花のOL 20年ぶりの再会  '03.10.25 Eri
※旅行記「福岡」にも書いています(本文は少し変えてあります)
独身時代…

独身時代に、ある会社で営業(事務)の仕事に配属された、同期入社の女の子4人組。
歳も同じであり、すぐに親しくなりました。
入社した時のメンバーは、その年のカラーがあると思うのですが、
私たちは「元気で明るい現代っ子」と言われました。「現代っ子」はもう死語ですか?(笑)
一緒に遊びに行ったり飲みに行ったり、仕事の悩みも話し合ったり、
友達に彼氏ができるとその友達を紹介してもらったり(笑)…
進路の点ではいろいろあって、やや不本意な入社だと思っていましたが、
彼女たちのおかげで、独身時代の楽しい時を過ごすことができました。

4人の中で一番先に結婚したのが私でした(^^ゞ
私が結婚後もしばらくは遊びに来てくれたりして、お付き合いはあったのですが、
それぞれが結婚したり、転勤になったりして、遠く離れて住むようになり、
気が付けばもう何十年も会っていない状態でした。
年賀状だけの付き合いになり、「いつか会いたいね」と決まり文句のように書いていました。
でも、携帯電話のメールアドレスを年賀状に書いたのがキッカケで交流が戻り、
昨年はMちゃんに会うことができ、その時に「今度は同期の4人で再会しようね」と
約束して別れたのですが、それから1年後にこうして実現することができました。

準備編<写真>

ふと、「昔の写真を持って行ったらおもしろいだろうな」と思い、
アルバムを開いたら、台紙に写真を貼り付けて、上からフイルムシートをのせる式でしたが、
台紙に写真が貼り付いてうまく剥がれそうにないので、
アルバムに貼ったままで、何枚かをスキャナーでとって、
A4サイズ用紙2枚に卒業アルバム風に配置して、プリントアウトしてみました。

これがその写真のうちの1枚です。
20代前半、旅行先の旅館の庭で遊んでいるところですが、
なんだか子供っぽいですね(^_^;)
この写真だけじゃなく、とにかく当時の写真は「じゃれてる」感じ。
女の子同士やたらくっついてる写真が多いのです(^_^;)

家族や昔の同級生には「昔とあまり変わらないね」と言われる私なので、
今の会社の友人たち(20代の頃の私を知らない)に見せてみました。
が、その反応には本当にびっくりしました。
「変わらないね!」と言われるものと思っていたのに、
「Eriさんは、どれ?」と言われたので、「え?!」って感じです。
私が昔、今より太っていたことは何度も言ってたつもりです。
でも、顔自体がわからないなんてそんなバカな?と思いましたが、5〜6人全員が同じ反応でした。
「太ってる」「眉がない」「今の方が若い」とまで言われたんですから(苦笑)

テレビで芸能人の昔と今の写真が出て、たまに「今の方が若い」みたいな人がいますが、
まさか、自分がそんなふうに言われるなんて…
喜んでいいのか、悪いのか…
まさか本当に今の方が若いはずはないけど、単純に喜んでおきましょう(笑)
今度、ソフトボールをやってた頃の、筋肉もりもり、ずんぐりむっくりの写真を見せたら、
もっとおもしろい反応かもしれない(笑)
もちろん、今の私が同年代の人より若く見られる・細い、なんて間違った拡大解釈はしていません。
比較する対象は20年前の私自身です(笑)

ちなみに、友達3人は太ったそうです。
「再会までにはダイエットする」と言っていました(^_^;)

新幹線に乗って

10月から、東海道・山陽新幹線「のぞみ」に自由席ができたので、
三重県の友人と京都駅で待ち合わせて、一緒に「のぞみ」で行くことにしました。
京都から博多まで、3時間弱を立って行くのはツライけど、
平日(金曜日)なので座れるだろうと思っていました。
ところが、自由席も、指定席も満席…甘かった…博多まで立って行くのか…
でも、新大阪で多くの人が降りるだろうと予想していました。
ところがそれも外れて(?)、新大阪が近付いても、誰も降りる素振りの人がいません…
それが、新大阪に着いたとたんに、それまでぐっすり眠っていたビジネスマンたちが、
いきなり立ち上がり、ぞろぞろと降りて行くではありませんか!
金曜日の朝9時の新幹線は、東京から来るビジネスマンたちでいっぱいだったのです。
彼らは、慣れているし、荷物も少ないから、降りる駅が近付いても、
荷物棚から荷物を降ろしたり、ソワソワすることもないのです。やっと、座れたヽ(´ー`)ノ

