おはスタ感想ページ

2011/05/20(金)



出演:山寺
おはガール:しおり
スポンサー:canon、ショウワノート、BANDAI
ハム太郎CM回数:4
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 今日も「ハッピーを探せ」から番組開始。今日は最初からハッピーにカメラが寄っている上、ハッピーがキョロキョロ動いた ためすぐ見つける事ができました。

山寺「ハッピーキョロキョロ動きすぎ!!」

と、指を差してハッピーを叱責する山寺。この時の山寺は言葉のわからない鳥さんに対して心底怒っていた事でしょう。 なぜならこの「ハッピーを探せ」は「おはスタ」にチャンネルを切り替えたばかりの頭の悪いガキ視聴者に対して

「あれー?ハッピーどこー?」

とチャンネルを固定して探させる為に存在するからです。 チャンネルを固定、それはすなわち視聴率向上を意味するため、山寺はこのコーナーに必死です。 にも関わらずハッピーはキョロキョロ動いてしまいました。 こうなるとガキ視聴者は「わーい見つけたー」となってチャンネルを変更してしまい、このコーナーの大前提である 「チャンネルの固定(視聴率向上)」が崩壊してしまいます。 だから山寺はなにもわからない鳥さんに対してあんなにも激しく叱責した訳です。

 犬でもエサなしではじっとしている事は難しいです。 まして鳥だとさらに難しい。 このように相手に対して不可能な要求を突きつけ、できなければ叱責するという構造のことを、 一般的にパワーハラスメントと呼びます。 ただ今回の事象は人間相手ではなく、畜生相手です。 パワーハラスメントを畜生相手に別の言葉に言い換えれば、「動物虐待」となります。

 震災以降のスポンサー数の減少を受け、「おはスタ」は視聴率向上に必死です。 しかしこのように動物を虐待して視聴率を稼ぐやり方は、人間として間違っているのではないでしょうか?





 次はビーダマンのコーナー。さあ、今日もマスターホリカワがバカなガキを騙す為に、ニヤニヤしながらやってきましたよ。

マスターホリカワ「今日はコントロールタイプのビーダマンを紹介。これでついにパワー、連射、コントロールの全てのタイプが揃ったー」

 え?昨日3m先のターゲットを倒すというビーダマンのねつ造映像を流していたのですが、あれはどうやらパワーか連射だったようです。 ただビー玉は一発しか発射されなかったので、パワータイプと推測されます。 力押しが売りのビーダマンで、3m先のターゲットを倒すとはなんというコントロール性能! 今日はさらに精密射撃の出来る(と思われる)コントロールタイプを使って、100m先のターゲットを倒すのかと思ったのですが、 話は予想を上回る方向に転がっていきます。

マスターホリカワ「今日はワイドマガジンでカスタマイズして、スーパー連射ターゲットアタックに挑戦しよう!」
山寺「いえーい」

 まさか100mの長距離をさらに連射するのか? 大人の「おはスタ」視聴者の黒い期待は膨らみます。 ここで出てきたのは狭いテーブルに並べられた10個のペラペラのプラスチック板。

マスターホリカワ「10個並べたターゲットに、10連射して全て倒すという大技なんだー」
山寺「ええ〜?」

 大人の「おはスタ」視聴者、爆笑。 コントロールタイプの精密射撃を売りにするはずなのに、マスターホリカワは連射を売りにし始めました。 しかし頭の悪いガキのほとんどは、この「連射」という言葉に食いついたはず。 マスターホリカワはおそらくたいしてコントロール性能のないビーダマンの短所を、「連射」という 全く関係のない性能を持ち出すことにより、ガキどもの目を欺いたのです。

しおり「10個を10連射と言うことは、一発も外さないということですよね?できるんですか?」
マスターホリカワ「まかせてくれしおりちゃん!」
山寺「無理だよ〜」

 ここでコントロール性能もアピールするしおり。しかし目の前の机は大変せまく、パワータイプでも 3m先のターゲットを弾き飛ばすコントロール性能を持つビーダマンにとっては、余裕過ぎます。 しかしそのような理屈はバカなガキには関係ありません。 バカなガキはこの時点で「連射」で頭がいっぱいになり、目の前の机が昨日よりも明らかに 狭くなったことなど完全に忘れているはずです。 その点がバカなガキがバカと呼ばれる理由なのですが、そのバカの習性をうまく利用して ガキを騙した「おはスタ」のやり方は、スポンサー的には大変評価できるやり方だと思います。 BANDAIは大満足でしょう。

