おはスタ感想ページ


アイドルDVD

2011/05/26(木)

出演:山寺、べっちゃま、いわーい
おはガール:さき(スマイレージ)
スポンサー:Canon、BANDAI、タカラトミー、SEGA-SAMMY GROUP
ハム太郎CM回数:3
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左上がさき

 「さきの昆虫さんいらっしゃい」のコーナー。黒い大人の「おはスタ」視聴者は待ちに待っていました。 もはや「おはスタ」のメインコーナーと言っても過言ではありません。さあ今日も美少女昆虫地獄が始まります。

山寺「さあ続いてはこのコーナーですよ、がんばれさきー!!」
さき「ハイ・・・。さきの昆虫さんいらっしゃーい」(テンション↓)

このコーナーを簡単に説明すれば、美少女にグロい虫を持たせ、ひんひん泣かせて楽しもうというコーナーです。 「美少女」と「虫」という両極端なコントラストが、大人にはたまらないエロ・グロの魅力を発揮しています。 「触覚モノ」性癖の方には朝から最高のご褒美です。純粋な子供達は目をそらすでしょうが。

べっちゃま「へっへっへっ」

ハゲデブ変態王子のべっちゃま、邪悪でサディスティックな笑みを浮かべます。このコーナーの趣旨をよく理解しているようです。 ここで「テンション上げてこー!」というスタッフの無責任な声援が入りますが、当の本人のさきのテンションは、下がる一方。 うつろな目で「ぱち・・・ぱち・・・」と拍手するのみ。

山寺「さあ、このコーナーはちょっとだけ昆虫が苦手なさきがね」
さき「もうやだー!」
山寺「実際に昆虫と触れ合いながらその生態をレポートすると。そういうコーナーでございます。」
変態王子「楽しいコーナーだ!」(大人が)

うつろな目でオドオドするさき。これから始まる地獄に完全に恐怖しています。 一方山寺のナレーションは冷静です。冷徹といっても良いでしょう。 恐怖に震える美少女と、非情で冷徹なナレーション。黒い期待は膨らむ一方です。

山寺「それではさき、今日の昆虫は何ですか?」
さき「ハイ、えっと」

しぶしぶと立ち上がり、虫が入ったケースの箱に手をかけるさき。 ケースの中身を見ないよう、後ろに顔を背けながら箱を持ち上げます。

さき「ジャン」

ここで今まで箱で隠れていたグロい虫が登場。 さきは箱を持ったまま後ろに逃げ出します。

さき「カブトムシの幼虫です。」


カブトムシの幼虫

これにはいわーいも思わず「うわぁ・・・」という声を上げます。 箱の後ろに隠れながら、さきは懸命に説明を続けます。

さき「えっと、顔には直角があって、足が六本付いていまーす」

少女にグロい虫の様子を報告させる「おはスタ」。 変態が少女にいたずらする時に自分のモノはどうなっているのか被害者に報告させるとの 似ています。

山寺「あ、ついてるの?」

山寺、ふーん、みたいな素っ気ない反応。 混乱して触覚と直角を間違えるさきとは正反対の冷徹な対応です。 ナチスの非人道的所行を見てもわかる通り、いじめる側は冷徹であるほど、より残酷になれます。 一方さきは山寺を無視して説明を続けます。

さき「ハイ、気門っていうてんてんがありますので・・・ハイ・・・ということで、(虫を)おうちに入れてあげまーす。」

山寺「しっかり、しっかり見せないとね。」
変態王子「ちゃんと・・・ちゃんとしないと」
いわーい「ちゃんとしてー」

脂ぎって歪んだ男達が、怯える美少女に「ちゃんと虫を掴んでしっかりカメラに見せろ」と焚きつけます。

さき「おうちに・・・おうちに入れてあげられないって、コレ!!」

箱に身を隠しながらそろりそろりとカブトムシの幼虫に近づくさき。 スタッフからは「がんばれーがんばれー」の声援。 明らかにスタッフは確信犯です。 これらのスタッフは、このコーナーが「さきが虫の報告をするコーナー」でなく「さきが虫に挑戦するコーナー」に 代わっていることを100%理解しているのでしょう。

