おはスタ感想ページ

2011/07/01(金)

出演:山寺、キバ、アニー
おはガール:さき(スマイレージ)
スポンサー:任天堂、タカラトミー、ハリーポッターと死の秘宝Part2、KONAMI、バンダイナムコゲームス、ヤマザキパン
ハム太郎CM回数:0
ドラゼミCM回数:1
おはガールくらぶ:こちら
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スタッフブログ:

 ついにハッピーが処分される日がやってきました。 「オウムが「Oha」って喋ればバカなクソガキ共は画面に釘付けだぜ!」 とのまるで後先考えない理由で「おはスタ」に導入されたハッピー。 名前まで公募したにも関わらず、導入以来約四ヶ月間、この鳥畜生は一言も喋りませんでした。


ぼー・・・

 あまりにも使えないこの鳥畜生をなんとか活用しようと、一時は「ハッピーを探せ」なる コーナーも作りました。 このコーナーは、画面のどこかにいるハッピーを視聴者が探すという「ウォーリーを探せ」 みたいなコーナーです。 ろくに動きもしない鳥畜生の習性を逆に利用したコーナーでした。 ところがこのコーナーを始めたとたん、鳥畜生はキョロキョロと頭を振ったり、 動いたりして、コーナーの趣旨を根本からぶち壊してしまいました。

 これに逆上したのが山寺です。台本がなければ何も出来ない山寺は、台本通りに進まないあらゆる事象を 徹底的に排除しようと行動します。 台本通りに喋らず、かといって台本通りにじっとしていることも出来ない鳥畜生に対して、 山寺の怒りが爆発します。 喋らないハッピーに対しては「Ohaと言え!」と強要し、キョロキョロ動くハッピーに対しては「動きすぎ!」 と、激しく叱責(しっせき)します。


ハッピーに怒り大爆発の山寺

 物言えぬ動物に対する山寺の一連の恫喝(どうかつ)は、視聴者の反感を買いました。 山寺の行動は、子供達からはいじめに見え、大人達からは動物虐待に見えたのです。 弱い者や動物へのいじめの助長は、子供番組ではあってはならない事です。 「おはスタ」もその空気を察知してか、山寺をハッピーから遠ざけ、 ハッピーの出番そのものも徐々に減らしていきます。

 やがてハッピーはみんなからシカトされるようになります。 この頃から「ハッピーを探せ」のコーナーはなくなりました。 冒頭に行われる出演者の「おーはー」というあいさつからも外されます。 番組そのものに最初から最後まで一度も姿を見せないこともしばしばありました。 たまに画面に登場しても、誰からも相手にされず、ただいるだけの空気みたいな存在です。 背景に完全に同化してしまい、「リアルハッピーを探せ」状態でした。 視聴者の多くは、ハッピーは死んだ、もしくはクビになったと思いました。


この後、ハッピーはスタッフがおいしく頂きました。

 ところがどっこい、ハッピーは生きていました。 「おはスタ」はハッピーと山寺を絡ませることは止めさせて、おはガールと絡ませることにします。 これは成功しました。 ハッピーはしょせん鳥頭のバカな畜生なのですが、何もさせなければただのかわいい動物です。 おはガールと同じ画面に入って、おはガールのかわいさを引き立てることが出来ました。 これでようやくハッピーの存在意義が確立されたのでした。

 その矢先の今回の処分。WHFでどのような舞台が繰り広げられるかはわかりませんが、 その舞台上で処分される可能性は十分にあります。 もちろん処分される時はそれなりの理由をこじつけるでしょう。 (「ハッピーは自由に向かって羽ばたいていった」とか。羽は切られてますが。)


切り取られたハッピーの羽(実際はバレないよう、羽の真ん中を切り取っている)

 今回のような事態を招いた責任は「おはスタ」にあります。 人間の勝手な都合で導入し、人間の勝手な都合を強要し、人間の勝手な都合で処分する。 子供達に動物虐待を教唆(きょうさ)した罪は大変重いと考えます。 7/4(月)、果たしてハッピーは「おはスタ」に出演しているのでしょうか? それともハッピーがいた止まり木だけが寂しく画面に映されるのでしょうか?


さよなら、ハッピー・・・

まあ、大人の「おはスタ」視聴者としては、「おはスタ645」の予告で映された委員長のパンチラが 気になるので、どちらでも良いのですが。(笑)


 オープニング。さきの七夕のお願いは「「昆虫さんいらっしゃい」のコーナーが早く終わること」でした。 もちろん終わりません。「おはスタ」人気No.1のコーナーを、終わらせるわけがありません。

 またオープニングでは、セットに作られた七夕の笹飾りを山寺が紹介していました。「どうですか?」と視聴者に問いかけていましたが、 視聴者の回答は「枯れてるだろ」でした。 笹を飾る時はバケツに水を張って、そこに差しておきます。水がないとすぐにあのように枯れます。 これは「おはスタ」のニセモノ指向を顕著に表した例ですね。 本質を考えずに、見た目だけ似せて作るので、あのように無様な失敗を犯すわけです。

 ハム太郎のCM回数がついに0回になりました。 これは恐らく震災後初でしょう。 そのかわりドラゼミのCMが入ったり、番組最後の提供クレジット後のCMがなくなったり、じーさんのアニメが続いていたり しているので、「おはスタ」のスポンサーが増えたと言って良いかは微妙ですが・・・。 CM繋がりでいえば、ヤマザキパンの小春のCMも久しぶりに見たような気がします。 「おはスタ」は震災の影響から徐々に回復しているのかも知れませんね。


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