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2017. 9. 2(Sat.)~ 3(Sun.) | "VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD"@ZEPP
SAPPORO ZEPP SAPPOROには、5月のUSツアーでいっしょに回っていた外国人のPAスタッフを呼んだんですよ。日本でやってもらったら、サウンドがどう変化するんだろうなって、ちょっと実験的な感じで。やっぱり日本人とは違って、独特なアメリカ人好みの帯域に向かいましたね。アメリカでは僕たちが思ってるよりももっとロー(低音)が必要で、ハイ(高音)はそこまで必要ではない。日本人はちゃんとハイがないときれいに聴こえないって思うみたいなんだけど。逆ですよね。要は向こうの人ってハイが結構聴こえるから、日本のPAで聴かせるとハイの音がシャーってうるさいのかもしれない。試みとしてはおもしろかったですね。日本でずっと同じ環境でやってると、それが基準になっちゃうから、いざアメリカに行ったときにとまどうこともあって。そういう部分を突きつめていくこともVAMPSでは大切ですから。 →9月2日・3日 VAMPS LIVE 2017 UNDEREORLD@ZEPP SAPPORO |
2017. 9. 6(Wed.) | "YOSHIKI CHANNEL"出演 YOSHIKIさんとは差しつ差されつみたいな感じですかね。"HALLOWEEN PARTY"に出てもらったから、これに出演するし、これに出たから"HALLOWEEN PARTY"に出演してくれるし、みたいな(笑)。基本的に、人としておもしろいですよね。経験してることがでかいから、話してもおもしろい。いろいろ参考になるし。 当日、青いバラをプレゼントしたんですけど、お返しにワインをいただいて。「Y by Yoshiki」っていうのがあってね、彼が作ってるんですよ。すごくおいしかったです。 →9月6日 16時~ニコニコ生放送"YOSHIKI CHANNEL"8DAYS・2周年SP 第6夜 ゲスト:HYDE |
2017. 9. 8(Fri.) | "MY FIRST STORY "MMA"TOUR
2017"VAMPSとして出演 僕たちのイベントに出てくれたりしてるから、これも差しつ差されつですかね(笑)。いつもお互いにお世話になってるからっていう感じで。MY FIRST STORYは普段から"かっこいいな"って気にかけてるバンドだから、呼ばれるのも光栄です。 →9月8日 MY FIRST STORY "MMA"TOUR 2017@ZEPP TOKYO(VAMPS出演回) |
2017. 9.15(Fri.) | "D'ERLANGER presents ABSTINENCE'S
DOOR #008"HYDEとして出演 去年出させてもらった"JACK IN THE BOX 2016"に引きつづき、ステージ上にkyoさんがいないという、なかなか濃い状況で(笑)。「D'ERLANGERを観にきてるお客さんが多いわけだから「LA VIE EN ROSE」はkyoさんが歌ったほうがいいでしょ」という僕の意見を先輩方は聞いてくれず、「ぜひやってくれ」と。それで「LA VIE EN ROSE」と「an aphrodisiac」の2曲を歌いました。これまでのセッションではあまり感じたことがなかったんですけど、D'ERLANGERってけっこう生々しいバンドで、すごく肉感的で独特な空気感なんですよね。それをkyoさんがいない状態で、ヴォーカルとしてバンドの4分の1を任される感じ。そのバンドとのかけ引きがプロとしておもしろくて。"バンドってこうだったな"っていうのを、改めて先輩に教わりましたね。 僕がD'ERLANGERの代表曲のひとつである「LA VIE EN ROSE」を歌うことについて、お客さんがどう思ってたかは知らないけど、ここまで来たら開きなおるしかないですよね。「どうであろうが俺が歌う!」みたいな(笑)。ちっちゃくなったら、バンドにもお客さんにも失礼だと思ったから、フロントマンとしてきっちり仕事をしないとって全力でやりました。刺激的なライヴでしたね。 →9月15日 D'ERLANGER presents ABSTINENCE'S DOOR #008@EX THEATER ROPPONGI |
