おはスタ感想ページ
2011/06/17(金)
出演:山寺、ベッカム、ベイブレーダーDJ、ベイブレーダーケン
おはガール:しおり
スポンサー:タカラトミー、BANDAI、任天堂、KONAMI、爆丸
ハム太郎CM回数:2
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山寺の危険運転について:こちら。
ベイブレーダーDJ&ベイブレーダーケン「この後はベイブレード最新情報だベイ!」
さあ今日もやってきました、インチキ勝負で子供達を騙すベイブレーダーDJ!
そしてベイブレーダーDJの詐欺をお手伝い!かませ犬ことベイブレーダーケン!
青シャツ、赤シャツの八百長コンビが最強のウザさを発揮しながら今日も登場。
この時点で良識ある人はチャンネルを変えたことでしょう。
むろん大人の「おはスタ」視聴者は、この八百長コンビがどんなインチキでガキを
騙すのか楽しみで仕方がないので、しっかりとチャンネルはそのままです。
今日は相棒といっしょに子供を騙すベイ!
こんにちは。かませ犬です。
余談ですが「ちびまる子ちゃん」の歌に出てくる「インチキおじさん」とは、
小学校の校門前で頭の悪いガキ相手にインチキ商品を売りつけるテキ屋のことらしいです。
大人の「おはスタ」視聴者にとっては懐かしい話ですね。
ちなみに最近のインチキおじさんは学校ではなく、朝の子供番組に出没してインチキ商品を
売りつけるようですね。インチキおじさんもハイビジョンの時代ですよ。
感慨深いですね。(何が?(笑))
インチキおじさん登場〜
余談ついでにもう一つ。「おはスタ」中に流れているCMには次のような注釈があります。
「遊ぶ時はオーバーフェンスを使用して下さい。」
オーバーフェンスとは、遊戯中に飛び出したベイブレードが人に当たらないようにする為の
道具です。
ベイブレードは、この安全器具によって子供達を危険から守っていると思うのですが、「おはスタ」では
そのような安全管理をまるで無視しています。
かなり以前に金網製のフェンスが登場したような記憶はあるのですが、それ以降は安全の為に
必須ともいえるフェンスを使用せずに遊んでいます。
これはスポンサーの意に反した危険な遊技方法を子供達に推奨していると捉えることができます。
もし安全器具なしでベイブレードを遊んだ子供が失明等の大けがを負った場合、
「おはスタ」はその責任を免れることは難しいでしょう。
仮に訴訟等の争いにならなくても、子供が危険にさらされる遊技方法を番組で推奨することは、
子供番組のモラルに大きく反しているのではないでしょうか?
まあ「おはスタ」の哲学の一つには「金は全てに優先する」というのがあるので、子供の命より
金の方が重要だということでしょうね。
オーバーフェンス
ベイブレードCM(「オーバーフェンス〜」の表記は3秒目付近)
本日のバトルで使用するベイブレードは、ベイブレーダーDJがサイズクロノスT125EDS、ベイブレーダーケンがバサルトホロギウム230WD。
ベイブレーダーケン「こいつは今、みんな大会でめっちゃくちゃ使っているスゴイ人気があって、めっちゃくちゃ実力も高いベイなんだよ!」
バサルトホロギウム230WDは大会で一番人気、かつ強いベイブレードだと「めっちゃくちゃ」不自然に強調するベイブレーダーケン。
「おはスタ」でなにか不自然な事象が起こった場合、トラブルでなければ金が絡んだ宣伝の前フリと捉えてほぼ間違いありません。
ベイブレーダーDJ「そこで今日はバサルトホロギウム230WDに絶対勝つ改造方法を教えちゃいますよ」
しおり「どっちが勝つのか楽しみ〜」
そもそも改造なんかしなくても新製品は必ず勝つのに、わざわざ「絶対勝つ」と宣言するベイブレーダーDJ。
「絶対勝つなら勝負しなくてもいいだろ!」と誰もがテレビにツッコミを入れた事でしょう。
「どっちが勝つのか楽しみ〜」などと言わされたしおりもかわいそう。
そんなシラケムードの中、ベイバトル開始。もちろんバトル中の映像は事前に録画したインチキ映像で、
