ、世界観をガラッと変えて、終末感を出したんです。下手なギミックを入れずに、かっこいい雰囲気を押したというか。いろいろやろうとしたんですけど、ひとつのことをビシッと決めようっ て言って。そうしたらグッとかっこ良くなりましたね。 |
2013. 5.20(Mon.) | 「REPLAY」ミュージック クリップ、アーティスト写真撮影 「REPLAY」のミュージック クリップは、ある意味「AHEAD」と似てる。世界観はまるで違うんですけど、両方ともSFチックかもしれないですね。「REPLAY」のほうは僕があまり意見を言ってないので、仕上がりが楽し みでもあるし、監督の自由度が高いと思います。(マネージャーM「アーティスト写真のアイデアはhydeさんの提案なんです」)シンプルでありながらインパクトのあるものにしたいなと思っていて、案外ないんじゃない?っていう アイデアを思いつきました。 |
2013. 5.21(Tue.) | リフレクソロジーの施術を受ける 例の馬の合う子ですね。僕は痛いを思いきり表情に出てしまうらしく(笑)。だから「わかりやすくていいと思う」っておっしゃってたんですけど、痛くても「痛い」って言わない人がいるから、痛みセンサーがあったらい いのにねって話になって。「欽ちゃんの仮想大賞」みたいに、テッテッテッテ……ってバロメーターが上がっていくような機械があると、わかりやすいなーって話してました(笑)。 |
今号のシメのひと言 ツアーが始まります。僕はツアーに出たほうが |