2017. 9.16(Sat.) | "氣志團万博2017"VAMPSとして出演 気がついたら、6年連続で出演。"VAMPS LIVE 2017 BEAST PARTY"のときもそうだったし、このイベントでも台風が来たりして、今年はちょっと"晴れ男パワー"が弱まってたんですけど、それはそれでおもしろいというか、開きなおって。雨が降ってるとお祭り感は増す気がしますね。夏だからいいんじゃないですか。これが、冬だったら大変なことですけど(笑)。 →9月16日 氣志團万博2017~房総与太郎爆音マシマシ、ロックンロールチョモランマ~@千葉・袖ヶ浦海浜公園 |
2017. 9.17(Sun.)~18(Mon.) | "VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD"@SENDAI
PIT 初めて行く会場だったんですけど、思ったよりいいところでしたね。 今回の"VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD"はアルバム『UNDERWORLD』を引っさげてのツアーだったけど、国内ツアーの前にUSツアーがあったから、最初から全力でアルバム全曲を演奏できて。これまでだったら新しいアルバムの曲は徐々に出していったりして、ジャブを打ちながら最終日までに固めていく感じなんだけど、今回は最初から急激に変わったVAMPSを打ちだせたんじゃないかな。VAMPSの新しい世界観を、芸術を突きつめていくような感じで観せられたかなと思いますね。 →9月17日・18日 VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD@SENDAI PIT |
2017. 9.22(Fri.) | w/DANZIG、DEAFHEAVEN LIVE@サンフランシスコ DANZIGとのツアー初日のはずだったんですけど、DANZIGの体調不良でいきなりキャンセルになって。この段階では翌日のラスベガス公演もあるかどうかって状態だったので、まいったなと思いました。 |
2017. 9.23(Sat.) | w/DANZIG、DEAFHEAVEN LIVE@ラスベガス 無事にライヴは開催されたんですけど、今度はDANZIGのサウンド チェックが長びいたりで、僕たちはサウンド チェックもまったくできず、ぶっつけ本番で。ツアー初日なのに機材チェックも何もできない状態でのライヴになってしまったので、セット チェンジとチェックでかなり押してしまい、結局、VAMPSの出演時間は15分しかなくなってしまって。観に来てくれてたファンはかわいそうでしたね。でも、こういうのを経験しないと、向こうのスタイルがわからないから。以前、出演した"Download Festival"でも最後の1曲が演奏できなかったりとか、何回か似たようなことはあったんですけど、経験しておくと、あらかじめメニューを短くするとか、セッティングをいかに効率的にやるとか、僕らもスタッフもいろいろわかってきて、よりスピーディになりますよね。肥やしになる部分も多い……と前向きに考えておかないと(笑)。 →9月23日 w/DANZIG,DEAFHEAVEN LIVE@BROOKLYN BOWL/LAS VEGAS,NV |
2017. 9.25(Mon.) | w/DANZIG、DEAFHEAVEN LIVE@テンピ この日はフルサイズで演奏できました。30分で7曲ぐらいですかね。時間までできないと怖いなと思って、ちょっと曲数を減らしたんですけど。本来であれば、やっぱりやれるだけやりたいじゃないですか。でも、ギリギリはよそうっていう話になり、5分くらいは余裕を持ってやろう、と。この日は盛りあがった感触がありましたね。DANZIGとVAMPSではやっぱりバンドとしての雰囲気に、結構差があって。屈強な男性がほとんどを占めるDANZIGのライヴに、どうやってVAMPSの男気を観せていくか。DANZIGファンにナメられちゃいけないなという。そのへんが勝負でしたね。結果、案外うまくいったと思います。前回のフェスでVAMPSを観てくれてたDANZIGファンが、今回はVAMPSを観に来てくれてたりとか。そんな話をファンの子が教えてくれました。 →9月25日 w/DANZIG,DEAFHEAVEN LIVE@THE MARQUEE/TEMPE,AZ |