さき「だってさー、ねえ、だってさー」

ここでさきはキョロキョロして自分を助けてくれる大人を捜します。 しかし、周りの大人は誰もさきを助けてはくれません。ニヤニヤしながら好奇の目でさきを取り巻くだけです。

山寺「何ですか?」
さき「だってさー、今コレ、ピンクにめっちゃ動いてるもん!」
変態王子「ピンクにめっちゃ動いてる?」
山寺「いや、生きてるからね」

なぜかピンクという言葉に反応する変態王子。 あくまで冷静な山寺。ここでスタッフから「やれ」の指示があったのか、右手の人差し指ですこしずつ触ろうとするさき。

さき「無理無理無理無理!」
山寺「隣(おうち)に行きたいよ−、行きたいよーって(カブトムシの幼虫が)言ってる」

山寺、喋るはずもない幼虫の言葉を勝手に代弁。少女にいたずらする変質者のようです。

さき「やだー!!」
いわーい「触って、触って」
山寺「みんなが大好きなカブトムシだからね」
スタッフ「(幼虫が)かわいい」

さあ変質者達の少女への欲求がストレートになってきましたよ?(笑)

さき「カワイイとか関係ないっ!」

意を決してカブトムシの幼虫に指で砂をかけるさき。

さき「いやー!!」

明らかにカブトムシの幼虫には触っていなかったのですが、もうそれだけで逃げ出すさき。

さき「無理だって。触った、触った。」
山寺「(カブトムシの幼虫をおうちに)移さないとね」
変態王子「移さないと・・・(何やってんだ)」

さきの行為に満足できない変質者達。当然でしょう。この男達にとっては、まだまだ泣かせ足りないのです。

さき「触った、触ったよー! ホラホラホラ!」

さきはカブトムシの幼虫に指を近づけてアピールしますが、あくまで触ってはいません。 ここで王子、自分の少女への歪んだ欲求にガマンできなくなって動きます。

変態王子「何やってんの、何やってんの、違うって、かわいいじゃん、ほら・・・」

純粋なさきは、このギトギトした王子が自分を助けに来てくれたと勘違いしたようです。 「ホラホラホラー」「ホラ早く、持って持って持って」と、王子に虫を持つよう促します。

変態王子「ほら見てー。ちゃんと触覚がねー。あるんだよー。」

王子、虫を掴んでカメラに一応見せます。さきはほっとした事でしょう。 しかしここでもう一人の変質者が、計っていたかのように王子をフォローします。

山寺「べっちゃまがやっても。さきがやらないと。」(変質者的におもしろくない)

ニヤリとする王子。カブトムシの幼虫を持ってさきに近づきます。

変態王子「触わんないとー」
さき「ヤダヤダヤダヤダー!」

汚い変質者に騙され、グロい幼虫を持って来られたさきは箱で王子をブロックします。 しかしハゲデブ変態王子はそんな少女のかわいくも精一杯の抵抗をあっさりと はねのけます。 王子は、さきの身を守る唯一の防具であった箱を剥ぎ取ってしまいました。

さき「ギャー!!」

箱を失ったさきは、両手で顔を覆ってしまいました。

変態王子「かわいいって、ほら」

グロいモノを持って、角で泣いている美少女にじりじりと近づく変質者。

さき「ギャー!!」

変態王子「触わんないと」

さき「ギャー!!」

変態王子「違う違う、ほら」

さき「ギャー!!」

ここでCM・・・。 この王子の変態行為は実にけしからん行為です。 黒い大人の「おはスタ」視聴者の、14歳少女に対する狂った願望が具現化されてしまいました。 まあ「おはスタ」的にもこれで視聴率が取れるので、なんら問題はないでしょう。

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