>>vo.79

2013.11.20(Wed.) アメリカ公演に向けて、ビザの面接
ビザの申請ももう慣れたものですね。荷物を持っていっても、どうせセキュリティチェックで預けることになって何もできへんから、僕は携帯電話とかも全部置いて、手ぶらで行って手ぶらで帰りました。逆に、マ
ネージャーはなんでも持ちすぎて時間がかかる。
2013.11.24(Sun.) VAMPS PRIVATE LIVE
(編集担当「ベスト アルバム『SEX BLOOD ROCK N' ROLL』の購入者特典イベントでした」)ラルク アン シエルが前に打ち上げをしたお店でのイベントだったんですけど、その打ち上げのときにアンプを入れて音を出したら
楽しかったので、この特典を思いつきました。ロックだし。お客さんがかなり近かったです。手を出したらダメっていう決まりをつけることにより、グッと近寄ることができる。もう、チューしちゃいそうな勢いでした
ね。ちょっと気恥ずかしいのはありましたけど、おもしろかったですよ。
2013.11.27(Wed.) 神田、原宿で買い物
(編集担当「神田ということは、やはりスノボものということでしょうか?」)失礼な!100%それですね(笑)。いいものがなくて、原宿にも行ったんです。このときは、あったかいインナーを買いました。
2013.11.28(Thu.) ジャカルタへ移動 テレビ番組「BUKAN EMPAT MATA」に出演
空港にはファンがあんまりいなくてイベントが大丈夫か心配になりましたが、テレビ局に行ったらいっぱいいて、かなりカオスでしたね。お祭りみたいになってました。裏動線も、真っ暗のなか、パイプの上を通
ったりして、公園のなかを歩いてるみたいだったし(笑)。スタジオに着いてからも落ちつかなかったですね。番組に出てる人たちって、テレビの裏側では結構クールなんですけど、収録が始まった途端、性格
が変わるんですよ。収録中はめっちゃ好き好きアピールをしてた女性が、CMになった途端に黙ってスマートフォンを見はじめたり(笑)。僕たちはされるがままという感じでした。でも、楽しんで帰りましたよ。
2013.11.29(Fri.) ジャカルタ“Hyper Wave Festival 2013”に出演
前日にも同じイベントがあって、その日のトリが“Nidji”っていうバンドだったんですけど、ラルク アン シエルに影響されてジャカルタで活動を始めたそうなんです。僕らの出演日にもあいさつしに来てくれまし
たが、結構かっこいいバンドでしたよ。人もいいし、いろいろな意味で熱かったです。
                                            
→11月28日〜29日 Jakarta「Hyper Wave Festival 2013」@Lapangan Parkir Kolam Renang Senayan(VAMPSの出演は29日のみ)
2013.11.30(Sat.) プロモーション後、インドネシア料理を食べる
めちゃくちゃ辛い唐辛子があったんです。VAMPSのメンバーはみんな、辛いのがすごく好きなんですよ。でも、その唐辛子だけはどうにもならんっていうくらい辛くて、みんなおなかの調子が悪くなっちゃったと
いう(笑)。
(編集担当「hydeさんは召しあがったんですか?」)僕はそんな愚かなことはしませんよ?(笑)
2013.12. 2(Mon.) アメリカへ出発
飛行機では英語の勉強をしたり、歌詞を覚えたりする以外は、お酒を飲んで映画を観てますね。なるべくアメリカの時差に合わせたいので、現地が夜なら寝るようにする。アメリカでは、仕事をなるべく昼過ぎ
に入れるようにしました。そしたら、日本に帰ってきたときにちょうど早起きのタイミングになって、スノボに行ける生活リズムになるという。アメリカ到着後は、ARIMATSUくんの誕生日プレゼントを買いにいきま
した。BURTONで、メンバーそれぞれがスノボウェアの一部を買って、全員分で一式揃うようにしたんですよ。手袋の人だったり、パンツの人だったり、というようにね。
2013.12. 4(Wed.) “VAMPS LIVE 2013 WORLD TOUR”ロサンゼルス House of Blues
この会場はすごくステキなところで、中も外もかわいい。ただ、良いライヴはできるんですけど、それが次回に繋がるのか。例えば日本だと“こうなればこうなる”というのがなんとなくわかるんですけど、海外公
演はまだつかめない。でも、何回かライヴができてるというだけで、すごいと思う。
                                                                   