2017. 9.26(Tue.) | Headline Show@ロサンゼルス 今回のUSツアーで初のヘッドライン ショー。ヘッドライナーのときは自分たちの完成されたショーをびっちりやるって感じなんですけど、日本人のお客さんが前列に来ることも多いから、ちょっとホーム グラウンド的な雰囲気で。いいライヴでしたよ、盛りあがりました。 →9月26日 Headline Show@THE ROXY THEATRE/LOS ANGELES,CA |
2017. 9.27(Wed.) | w/DANZIG、DEAFHEAVEN
LIVE@サンフランシスコ 振替公演 僕にとってDANZIGは憧れのアーティストのひとりだったから、今回の共演が決まって、なおのこと"負けられない"って思ってたけど、結局、敵わないな、あれには。DANZIGはDANZIGで、自分たちは自分たちで、ってことを実感しました(笑)。 →9月27日 w/DANZIG,DEAFHEAVEN LIVE@WARFIELD/SAN FRANCISCO,CA |
2017. 9.28(Thu.) |
Headline Show@シアトル シアトルへの移動途中、バスの中でふと時計を見たんですよ。"あれ?もう到着時間だけどな。みんな、寝てるけど大丈夫なのかな?"って。結局、着いたのは4時間遅れ(笑)。即行で準備して、ライヴ自体は5分くらいしか遅れなかったんですけど、いちばんドキドキしたのはファンかもしれないですね。夕方になっても誰も来ないから(笑)。ファンの子たちは外で4時間、ずっと待っててくれて、到着した途端"ちゃんと来てくれた!"って拍手が起こりました(笑)。 今回のUSツアーは本当にいろんなことがあって、対応力の勉強になりましたね。 →9月28日 Headline Show@EL CORAZON/SEATTLE,WA |
2017.10. 2(Mon.) | メキシコ第2の都市、グアダラハラへ 本来はメキシコ シティでもライヴをする予定だったんですけど、地震の影響でグアダラハラだけになっちゃったんですよね。 グアダラハラはきれいな街だって事前に聞いてたけど、案外、普通のメキシコの街で(笑)。治安もよくなさそうで"ちょっと怖いな~"って思ってたんだけど、食事をしたレストランはそれまで歩いてきた道が嘘かのようにすごくきれいなところでした。滝が流れていたり、マリアッチを生演奏してくれる人が来てチップをあげると僕らを囲んで演奏してくれたり。すごく楽しかったですね。アッパーになりました。メキシカン フードもおいしかったです。 |
2017.10. 3(Tue.) | Headline Show@グアダラハラ 南米はやっぱり独特な盛りあがりでね、実際にいるお客さんの人数より多く感じる。歓声とかがとても大きくて。 →10月3日 Headline Show@TEATRO ESTUDIO CAVARET/GUADALAJARA,MEXICO |
2017.10. 4(Wed.) | チリへ移動 ここからまた大問題が発生していくんです。 まず、チリに向かうときにうちのチームで飛行機に乗りおくれた人たちが何人かいて。たぶんそれが原因で、僕らの荷物の一部も飛行機から降ろされていたみたいなんですよ。そのときは、もう乗りおくれたこと自体が問題だったから、荷物がなくなるなんて思いもせず、「早く来い」としか言ってなかったんですけど、チリに到着したら荷物がなくて「あれ~?」って。僕のキャリー ケースもなくて。貴重品とかは全部持ってたから大丈夫だったんですけど、着がえとか日常品がなくて、「しょうがねえな」って毎日、自分のパンツと靴下を洗う、みたいな(笑)。結局、荷物はそれから数日、届かなかったんですよ。ちょっと苦労しましたね。 |
2017.10. 5(Thu.) | ワイナリー見学へ 事件がありながらも、せっかくチリでオフがあったからワイナリーへ。もともと計画していたので、それは行きましょうってことで。チリワインはカリフォルニアのものとちょっと似てる感じがして、おいしいですよね。 そのワイナリーにはぶどう畑を回る自転車ツアーがあって、僕はぶどう畑を眺めながらショップを巡るようなかわいいツアーだと思って参加したんですけど、これがヘヴィでしたね。ぶどう畑の中を通る山道を延々と走る、みたいな(笑)。途中、ぬかるんでたりして、たしかに眺めはすばらしかったけど、"これ、倒れたらかなり汚れるよな"とか思いながら走りました。 |