長浜ラーメン

博多に着いたのが、ちょうどお昼頃。
2人で「長浜ラーメン」を食べることにしました。
普通のラーメンは¥450
でも「博多ねぎがたっぷり!“ねぎ・のりラーメン”」¥550を食べることにしました。
運ばれてきたのは、ラーメンの上にねぎのじゅうたんを敷いたような、
ねぎたっぷりのラーメンでした。刻みのりは上に少しだけ乗っていました。
テーブルの上の大きな鉢に入った「高菜めんたい」を、ラーメンの上に、
自由に乗せて食べてもよかったので、やってみましたが、おいしかったです。
麺もスープも高菜めんたいも、とてもおいしかった。
ただ…ねぎが固かったのです。細いねぎなのに、スープに浸かっても、
ちっとも柔らかくならないのには閉口しました。
せっかく頼んだのに、結果的にねぎを残すことになってしまって、
もったいないことをしてしまいました。

再会!!

博多駅の周りをぶらぶらしていたら、とてもいいお天気で、
寒さ対策のために着て行ったbabaシャツがとても暑くなってしまいました(^_^;)
やがて、あとの2人が到着する時間になったので、待ち合わせ場所まで行きました。
いよいよ20年ぶりのご対面〜!!
道路の向こうに見えたとたんにすぐにわかって、そうなると、もう周りが見えない(爆)
4人で、博多駅中央口の前で抱き合って再会を喜びあいました。
たしかに太っているし、シワも刻んでいるけど、
顔や声や雰囲気は全く変わっていないから不思議です。

大濠公園
ゆっくりお茶したり、写真を撮ったりしました。
「元気で明るい現代っ子」と言われた友人たちは、
見事にそのまま「元気で明るいオバちゃん」になっていました(爆)
家族の話をするわけでもなく、いったい何の話をしたのか、
とにかくよく笑いました。
まるで少女のように小さなことでも笑ったような気がします。

夜は、博多の居酒屋へ行って、地元の料理を頂きました。
インターネットで検索して行ったのですが、クーポン券をプリントアウトして持って行くだけで、
全員にワンドリンクサービスしてもらえたのでお得でした。

この居酒屋で、昔の写真を広げました。
みんな、同じような写真を持っているはずですが、こうして一緒に見ると、楽しさも倍増します。
写真には写っていない、誰かがよく着ていた服とかも覚えていたり、
お酒が入ったせいか昔の彼の話になったり(とても書けない話!)、話は尽きませんでした。

展望露天風呂?

アイビーホテル筑紫野に宿泊/博多からJR快速で15分。
4人が1部屋で泊まれて安いところはあまりなくて捜すのに苦労しましたが、
ここは、写真で見るよりは、本物の部屋の方がずっときれいで、みんなに満足してもらえました。
しかも、ほんものの温泉が個室に付いています。
最上階にあるので、窓を開けると展望露天風呂…のはずですが、
近くにもっと高いビルがあるので、展望、というのはちょっと無理でした。
ここでも、持ち込んだチューハイで乾杯して、再会を喜びあいました。

翌日は大宰府天満宮や、光明禅寺に行きました。
光明禅寺がとても良くて、思ってたよりもかなりの長居をしてしまいました。
もう少し先、紅葉の季節ならもっとよかったかもしれません。
近くならもう一度訪れたいところです。

夕方解散のつもりが3時解散になったので、それ以外は観光できなかったのですが、
お土産に辛子明太子などを買って、「来年も会いたいね」と言って別れました。
あっという間の2日間でした。