→12月4日 VAMPS LIVE 2013 WORLD TOUR@Los Angelse House of Blues Sunset Strip
2013.12. 7(Sat.) VAMPS写真集撮影
ロックフェラー センターのクリスマス ツリーとスケート リンクを初めて見たんですよ。かなり冷たい雨が降っていましたけど、見られて良かったなあ。撮影でマンハッタンといえばお決まりですけど、ハドソン
川沿いからマンハッタンが一望できるロケーションで撮りました。やっぱりすごいですね、あの眺めは。吸いこまれてしあいそうな雰囲気がある夜景。光に奥行きがあるようでステキ!
2013.12. 8(Sun.) “VAMPS LIVE 2013 WORLD TOUR”ニューヨーク Roseland Ballroom
対バンが案外フレンドリーな人で、みんな仲良くなってましたね。KILLCODEっていう怖い名前なんですけど(笑)。あと、アメリカ公演両日ともSlipknotのSidがDJとして出演してくれたんですよ。しかも、VAMPS
の曲をリミックスしてくれて。打ち上げにも来てくれたので、ちょっと話をしたんですけど、「いつでもリミックスしてやるよ!」って言ってくれたんだ。自分でグッズも作っているらしく、「うちでVAMPSのグッズを作
らないか?」って言って、すでに上がっているデザインを見せてくれたりもして。今後、たぶん何かしら形になると思います。実際にSidに会ってみて、やっぱり第一線の人はかっこいいなと。洗練された何かを
感じるオーラが出てるんですよね。DJにしても、マスクをしたままなんだけど、それがすごく雰囲気が良くて。わかってるんだろうね、クオリティの高いものだったりセンスの良いものだったりを。
                                                                        