2017.10. 6(Fri.) | 髪の毛を染めなおし、銀髪に 現地コーディネーターの男の子がきれいな銀髪にしてて、「それいいな」って言ったら「僕は友達の美容師にやってもらったから、HYDEもやってもらいなよ」って言ってくれて、染めてもらいました。 そのコーディネーターと飲みに行ったんですけど、夜遅かったからかやってるお店がなくて、結局、カラオケバーみたいな広いところに行ったんですよ。もう、現地の人が歌いまくってるようなお店で。そうしたら、そのコーディネーターが「僕もHYDEのために何か歌う」って、MARILYN MANSONの「The Beautiful People」を選んで歌ってくれたんですね。"どうせそんなうまくないだろな"と思ってたんですけど、これがめっちゃ上手で「かっけー!」って。ほかのお客さんもみんなそれを聴いてたみたいで、「おー!」って拍手が起きて。それを見て、僕はそのあと、Mötley Crüeの「Live Wire」を歌ったんですけど……そのときにはほとんどお客さんがいなかった(笑)。でも、楽しかったです。 |
2017.10. 7(Sat.) | ワイナリー見学へ 日本のコンビニでも売ってるような有名な「カッシェロ・デル・ディアブロ」っていうワインがあるんですけど、そのワイナリーへ。別名"悪魔の蔵"って呼ばれてるんですけど、創業した頃、すごくおいしいワインを作ってたら、蔵から盗難が多発したから、"この蔵には悪魔が棲んでる"ってことにしたら盗みが減るんじゃないかということで、自らそういう噂を流したらしいです。 実際に蔵の中に入れるんですけど、見学に行くとちょっとしたアトラクションをしてくれるんですよ。電気が消されると、映写機でワイナリーの歴史、なぜ悪魔がここにいるのかみたいな映像を流してくれて。「キャー!」とかいう声もサラウンドで響いて、ちょっと怖い感じでやってくれるんですよね。ほかにも悪魔がいるっていうことで、格子の向こうに悪魔の影が見えたりして、とてもかわいかったです。 そこのワインは日本では安いイメージだけど、向こうにはちゃんと高級なものもいっぱいあって、テイスティングできるレストランがあるからそこに入ったんだけど、料理もワインも本当においしかったですね。 |
2017.10. 8(Sun.) | "SUPER JAPAN EXPO"VAMPSとして出演 ライヴの途中、モニターの音が出なくなっちゃったりして。調子が悪かったから、アンコールでシステムをリセットしてみたら、完全に音が出なくなってしまった。25分経っても再開できなかったから「もうしょうがないな。謝って終わろうか」って言ってたんだけど、マイクは生きてたので謝るならアカペラで1曲何かやろうかなと。もともとアンコールで予定されていた「VAMPIRE'S LOVE」を歌ったんですけど、ものすごく盛りあがりましたね。すごくいい感じでした。お客さんが照らしてくれたスマホのライトも相まって。 →10月8日 SUPER JAPAN EXPO@MOVISTAR ARENA/SANTIAGO,CHILE |
2017.10. 9(Mon.) | MUCCのジャケットの絵を描く MUCCの逹瑯に頼まれて、彼らのジャケットの絵を描くことに。こういうツアー中のタイミングだったから、"絵を描くのは、ちょっと厳しいな~"と思ったんだけど、「どのくらいのレベルを求めてるの?」って聞いたら、僕が描いた作品が送られてきて「このへんの感じがいいです」って。僕がこれまで描いた絵については、普通はそんなに知らないと思うんだけど、彼はけっこう詳しくて「このへんのタッチが好きなんです!」って言うので、かわいい後輩のためにやることにしました。彼が希望してきたタイプの絵なら、以前だと旅行先で1時間くらいで描いていたものだったから、まあいいかなって感じで引きうけはしたものの、よくよく考えてみると"ジャケットになるということは、中途半端に描くと僕自身が下手ってことになるな"と思って"ちゃんとやらなあかんな"と。 ちゃんとした絵をずいぶん描いてなかったから、自分が気に入るタッチになるまでけっこう時間がかかりましたね。逹瑯からはモチーフみたいなものも特になくて「HYDEさんなりのMUCCのイメージを描いてください」ってことだったので、自分なりにイメージをまとめて、それでもタッチがうまくいくまで何枚も何枚も描いて。チリの画材屋さんに行ったりもしました。 今回のことで、自分のなかにあるいつもとは違う側面と向きあうことって大切なんだなって思いましたね。ひとつのことだけをやってると視野が狭くなる気がするから。また本業に戻ったときに、それがすごく新鮮に感じられたし。リフレッシュするためにもよかったけど、まあでも、下手に安請けあいしないほうがいいなとも思いました(笑)。 |