 ここで山寺は「四割バッターだっていないんだから」とこの射撃の難しさを煽ります。 これは「10発のうち4発当てることも難しい」という意味でしょう。 しかし、これにも大人の「おはスタ」視聴者はニヤリとしたことでしょう。 なぜなら、ビーダマンの命中率と野球の打率は何ら関連がないからです。 これは逆の立場で考えると、その愚かさがよくわかります。 2010年度、3割1分を打っているイチローに対して「ビーダマンは十割の命中率だぞ」と 語っているのと同じだからです。 ここでも山寺は子供を欺きました。

 この茶番の後、例によって画面は10個横に並んだターゲットのアップに切り替わります。 その奥にはマスターホリカワ。他の出演者は一切画面に出ていません。 ここで他の出演者を画面に登場させると、この録画映像に切り替わったとたん、 出演者がワープするかのごとく移動するように見えてしまうからです。 録画映像の中でビー玉を次々と連射し、一発も外すことなく全てのターゲットを弾く マスターホリカワ。 この映像の裏には、あさっての方向にビー玉が飛んでいってしまう録画映像の 屍が大量にあることでしょう。

(参考:ガキカメ劇場

この茶番映像が流れた後、出演者がおなじみのリアクション。

しおり「すごーい、全部当たったー」
山寺「すげー!!すげー!!」

 この山寺のスポンサーに対する隷属っぷりは、涙が出るくらいの感動です。 その後画面は生放送に戻るのですが、机の上のターゲットを見ると、不自然なぐらい 綺麗に倒れていました。 明らかに先ほどの録画放送での倒れ方と異なっています。 「嘘をつくなら最後まで」という名言が大人の「おはスタ」視聴者の脳裏によぎったことでしょう。

 「しおりのしおり」コーナー中、スタッフが画面を横切るというハプニングが起こりました。 生放送ではよくあるハプニングなのですが、この時の山寺の顔が 「ちっ、なにやってんだよ、このクソADが!!」 という鬼の形相だったことが印象的でした。 山寺は台本大好きの完璧主義者なので、このような些細なハプニングも許さないのでしょう。 番組終了間際にハッピーにエサをやるという企画があったのですが、ハッピーはしおりのエサを 食べたにも関わらず、山寺のエサには見向きもしませんでした。 動物は人間の心の汚さをよく理解しているようでした。



おはガールメープルのミラ☆テクDVDブック


 最後にミラテクコーナーを紹介。ご存じの通り、心理学では女の子が持つ棒(バトン)は男性器を暗喩しています。 今日もしおりは男性器を白くてしなやかな指でくるくると弄びます。

しおり「サムフリップは親指を使って男性器を投げて回すテクニック〜」
しおり「ポイントは、親指を軸に男性器を回転させよー」

 とのこと。(笑) これは熟練のお姉さんでもかなり難しいテクニックだと思うのですが、 15歳中学三年生女子が、いとも簡単に親指で男性器を回して弾いていました。

 しおりの身長が少し伸びたような気がします。 これは我々大人の「おはスタ」視聴者にとって、けしからん事象です。 なぜなら、しおりの身長は伸びても、しおりの衣装は簡単には大きくならないからです。 つまりしおりの身長が1cm伸びれば、相対的にしおりのスカートと上着が1cm短くなる事を 意味します。 これによってラブベリー専属モデルである15歳美少女の小さなおへそや、 スカートの下の布を目にする機会は格段に増えることでしょう。

 ラブベリーといえばかわいいローティーンの女の子達に大人気の雑誌です。 そんな雑誌に登場する15歳少女モデルに丈の短い上着やスカートを着させて へそチラやスカートの下のチラリズムを朝のこども向けテレビ番組が放送することは、 実にけしからん事態と言えるでしょう。




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