→12月8日 VAMPS LIVE 2013 WORLD TOUR@New York City Roseland Ballroom
2013.12.17(Tue.) 「L'Aive Blu-ray Box-Limited Edition-」デザイン確認
これを買った人はかなりマニアというか、“君は本当にラルク アン シエルのことが好きなんだね”って思います(笑)。でも、時代がVHSからBlu-rayに変わって、映像は格段にきれいになってますから。そうい
う意味では、昔のラルク アン シエルを、最新の状態で観られるというのはマニアにはたまらないと思います。当時から撮影に関しても最高のことをしてきましたから、我々は。普通に撮ってきてたら、Blu-ray
にしてもあんまり変わらないらしいです。
2013.12.20(Fri.) マーヴェリックの忘年会
シドの明希が毎度のことながらひどかったですね(笑)。酔う前はすごく腰が低くてかわいらしい感じなんですけど、酔うともう大型犬ですよね。わしゃわしゃー、ぺろぺろーって(笑)。あとは若手バンドのテーブ
ルに通されて、「バンドを長く続ける秘訣はなんですか」と聞かれたりしましたね。なんて答えたか覚えてないですけど(笑)。でも、僕が20年前から言ってるのは、“いつでもやめてやる”っていう気持ちが重要
だと思うということ。絶対にこのバンドじゃなきゃダメだってなると、美学を追求したくなっちゃうんですよ。ダメならダメでいいやっていうスタンスのほうが、気軽にできるし、長続きする。……っていうのを、僕の先
輩が言ってたんです(笑)。なるほどなと思ったから、自分でもそういう気持ちがどこかありますね。だから忘年会のときも、それを言ってる可能性が高いです。
2013.12.22(Sun.) “MUSIC FOR ALL”にVAMPSで出演 その後、VAMPROSEの忘年会へ
忘年会で、布袋寅泰さんのモノマネをする、ペレ草田さんっていう方をサプライズで呼びました。めっちゃ似てるんですよ、声が。布袋さんの声で、“ピ〜ンポ〜〜ン!(ペレさんのマネ)”っていうベルの音とか、
いろいろやってくれました(笑)。しかもペレさんが、ラルク アン シエル全員のサインが入った、超レアな昔のチラシを持ってたんですよ!かなりファンだったみたいです。
2013.12.26(Thu.) UVERworldを観に日本武道館へ
日本武道館で観るのが苦手だから、最初は誘いを断ろうと思ったんですけど、TAKUYA∞が「来てください!」って言うから行きました。熱いんですよ、来てほしいオーラが。それで、「じゃあ、行かせてもらうね
」ってメールを返したら、「その時間は決して無駄にさせません!」っていうような文章がダーッと来て。わかったわかった、ってなりましたね(笑)。でも、若手バンドのなかでは、UVERworldは別格だと思ってい
るので。オリジナリティもすごくあるし、強敵です。
2013.12.27(Fri.) 「MUSIC STATION SUPER LIVE 2013」に出演
普段はそれほどテレビには出ないけど、これに出ると、“あー、年末やな”っていう感じがします。
2013.12.30(Mon.)〜2014. 1. 3(Fri.) オーロラを見に、アラスカへ
前々回の「MUSIC STATION SUPER LIVE」でも言ったんですよ、来年はオーロラを見たいなって。でも、なかなか見にいけなくて、今回が三度目の正直です。ということで、この年末年始にかけて、オーロラ 
ベルトの真ん中にある村まで行きました。0時からオーロラを見るツアーに行くことになって、フロントで待ってると、「もうホテルの外には出てますよ」って言われ。“ホント?”と思いながらも外に出たら、頭上に
でっかいオーロラがドーンと、はっきりと出てたんです。もう子供みたいに、「すっげ!すっげ!かっけー!!」って、はしゃいじゃって(笑)。本当はオーロラって、フィンランドとかでも見られるんですよ。そっちの
ほうがサンタさんがいるし、スキーもできる。でも、オーロラに対してのインパクトは薄いらしいんですね。だから、アクティビティは何もないけど、オーロラで確実に感動したくて、アラスカを選びました。そのあと
山の上まで行くと、もう360度オーロラが見えました。ずっと、現れては消えをくり返して、カーテンのように揺らめいてるんです。ただ、問題はどうやってオーロラといっしょに写真を撮るか。実際、オーロラの光
量は星と同じくらいなんだけど、星ってiPhoneで撮れないでしょ?でも、ツアーのコーディネーターがカメラマンという幸運に恵まれ、完璧に撮れました。長年の夢がひとつ叶いましたね。2日目の31日も、夜に
なったらまたオーロラがバーンと出てきたんですけど、カウントダウン パーティでホテルの前にキャンプファイヤーを作って、20人くらいの村人が全員集まるんです。そしてみんなでお酒を飲みながらカウントダ
ウンをして、0時になった瞬間に花火が上がるんですよ。派手さはないんだけど、常にオーロラが揺らめいていて、ステキでしたね。僕は「ゆく年くる年」を観ながら過ごす年末が好きなんですけど、こういうのも
案外悪くないなって思いました。気温はマイナス30度だけどね(笑)。
2014. 1. 8(Wed.)〜22(Wed.) 事務所にて作曲作業
2014. 1.23(Thu.) Motley Crueへのコメント録り
バンドが解散するということで、それに対してのコメント録りをしました。Motley Crueは敬愛するアーティストのひとつだし、ちょっと思いいれがありますからね。かなり二日酔いで行ったんですけど、あんなんで
いいのかな(笑)。
2014. 1.24(Fri.) Anisのライヴを観に、Shibuya PLUGへ
小さなライヴハウスで、Anisとはファンが結構被ってるんでね。バレたらどうしようかなとドキドキしながら行きました。Ju-kenがベースで、ギターとベースだけという編成やったんですけど、さすが、日本人と考
え方が違う。やっぱり、Anisの歌はすごくクオリティが高くて、すばらしいね。
2014. 1.27(Mon.) 事務所で誕生日会
僕がデザインに関わってる、「HYDE×ToysField USAGI〜HANE USA〜」の形をしたケーキが出てきました。
2014. 2. 5(Wed.) kenから上がってきた新曲を初めて聴く
「kenちゃん、ゴルフばっかりやってないで曲作って〜」って、ずいぶん前から言ってて(笑)、今回初めて上がってきました。何もイメージを言った覚えはないんですけど、僕が思ってるような曲でしたね。オーケ
ストレーションが映画的な、ほかのバンドにできないような楽曲をリリースしたいなと、漠然と思っていたんです。そういう曲を作れるのは、kenちゃんしかいないなと。
2014. 2. 7(Fri.) ラルク アン シエル撮影日
疲れましたね。いっぱいカットがあったから、スタジオ内をあっち行ってこっち行ってという感じでした。(編集担当「撮影の現場に行って、いきなり撮られるモードにするのはやっぱりむずかしですよね」)ん?別に?(笑)あと
は、久しぶりにエクステをつけました。この髪型が、“ラルク アン シエルのhyde”っていう感じになってきたなあと(笑)。ラルク アン シエルの曲を歌うときに、馴染む気がするんですよ。華やかになるという
か、そうありたいんでしょうね、きっと。
2014. 2.10(Mon.) kenの曲に仮歌入れ
一回歌を入れてみないと、曲の雰囲気がわかりづらいので。僕からも曲に対してアイデアを入れて、それを次はユッキーに渡して、打ちこみの話をしました。
2014. 2.16(Sun.) 「X-TRAIL」CM曲を再度プリプロ
この曲は基本的にCMの部分しかないんですよ。ほかの部分もあるっちゃあるんですけど、あんまり気に入ってないので、やり直してしまえと。CMで流れている部分はなるべく形を残したまま、それ以外をガラ
ッと変えています。
2014. 2.21(Fri.)〜22(Sat.) “VAMPADDICT-WINTER 2014-”苗場プリンスホテル4号館プリザーディウム
毎晩飲んでたのでスノボは結構みんな寝坊しちゃって、結果、VAMPSふたりで滑りにいきました。軽くお昼前まで滑って、そのあとリハーサル。2日目もやっぱり僕とK.A.Zくんだけでしたね(笑)。
ライヴのほうは、ゴールデンボンバーの喜矢武(豊)が司会をしてくれたんです。みんな不安がってましたけど、プロのアナウンサーをアシスタントにつけてやったら、ふたりの絡みがすごく良くておもしろかった
。笑いましたね。
                                                                 
→2月21日〜22日 VAMPADDICT-WINTER 2014-@苗場プリンスホテル4号館プリザーディウム
今号のシメのひと言

“L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場”
はどうでしたか?良かったでしょ?まだやって
ないけど。