あらかじめ勝負の決まっているヤラセです。そんな八百長映像に合わせて「いなしてますよーいなしてますよー」
「がんばれ」などと応援する出演者達。
この出演者達は、ベイブレードなど一つも回っていない、空っぽのスタジアムに向かって応援を続けているのでしょう。
そう考えるとシラケムードも少しは楽しくなってきました。
勝負はサイズクロノスT125EDSの勝ち。ベイブレーダーDJが事前申告したように、新製品は絶対に負けません。
おまけにとどめの一言。
ベイブレーダーDJ「サイズクロノスT125EDSを手に入れて、週末行われる公式大会に参加してみよう!」
ここで先ほどのベイブレーダーケンの前フリが生きてきます。要するに大会ではみんなバサルトホロギウム230WDを
使っているが、サイズクロノスT125EDSを「買って」使用すれば大会に絶対に勝てる・・・と。
もちろんサイズクロノスT125EDSでバサルトホロギウム230WDに絶対勝てるということはあり得ません。
もし本当に絶対勝てるのならば、「おはスタ」はインチキな八百長映像なんか使わないはずです。
「絶対勝てる」と主張しながら、映像では「絶対勝てるとは言えない」と証明している「おはスタ」。
一体何がやりたいのか理解に苦しみます。
番組最後のプレゼントは「ビッグバンペガシスF:D」。先ほどベイブレーダーDJがサイズクロノスT125EDSを
「最強(のベイブレード)にも勝てちゃうよ!」と紹介したばかりだというのに、こんな弱くて勝てないベイブレードなど
欲しい人がいるのでしょうか?
ミラテクのコーナー。バトンを放り投げ、一回転するしおり。
この時のカメラは下からしおりを煽って放り投げたバトンの高さを強調していたのですが、
大人の「おはスタ」視聴者はバトンの行方なんか一切注目せずにしおりのスカートに大注目。
このスカートが回転するしおりに合わせてひるがえり、しおりのパンツをバッチリと
拝むことが出来ました。
ベイブレーダーを見てチャンネルを変えていた視聴者も、これで戻って来た事でしょう。
ハッピーが久しぶりに登場。実はちょくちょく番組に出てはいたのですが、すっかり背景に紛れ込んでおり、
リアル「ハッピーを探せ」状態でした。昨日の「おはスタ」にも出ていましたが、見つけられた人はいたのでしょうか?
ハッピーはもう用済みで死んだと思っていた視聴者もいるかもしれませんね。
この後、ハッピーはスタッフがおいしく頂きました。
「おはスタ」には「登場中」という言葉が頻繁に出てきます。今日も図鑑の宣伝で出てきましたね。
しかし、この「登場中」という言葉は日本語として間違っています。「登場」という言葉を三省堂現代国語辞典で調べると
次のように記載されています。
登場
1:舞台などのある場面にあらわれること。
2:世間に、新しくあらわれること。
またgoo辞書では次のように記載されています。
新しい人物・製品などが世間に現れ出ること。「新型車の―」
要するに「登場」とは新しく現れた瞬間を表現する言葉であって、その瞬間を過ぎれば「登場」とは
言えません。
それはgoo辞書の用例に当てはめればすぐに判ります。
「新型車の登場中」
これが日本語として奇妙なことは明確です。
これだと新型車が登場している途中の状態を表す日本語になってしまいます。
新型車が売っているのか売っていないのかハッキリしません。
動詞の目的語を「おはスタ」でよく見かけるフレーズに変化させても奇妙なことには変わりません。
「新型車は登場中」
この場合の正しい日本語は「販売中」ではないでしょうか?
「新型車は販売中」
この日本語ならば新型車が売りに出されている事が明確で、他の意味に間違えようがありません。
「おはスタ」はなぜこのような誤った日本語を使用するのでしょうか?
もしかると「販売」という言葉に抵抗があるのでしょうか?
ヤラセ映像で散々子供達を騙しているのに、「販売」という言葉を使用することに抵抗があるという、
「おはスタ」の倫理観は、常人には理解できないもがありますよね。
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