2017.10.10(Tue.) | Headline Show@アルゼンチン やっぱり南米はすごいですね。勘違いする。"ああ、人気者だな、俺~!"みたいな(笑)。 今回の海外ツアーでは、いろいろなトラブルがあったけど、それをくり返し経験していくことによって"海外でライヴをすること"について身をもって理解していくのかな、と思いましたね。たぶん、アメリカのアーティストは僕ら以上にこういうことを経験してるんじゃないかな。だから、自分たちも"こういうことがあったから、次のときはこうしよう"っていう経験を重ねていければなと思いますね。 →10月10日 Headline Show@THEATRO VORTERIX/BUENOS AIRES,ARGENTINA |
2017.10.18(Wed.) | "HALLOWEEN
PARTY 2017"準備 本来なら8月くらいにはもうなんの仮装をするか決めて、9月にはその演出と衣装の準備とかにあてたいんですけど、ぜんぜん準備が間にあってなくて。毎年やってるからもうネタがなくて、何をするかがなかなか決まりませんでしたね。海外ツアー中もずっとほかのメンバーの衣装を考えたり。ようやく衣装が決まったら、次は仮装に合わせて演出を考えたり、アレンジもリニューアルしたり。とにかく時間がかかりました。 |
2017.10.21(Sat.) | "VAMPS LIVE 2017
UNDERWORLD"@神戸ワールド記念ホール ライヴハウスでやってたことをさらに拡大して、ライヴハウスではできなかったことを織りこむ、みたいな演出にしようかなと思って。車が出てきたり、大きなスクリーンでの映像だったり、キャノン砲などの特殊効果だったり、大きい会場ならではの演出をプラスした感じですね。とはいいつつも、ライヴハウスからの流れとも統一感があって、とても気にいってます。 この時期の神戸ワールド記念ホールといえば、毎年、"HALLOWEEN PARTY"だったから、それを期待してた人も多いっていう話を聞いてたので、せめてハロウィンのグッズを少しでも販売しようとか、ワンマンの世界観を壊さない程度に仮装をしようとか、いろいろ考えましたね。以前からやってほしいっていうファンの声が多かったから、おでこに十字架描くだけで喜んでくれるならと「HUNTER×HUNTER」のクロロの仮装をして(笑)。今まで"みんな、やってって言うけど、おでこに十字架描くだけだから本当にやったら文句言わへんかな?"って怖くてタイミングをうかがってたんですけど"ばっちりやん"と思って、ここでやっておきました。 →10月21日 VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD@神戸ワールド記念ホール |
2017.10.27(Fri.)~29(Sun.) | "HALLOWEEN PARTY 2017"@幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール なんとかまとまったかなという感じですね。最後のセッションもうまく収まって、それぞれ1日ずつ目玉もできたかなって。 初日は偶然、kyoさんと清春くんがいっしょで。清春くんもD'ERLANGERのトリビュート アルバムに参加してたから、"これ、うまく組みあわせられるな"と思って。楽しかったな。kyoさんも清春くんも、普段はそんなに交流があるわけじゃないんですけど、ステージに立つとひとつの何かで繋がる感覚があって。ひとつのことで3人で遊んでる感じかな。みんな、楽しんでるのがすごく伝わってきた。 2日目のMIYAVI君はほかの人と違って、動物的な感じがしましたね。この日もリハーサルのときにプログラムを変えたりしてて。ステージでもどう出てくるかわからないような、インプロビゼーション(即興)的なおもしろさがありました。新鮮でしたね。 最終日のYOSHIKIさんは、あいかわらずYOSHIKIタイムで動いてたから、司会のやまちゃん(やまだひさし)は困ってたみたい。"なかなか出てこない~?!"って(笑)。セッションではお互いの曲を1曲ずつ演奏しようということで、X JAPANの「ENDLESS RAIN」とラルク アン シエルの「抒情詩」の2曲を、結構ギリギリに決めましたね。YOSHIKIさんって、いつも楽屋にグランド ピアノを持ちこむんですよ(笑)。当日、そのグランド ピアノを使って楽屋でリハーサルをして。ピアノも含め、アレンジはYOSHIKIさんが考えてくれたんですけど、弦のパートを演奏するキーボードの方たちとのやりとりが興味深かったですね。普段、こうやって仕事してるんだなっていうのがよくわかって。彼は芸術家だから、「こうしたい」「ああしたい」がいっぱいあって、「そこ違う」とか「なんで、そこが小さいの?」とか、ずっとやりとりしてましたね。きっと、X JAPANの作品もああやって完成してるんだろうな。 →10月27日・28日・29日 HALLOWEEN PARTY 2017@幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール |
2017.10.30(Mon.) | 天下一品~清春 ライヴ"elegy"へ 天下一品のラーメンは、もう自分へのご褒美です。「こっさり」を頼んだんですよ。「こってり」と「あっさり」の中間のやつ。初めて頼んだんですけど、僕としてはやっぱり「こってり」だなと思いましたね。「あっさり」は食べたことないですけど、僕、失敗するのが嫌なんですよ。だって、せっかくおいしい「こってり」があるのに「あっさり」を頼んで、もしそれで間違いだったら、またしばらく食べられない。そのショックを考えると食べる勇気がなくて(笑)。でも、いつも「こってり」を頼むとちょっとだけ胸焼けがするから、一度、「こっさり」にトライしてみようと思ったんですけど、"うわあ、失敗した"と。途中で、もう1杯、「こってり」を頼もうかなとすら思いましたもん(笑)。ここのところ、「こってり」を頼ますにハズレばかり。次は絶対に「こってり」いきます!(笑) 清春くんのライヴへは、前から行きたくて。ソロでしっとりとやるライヴに。なかなかスケジュールが合わなくて、これを逃したらこの先ないかもっていう日程がこの日だったんですけど、ちょうど清春くんの誕生日でした。すごく歌がうまいなって思いましたね。独特な歌唱法だけど、さすがだなと。あと、やっぱり美意識もすごい。いいものを観せてもらいましたね。 |
2017.11. 5(Sun.) | "VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD"@幕張メッセ イベントホール 現段階では出しつくしたかなっていうライヴでしたね。『UNDERWORLD』はちょっとこれまでとは毛色の違うアルバムで、ヘヴィでダークな雰囲気なんだけど、その世界観に沿った完成度の高いエンターテインメントが表現できたんじゃないかな。僕としては大満足です。あのアルバムを視覚化するにあたって、逆にヘヴィなアルバムだからこそ、エンターテインメント性に富んだ演出を織りこんで、ステージを仕上げていくことが楽しかったですね。これまでよりも世界観に力を入れた感じはあるかなと思います。 →11月5日 VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD@幕張メッセ イベントホール |
2017.11. 7(Tue.) | 明治神宮へお祓いに お祓いは、結構行くようになりましたね。今回は自分のためじゃなくて、周りに病気の人が多いから、その人たちのお祓いをしようと思って。行くとちょっとすっきりするんですよ。僕もすっきりしたし、みんなもうれしかったみたいです。 |
2017.12. 1(Fri.) | VAMPS 活動休止を発表 これまで活動してきて、メンバーもスタッフもそれぞれすごく情熱的で、たしかにひとつの方向には向かってるんですけど、お互いの関係性にズレが生じている部分もあって、ここで一旦冷静になったほうがいいなと思ったんですよね。だから、ツアーが終わったあとに話しあって、一度、休憩しましょうと。その方法論しか、僕には見当たらないと思ったので。ここで"解散"ってことにしてしまうと、たぶん10年くらい経たないと再結成できないと思ったから、"休止"ということにしました。それなら数年で再始動できるから。そういう前向きなお話です。 |
2017.12. 6(Wed.) | 映像作品「UNDERWORLD」リリース この映像作品も『UNDERWORLD』のいい部分、個性的な部分が表れた仕上がりになってます。ホラー要素もちょっとあって。このアルバム自体とか、ツアーでやってきたこともシリアスな部分が大きかったので、この映像作品も観る方には新鮮ではないかと。 →12月6日 VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD DVD&Blu-ray 発売日 |
今号のシメのひと言
このLE-CIELが届く頃は"HYDE Christmas Concert 2017-黑ミサ TOKYO-" |